東芝ブレイブルーパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
東芝ブレイブルーパス
原語表記 東芝ブレイブルーパス
クラブカラー  
愛称 ブレイブルーパス
創設年 1948年
代表者 岡田浩樹
監督 トッド・ブラックアダー(ヘッドコーチ)
所属リーグ トップリーグ
チームカラー
セカンドカラー
公式サイト
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm
テンプレートを表示
本拠地である東芝府中事業所(写真は南門)

東芝ブレイブルーパス(とうしばブレイブルーパス、: TOSHIBA Brave Lupus)は、ジャパンラグビートップリーグに加盟するラグビーチームである。

概要[編集]

以前は「東芝府中」の名称で知られていた。パナソニック(旧・東京三洋/三洋電機)、リコーなどと共に、トップリーグ開幕以前から活躍している関東の名門チーム。激しくタフなチーム練習をすることで知られ、その激しさから選手やチーム関係者らは「親に見せられない練習」と称している。チームカラーは赤で、セカンドジャージは青を基調としている[注 1]。練習場は東京都府中市東芝府中事業所敷地内グラウンド。

トップリーグ優勝回数は5回で、サントリーと並び最多(2020年現在)。

歴史[編集]

1948年、東芝府中工場のラグビー部(呼称は東芝府中)として創部。2003年のトップリーグ開幕と同時に東芝府中ブレイブルーパスとなり、2006年から現在の東芝ブレイブルーパス[注 2]。「ルーパス (lupus)」とは、ギリシャ語で狼座。狼の様に組織的な群れをなし、相手が戦意喪失するような緻密且つ野性味あふれる追い込みと、勇猛果敢な(brave=ブレイブ)プレーを身上とする意味を込めて付けられた。

1960年に発足した関東社会人リーグの1部リーグに初年度から参加[1]。1962年から1968年までの7シーズンは2部で過ごしたが、その後は1部に定着している。1988年に発足した東日本社会人リーグ、2003年に発足したトップリーグにも、ともに初年度から参加している。

全国社会人大会には1976年度に初出場。以降、最後の大会となる2002年度までの間に、歴代10位となる26回出場した。優勝3回(歴代6位タイ)、準優勝5回(歴代4位)、通算85試合(歴代6位)、通算60勝(歴代5位タイ)という記録を残している。

1983年に関東社会人リーグで初優勝を飾った。同年度の全国社会人大会では初めて決勝進出を果たすが、当時5連覇中の新日鉄釜石に敗れた。1987年度の全国社会人大会で初優勝を果たしたが、日本選手権で学生王者の早稲田大学に敗れて金星を献上する格好となった[注 3]

1990年代に薫田真広梶原宏之村田亙松田努などの日本代表選手が所属し戦力が充実、当時連覇を続けていた神戸製鋼とも接戦を演じ、1992年度と1994年度の全国社会人大会では準優勝の成績を残した。1994年に就任した向井昭吾監督のもと「PからGO」を合言葉に1996年度と1997年度の全国社会人大会を連覇、1996年度からは日本選手権3連覇を達成した。

2003年度に開幕したジャパンラグビートップリーグでは、薫田真広監督のもと、2004年度から2006年度まで3連覇を達成。2005年度はマイクロソフトカップ、日本選手権でも優勝し三冠を達成した。2009年度までに5回のリーグ優勝を数え、カップ戦(2004年度、2005年度)や日本選手権(2005年度、2006年度)でも連覇を達成するなど、トップリーグの草創期に君臨した。2006年度に始まったプレーオフトーナメントには、2015年度まで10シーズン連続で出場した。

2019年シーズンからトッド・ブラックアダーがヘッドコーチに就任。

2021年、サントリーサンゴリアスと共に府中市調布市三鷹市との連携協定締結[2]

タイトル[編集]

全国大会

最上位リーグ

カップ戦

7人制大会

成績[編集]

リーグ戦戦績[編集]

トップリーグ創設以降[編集]

