東大院区域

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平壌直轄市 東大院区域
位置
各種表記
チョソングル: 동대원구역
漢字: 東大院區域
片仮名転写: トンデウォン=グヨク
ローマ字転写 (MR): Tongdaewŏn-guyŏk
統計(2008年
面積: 5.669[1] km2
総人口: 143,561[1]
人口密度: 25,324[1] 人/km2
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
上位自治体: 平壌直轄市
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地図
地図
金日成広場からみた主体思想塔。塔の周辺が東大院区域。

東大院区域(トンデウォンくいき)は、平壌直轄市都心部の東部にある行政区域の一つ。大同江の東岸にある。北に大同江区域、南に船橋区域と隣接する。

大同江を隔てて西に中区域があり、玉流橋・大同橋で結ばれている。対岸の金日成広場に向かい合う形で主体思想塔が建てられている。

行政区域[編集]

18洞を管轄する。

  • 大新洞(テシンドン)
  • 東大院一洞(トンデウォニルトン)
  • 東大院二洞(トンデウォニドン)
  • 東新一洞(トンシニルトン)
  • 東新二洞(トンシニドン)
  • 東新三洞(トンシンサムドン)
  • 冷泉一洞(レンチョニルトン)
  • 冷泉二洞(レンチョニドン)
  • 栗洞(リュルトン)
  • 紋新一洞(ムンシニルトン)
  • 紋新二洞(ムンシニドン)
  • 三馬一洞(サンマイルトン)
  • 三馬二洞(サンマイドン)
  • セサルリム洞(セサルリムドン)
  • 新里洞(シルリドン)
  • 新興一洞(シヌンイルトン)
  • 新興二洞(シヌンイドン)
  • 新興三洞(シヌンサムドン)

歴史[編集]

この節の出典[2]

  • 1946年 - 平壌直轄市に属する。
  • 1959年 - 船橋区域に属する。
  • 1960年10月 - 平壌直轄市船橋区域三馬洞・栗洞・大新洞・東大院洞・新興洞・新里洞・東新洞および紋新洞の一部、寺洞区域冷泉洞の区域をもって、東大院区域を設置。(10洞)
    • 新興洞が分割され、新興一洞・新興二洞が発足。
    • 新里洞・東新洞の境界線を調整。
  • 1965年 (13洞)
    • 東新洞が分割され、東新一洞・東新二洞が発足。
    • 紋新洞が分割され、紋新一洞・紋新二洞が発足。
    • 冷泉洞・三馬洞の各一部が合併し、冷泉一洞が発足。
    • 冷泉洞の残部・三馬洞の一部が合併し、冷泉二洞が発足。
  • 1967年 (16洞)
    • 東大院洞が分割され、東大院一洞・東大院二洞が発足。
    • 新興一洞・新興二洞の各一部が合併し、新興三洞が発足。
    • 東新一洞・新里洞の各一部が合併し、東新三洞が発足。
  • 1972年 (18洞)
    • 三馬洞の一部が分立し、三馬一洞が発足。
    • 三馬洞の残部・冷泉二洞の一部が合併し、三馬二洞が発足。
    • 栗洞の一部が分立し、セサルリム洞が発足。

施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c NORTH KOREA: Administrative Division”. Citypopulation.de (2021年9月12日). 2022年8月19日閲覧。
  2. ^ 평양시 동대원구역 역사

外部リンク[編集]

座標: 北緯39度00分54秒 東経125度46分53秒 / 北緯39.0149度 東経125.7814度 / 39.0149; 125.7814