松村孫兵衛
松村 孫兵衛（まつむら まごべえ、前名・峰太郎[1][2]、1868年5月1日（慶応4年4月9日）[1] - 没年不明）は、日本の地主[1]、商人（伊勢屋、質商）[3][4][5]、政治家（東京府北豊島郡板橋町長[6]、板橋町会議員[7]）、会社役員。
人物[編集]
板橋町生まれ[7]。先代・孫兵衛の長男[1][3]。1904年、家督を相続し、前名・峰太郎を改め襲名した[1]。旅館「伊勢孫」を経営したが後に廃業した[7]。地主で[1]、「伊勢屋」と称し[3]、質業を営んだ[8][9]。
また町長、郡会議員、町会議員、各種委員、板橋郵便局長[7]、板橋自動車、中央土地建物、日本元素鋼鐡各取締役[2][3]、中央土地建物監査役などをつとめた[10]。
孫兵衛について『帝国信用録 第25版 昭和7年』には「職業・質貸地家会社役員、開業年月・明治40年」とある[11]。人格、徳望が一世に高く同町の花井源兵衛と併称された[7]。住所は東京府北豊島郡板橋町大字下板橋[4][7][8]、板橋区板橋[5]。
家族・親族[編集]
- 松村家
- 父・孫兵衛[1][3][12]
- 妹[3]
- 三男・万三郎[1]（1903年 - ?、地主[5]、伊勢屋質業[10]、松村機械製作所社長[13]）
- 四男・松四郎[13]（1905年 - ?、家主[4]、地主[5]、伊勢屋質業[10]） - 1938年、松村機械製作所創立、代表に就任[13]。宗教は真宗[13]。趣味は写真[13]。
- 娘[1]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第10版 下』マ127頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年2月17日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第8版』マ121頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第9版』マ120頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年2月17日閲覧。
- ^ a b c 『日本紳士録 第35版』東京マ之部714頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年2月17日閲覧。
- ^ a b c d 『日本紳士録 第37版』東京マ之部688頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年2月18日閲覧。
- ^ 『北豊島郡誌』157頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e f 『東京府市名誉録』補遺之部（板橋）23頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年3月13日閲覧。
- ^ a b 『日本紳士録 第33版』東京マの部751頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年5月4日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第18版』東京ま之部501頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年3月13日閲覧。
- ^ a b c 『日本紳士録 第31版』東京マ之部818頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年3月13日閲覧。
- ^ 『帝国信用録 第25版 昭和7年』東京府（マ）337頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年4月8日閲覧。
- ^ 『大日本紳士鑑』東京府北豊島郡164頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『大衆人事録 第14版 東京篇』東京932頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年5月4日閲覧。
参考文献[編集]
- 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
- 交詢社編『日本紳士録 第18版』交詢社、1913年。
- 北豊島郡農会編『北豊島郡誌』北豊島郡農会、1918年。
- 篠田皇民『東京府市名誉録』東京人事調査所、1925年。
- 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 交詢社編『日本紳士録 第33版』交詢社、1929年。
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 交詢社編『日本紳士録 第35版』交詢社、1931年。
- 帝国興信所編『帝国信用録 第25版 昭和7年』帝国興信所、1932年。
- 交詢社編『日本紳士録 第37版』交詢社、1933年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 下』人事興信所、1934年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年。
 | この項目は、日本の政治家に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:政治学/PJ政治）。 |