シーズン 所属リーグ Div. 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 勝点 結果 カップ戦 日本選手権
2003-2004 トップリーグ 1部 2位 11 8 1 2 503 283 220 44 リーグ戦:2位 マイクロソフトカップ:準優勝 優勝
2004-2005 トップリーグ 1部 優勝 11 10 0 1 463 166 297 50 リーグ戦:1位 マイクロソフトカップ:優勝 ベスト4
2005-2006 トップリーグ 1部 優勝 11 9 0 2 406 193 213 46 リーグ戦:1位 マイクロソフトカップ:優勝 優勝[注 10]
2006-2007 トップリーグ 1部 優勝 13 12 0 1 502 234 268 60 リーグ戦:1位
プレーオフトーナメント:優勝
  優勝
2007-2008 トップリーグ 1部 3位 13 9 0 4 398 263 135 47 リーグ戦:4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
  ベスト4
2008-2009 トップリーグ 1部 優勝 13 12 0 1 563 211 352 59 リーグ戦:1位
プレーオフトーナメント:優勝
  出場辞退[注 11]
2009-2010 トップリーグ 1部 優勝 13 10 0 3 436 276 160 52 リーグ戦:3位
プレーオフトーナメント:優勝
  ベスト4
2010-2011 トップリーグ 1部 3位 13 11 0 2 483 210 273 57 リーグ戦:1位
プレーオフトーナメント:ベスト4
  ベスト4
2011-2012 トップリーグ 1部 3位 13 11 0 2 475 173 302 55 リーグ戦:2位
プレーオフトーナメント:ベスト4
  ベスト4
2012-2013 トップリーグ 1部 2位 13 10 0 3 478 266 212 50 リーグ戦:2位
プレーオフトーナメント:準優勝
  ベスト4
2013-2014 トップリーグ 1部 3位 7 5 0 2 164 131 33 23 リーグ戦:1stステージ・プールB・3位   準優勝
7 4 0 3 181 151 30 23 リーグ戦:2ndステージ・グループA・4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
2014-2015 トップリーグ 1部 3位 7 5 0 2 218 141 77 26 リーグ戦:1stステージ・プールA・2位   ベスト4
7 5 0 2 213 147 66 28 リーグ戦:2ndステージ・グループA・3位
プレーオフトーナメント[注 12]:ベスト4
2015-2016 トップリーグ 1部 2位 7 5 1 1 253 100 153 26 リーグ戦:プールA・2位
順位決定トーナメント:準優勝
プレシーズンリーグ:4位
2016-2017 トップリーグ 1部 9位 15 6 0 9 351 381 -30 33 リーグ戦:9位  
2017-2018 トップリーグ 1部 6位 13 8 0 5 345 292 53 39 リーグ戦:レッドカンファレンス・3位
総合順位決定トーナメント:6位
 
2018-2019 トップリーグ 1部 11位 7 2 0 5 150 186 -36 12 リーグ戦:ホワイトカンファレンス・6位
総合順位決定トーナメント:11位
トップリーグカップ:5位
2019-2020 トップリーグ 1部 大会中止[3](4勝2敗) トップリーグカップ:ベスト4(プールB1位)
2020-2021 トップリーグ 1部 7 3 0 4 224 229 -5 16 リーグ戦:レッドカンファレンス・5位 プレイオフトーナメント:2回戦(初戦)敗退

2020年度スコッド[編集]

2020年度のスコッドは次の通り[4]太字は今年度からの新加入選手。

2021年度加入選手[編集]

過去の所属選手[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ トップリーグ創設前の東日本社会人リーグ時代は、最後の数年間を除き長らく青色を基調としたファーストジャージを着用していた。
  2. ^ チーム呼称から「府中」が外れた後もジャージ左胸のロゴの下には「FUCHU」の文字が残されている。
  3. ^ この日本選手権は、大学チームが制覇した最後の大会である。なお2017年度から大学チームは日本選手権から除外された。
  4. ^ NECグリーンロケッツと両チーム優勝
  5. ^ レギュラーシーズンは3位であったが、プレーオフトーナメントを制したことで、当シーズンの優勝チームとなった。
  6. ^ 東日本社会人のトップカテゴリーであった1960年度-1987年度の関東社会人リーグ、1988年度-2002年度の東日本社会人リーグの優勝回数。
  7. ^ 三洋電機と両チーム優勝
  8. ^ サントリーと両チーム優勝
  9. ^ 2003-2004シーズンから2005-2006シーズンまで開催されたマイクロソフトカップ・トップ8トーナメントを指す。2006-2007シーズンから2008-2009シーズンまで開催された同名称のトップリーグプレーオフは含まない。
  10. ^ 史上初の三冠達成(日本選手権はNECグリーンロケッツと両チーム優勝)
  11. ^ 部員による不祥事で日本選手権出場を辞退。
  12. ^ これまで東芝と共にすべてのプレーオフに出場していたサントリーがプレーオフ進出を逃したため、トップリーグのプレーオフにすべて出場しているチームは東芝だけとなった。

出典[編集]

  1. ^ 30周年記念 関東社会人ラグビーフットボール連盟. 関東社会人ラグビーフットボール連盟. (1991) 
  2. ^ 府中市・調布市・三鷹市との連携協定締結について . 東芝ブレイブルーパス公式サイト(2021年4月8日). 2021年4月8日閲覧。
  3. ^ ジャパンラグビー トップリーグ2020 大会中止のお知らせ”. 日本ラグビーフットボール協会. 2020年3月23日閲覧。
  4. ^ 部員紹介 - 公式ホームページより

関連項目[編集]

東芝のスポーツチーム[編集]

かつてのスポーツチーム

外部リンク[編集]