柳澤田実

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柳澤 田実
(やなぎさわ たみ)
生誕 1973年
地域 日本哲学者
研究分野 宗教学キリスト教思想
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柳澤 田実(やなぎさわ たみ、1973年 – )は、日本哲学者宗教学キリスト教思想)。学位博士(学術)東京大学2006年)。関西学院大学神学部准教授

経歴[編集]

1973年生まれ。1996年慶應義塾大学の文学部哲学科を卒業。

東京大学大学院に進み、総合文化研究科超域文化科学専攻にて比較文化を学び、1999年修士号を取得し、2006年には博士号を取得した。

大学院を修了後、南山大学人文学部キリスト教学科講師、准教授、2013年関西学院大学神学部准教授。

研究[編集]

専門分野は宗教学であり、キリスト教思想を中心に研究している。具体的には、福音書教父哲学などの各種文献について、生態心理学の技法を応用した解釈を行っており、これにより「従来の伝統解釈においては軽視されてきた、イエスの実践における行為や環境との関わりを明らかにする」としている。

略歴[編集]

家族[編集]

父の柳澤伯夫は元政治家であり、国土庁長官金融再生担当大臣金融再生委員会委員長金融担当大臣厚生労働大臣などを歴任した。母の柳澤紀子版画家であり、武蔵野美術大学造形学部教授を務めている。

著作[編集]

編纂[編集]

  • 天内大樹ほか著、柳澤田実編『ディスポジション――配置としての世界――哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』現代企画室、2008年ISBN 9784773808063

脚注[編集]

関連人物[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]