松本耿郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松本 耿郎(まつもと あきろう、1944年 - )は、日本のイスラーム学者。

早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究課博士課程満期退学。1972年マシュハド・フェルドゥスィー大学(英語版)神学部客員研究員、その後は1981年同大学教授、准教授を歴任する。1991年に国際大学中東研究所所長に就任、その後は英国ダーラム大学と米国ヴァージニア大学で客員教授として教鞭を執る。1995年から 英知大学(聖トマス大学)教授、図書館長を歴任した[1][2]

著書[編集]

  • 『現代12イマーム・シーア派の思想・制度の総合的研究 ー原典研究を中心として』(国際大学国際関係学研究科、1991年)
  • 『イスラーム政治神学ーワラーヤとウィラーヤ』(未來社、1993年)
  • 『ペルシャ存在一性論集』(ビブリオ書店、2002年)
  • 『馬徳新哲学研究序説』(駱駝舎、2014年)

共編著[編集]

  • 『ジャーミー「閃光」Lawāʾihについての基礎的研究』(英知大学松本耿郎研究室、1993年)

翻訳[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ <知の先達たちに聞く(7): 松本耿郎先生をお迎えして>松本耿郎先生: 略歴. 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター. (2014-3-14) 
  2. ^ ナクバの日記念講演 - 講師 松本耿郎 聖トマス大学名誉教授”. 2018年6月30日閲覧。