柳亭市馬 (4代目)

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4代目 柳亭りゅうてい 市馬いちば
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柳亭市馬定紋「丸に花菱」
本名 右藤うとう 泰幸やすゆき
生年月日 (1961-12-06) 1961年12月6日(58歳)
出身地 日本の旗 日本大分県豊後大野市
師匠 5代目柳家小さん
弟子 6代目玉屋柳勢
柳亭市江
柳亭市弥
柳亭市童
柳亭市寿
柳亭市若
柳亭市次郎
柳亭市坊
柳亭市松
柳亭市遼
名跡 1. 柳家小幸
(1980年 - 1984年)
2. 柳家さん好
(1984年 - 1993年)
3. 4代目柳亭市馬
(1993年 - )
出囃子 吾妻八景
活動期間 1980年 -
活動内容 古典落語
所属 落語協会
公式サイト 柳亭市馬公式ホームページ
受賞歴
若手落語家奨励賞(1991年・1993年)
国立演芸場花形演芸大賞(1995年)
備考
落語協会理事(2010年)
落語協会副会長(2011年 - 2014年)
落語協会会長(2014年 - )

4代目 柳亭 市馬(りゅうてい いちば、1961年昭和36年)12月6日 - )は、落語協会所属の落語家、同協会会長(2014年 - )。

人物[編集]

大分県豊後大野市緒方町出身。本名は右藤泰幸(うとうやすゆき)。出囃子は「吾妻八景」。紋は「丸に花菱」[1]

初の高座は、1981年(昭和56年)4月1日池袋演芸場において。演じた演目は「道灌」であった[1]

その後、柳派の正統派落語保守本流として確固たる地位を築いた。仲間内では(落語関連の)雑学王と呼ばれるほど、ネタに関する由来やこぼれ話等を知っている。

趣味は、流行歌を聴き、歌うこと、芝居とくに歌舞伎見物[1]

また、美声の持ち主で、プロの歌手でもある(社団法人日本歌手協会会員)。音曲ネタ(「掛取万歳」など)を得意とし、相撲甚句などを披露する。

2010年12月、落語協会理事会にて2011年からの副会長就任が決まり、兄弟子である柳家小三治が会長として率いる落語協会を幹部として支えていくことになった。副会長就任決定の時点で49歳というのは歴代の副会長を見渡しても異例の若さであり、人事と香盤は直接連動しないにせよ大抜擢として話題となった。

2014年6月には柳家小三治の後任として落語協会会長を引き継いだ[2]。52歳での会長就任は落語協会発足後最年少である[2]

略歴[編集]

エピソード[編集]

師匠の小さん同様、若い頃から剣道をたしなんでいる。これに絡み、「剣道をやっていたから弟子になれた」「師匠が『稽古をつけるぞ』と言ったので(落語の稽古だと思い込み)浴衣を着て稽古場で待っていると、師匠が剣道の胴着を着て現れた」というネタがある。

2013年(平成25年)に放送された「人生、成り行き 天才落語家・立川談志 ここにあり」で、実の師である柳家小さんを演じている。これは談志の愛弟子である立川志らくの「落語家は落語家が演じるのがよい。演技力ではなく、心意気で演じることができる」というアイデアによるもの。若かりし頃の談志(小出恵介)を戒める役柄は、志らくの周囲の落語家では一番評判がよかったという。

同じ柳派一門の柳家喬太郎とは仲がよく、落語会でもしばしば二人会を開いており、テレビでの共演もある[注釈 2]。 また、弟弟子で小さんの孫である柳家花緑とは自身が小幸として前座修行をしていた頃からの付き合いで、忘れ物の多かった小学生時代の花緑の荷物を届けにしばしば学校まで足を運んだという逸話がある。[3]

受賞[編集]

  • 平成3年度 にっかん飛切落語会(日刊スポーツ新聞社主催) 「若手落語家奨励賞」受賞 
  • 平成5年度 にっかん飛切落語会(日刊スポーツ新聞社主催) 「若手落語家奨励賞」受賞
  • 平成7年度 国立演芸場花形演芸大賞

おもな持ちネタ[編集]

著書[編集]

  • 『柳亭市馬の懐メロ人生50年』(白夜書房)

CD[編集]

  • 柳亭市馬落語集【其ノ一】WZCR-02001(ワザオギ
    1. 転宅」(20'49)2003.8.8 国立演芸場
    2. らくだ」(52'43)2003.8.8 お江戸日本橋亭
  • 柳亭市馬落語集【其ノ二】WZCR-02002(ワザオギ)
    1. 付き馬」(46'27)2004.10.18 お江戸日本橋亭
    2. 花筏」(23'46)2004.3.11 名古屋・大須演芸場
  • 柳亭市馬落語集【其ノ三】WZCR-02003(ワザオギ)
    1. 厄払い」2006.1.14 座間市・ハーモニーホール座間小ホール
    2. 掛取萬歳」2006.1.14 座間市・ハーモニーホール座間小ホール
  • 柳亭市馬落語集【其ノ四】WZCR-02004(ワザオギ)
    1. 味噌蔵
    2. 芋俵
    3. 「おまけトラック〜「師匠・五代目小さんの思い出」(インタビュー)」

出演作品[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

  • 金曜バラエティー」(NHK
  • プレミアムドラマ 人生、成り行き 天才落語家・立川談志 ここにあり(2013年8月11日・8月18日、NHK BSプレミアム) 柳家小さん役
  • 相棒」 season16 第14話 (2018年1月31日、テレビ朝日

ウェブテレビ[編集]

弟子[編集]

真打
二ツ目
前座
見習い
  • 柳亭市遼
廃業
  • 柳亭市丸

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 日本歌手協会会員
  2. ^ 喬太郎は「市馬兄さん」と呼ぶことが多い。市馬は喬太郎を「小原(こはら)の旦那」と呼ぶことがある。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 落語協会 プロフィールページ「柳亭市馬」
  2. ^ a b 柳亭市馬 最年少52歳落語協会会長に 副会長に正蔵 スポーツニッポン 2014年6月26日閲覧
  3. ^ 柳家花緑『僕が手にいれた発達障害という止まり木』幻冬舎、2020年4月、ISBN 9784344035911 p.77-78
  4. ^ 柳亭市馬、笑福亭仁智ら総勢12名が出演する夢の寄席が実現!『第二回ABEMA寄席』生放送決定” (日本語). ABEMA TIMES (2020年5月20日). 2020年5月23日閲覧。

外部リンク[編集]