東京都立科学技術高等学校

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東京都立科学技術高等学校
Tokyo Metropolitan High School of Science and Technology.JPG
北緯35度41分13.3秒 東経139度49分16.7秒 / 北緯35.687028度 東経139.821306度 / 35.687028; 139.821306座標: 北緯35度41分13.3秒 東経139度49分16.7秒 / 北緯35.687028度 東経139.821306度 / 35.687028; 139.821306
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都の旗 東京都
併合学校 東京都立江東工業高等学校
東京都立化学工業高等学校
校訓 英知・創造・調和
設立年月日 2001年4月
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 科学技術科
学科内専門コース (2年次以降)
第1分野
第2分野
第3分野
学期 3学期制
学校コード D113299906241 ウィキデータを編集
高校コード 13314A
所在地 136-0072
外部リンク 東京都立科学技術高等学校 全日制
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東京都立科学技術高等学校(とうきょうとりつ かがくぎじゅつこうとうがっこう、: Tokyo Metropolitan High School of Science and Technology)は、東京都江東区大島一丁目にある東京都立高等学校である。将来の科学者・技術者を育成することを目的として創立され、全国に先駆けて科学技術科が設置された。

略称は、東京都立多摩科学技術高等学校東京工業大学附属科学技術高等学校科学技術学園高等学校と区別するため、「都立科技高」「都立STH」である。

概要[編集]

2001年平成13年)4月開校。都立高校で初の科学技術科を設け、普通科目の他に特殊なカリキュラムを備えており、幅広い分野を学ぶことができるため文系大学への進学も可能である。また、高校で専攻科が設置されているのも唯一であったが、2014年(平成26年)度から募集停止。

高校の枠を超えて大学教授を招聘したり同校教員による高度の専門的な授業などが実施され、有名な研究者を本校に招くなど、充実した学習環境を整えている。文化祭(四葉祭)では科学系の展示・催しを多く行っている。

  • 科学技術科
    • 1年次で全分野を学び、2年次からそれぞれの専門分野について研究を進めていく。
    • 2年次から1若しくは2クラスのみ特進コース(ペースアップ)を設けられ、一般入試・センター試験にも対応している。
    • 年間を通じて放課後補習講座・土曜講座・夏季講習が延べ100講座以上開設され、12月と3月の期末試験終了後には短期集中講座が開講している。
  • 専攻科(2年制/閉科)
    • 機械情報デザイン科
    • 化学環境システム科
※2016年3月、13期生卒業式とともに閉科式が執り行われた。

教育課程[編集]

  • 全日制課程
    • 科学技術科
      • 第1分野(機械・制御工学系)
      • 第2分野(電子・情報工学系)
      • 第3分野(化学・バイオ系)

沿革[編集]

年表[編集]

  • 1997年(平成9年)1月 都立高校長期構想懇談会答申で都立科学技術高校の設置を提言
  • 2000年(平成12年)10月 東京都条例172号「東京都立学校設置条例」の一部を改正。東京都立科学技術高等学校に正式決定。
  • 2001年(平成13年)4月 開校。
  • 2006年(平成18年)4月 東京都教育委員会より重点支援指定校に指定。部活動推進指定校に指定。
  • 2007年(平成19年)4月 スーパーサイエンスハイスクールに指定(指定期間は5年間)
  • 2010年(平成22年)10月 開校10周年記念行事。
  • 2012年(平成24年)4月 スーパーサイエンスハイスクールに指定。部活動推進指定校に指定。(両者とも2回目の指定。指定期間は5年間)
  • 2017年(平成29年)3月 経過措置によるスーパーサイエンスハイスクール事業継続(1年間)[1]
  • 2018年(平成30年)3月 次期スーパーサイエンスハイスクール選考において不採択。これにより、平成30年度の入学生よりスーパーサイエンスハイスクール事業を中止。
  • 2021年(令和3年)3月 スーパーサイエンスハイスクールに指定(3回目の指定、指定期間は5年間)[2]

進学実績[編集]

  • 理系の大学の進学がメインで四年制大学への現役進学率は7割を超える。
  • 教員は70名弱おり、AO入試・推薦入試における論文指導や面接指導に万全な体制がとられている。
  • 大半の生徒は課題研究などの研究実績を生かしAO入試・推薦入試での進学を決めている。

外観[編集]

施設は校舎(本館)と体育棟、グランドの大きく分けて3つである。校舎(本館)は「コの字型」で打放しコンクリートにガラス張りで清水建設による耐震建築となっており、他の公立高校と比べて特徴的な校舎である。普通教室棟、特別教室棟、実習棟の3つからなる。また、バリアフリーを取り入れており、同一フロアに段差は一切なく、障害者用のトイレやエレベーターを設置している。体育棟は旧江東工業高等学校時代の体育施設に校舎との連絡通路を設けている。

教育目標[編集]

  • 生徒一人ひとりの興味・関心等に基づいて主体的な学習を促し、それぞれの個性を最大限に伸長させる
  • 各教科の基礎・基本を重点に置き、創造性や問題解決能力を育てる
  • コミュニケーション能力を高め、国際社会において主体的に生きる力を育てる
  • 人間としての在り方・生き方に関する指導を充実させ、 望ましい職業観・勤労観を育てる

制服[編集]

制服はワイシャツ、セーターも学校指定の校章入りである。すべて学校指定のもののみを着用できる。(2015年(平成27年)度より制服を変更した。)

  • 冬服
男女共通:ブレザー(紺→黒)、ワイシャツ(白→青)、セーター(グレー)
男子:スラックス(グレー)
女子:スカート(グレーと濃いグレーのチェック)[3]
  • 夏服
男女共通:ワイシャツ(白→青)
男子:スラックス(グレー)
女子:スカート(グレーと濃いグレーのチェック)[4]

交通アクセス[編集]

東京都立科学技術高等学校の位置(東京都内)
東京都立科学技術高等学校

周辺環境[編集]

学校行事[編集]

  • 4月 - 入学式、対面式、健康診断
  • 5月 - 健康診断、体育祭、生徒総会、1学期中間考査
  • 6月 - HR合宿 (1)、AO推薦説明会 (3)、芸術鑑賞教室
  • 7月 - 1学期期末考査、模試、勉強合宿 (2)
  • 8月 - 部活動合宿
  • 9月 - センター試験説明会 (3)、マーク模試 (3)、四葉祭(文化祭)
  • 10月 - 大学研究室訪問(2)、2学期中間考査、開校記念日
  • 11月 - 模試
  • 12月 - 2学期期末考査、リーダー研修会、短期集中講座I
  • 1月 - センター直前指導、模試、生徒総会、推薦入試
  • 2月 - 修学旅行、研究発表会、推薦合格発表会、ロードレース大会、一般入試
  • 3月 - 学年末考査、卒業式、終了式、短期集中講座II、進路合同説明会 (2)[6]

設備、実験機器[編集]

科学技術高校の特徴ともいえる、理系大学並みの実験機器の一部が整っている。

部活動[編集]

運動部
文化部
  • MCG (Multimedia Computer Graphics)
  • 写真
  • 鉄道研究
  • LEGO競技
同好会

その他[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 本校のSSHの歩み - 東京都立科学技術高等学校
  2. ^ 令和3年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2021年4月12日閲覧。
  3. ^ 制服・校章・校歌 | 東京都立科学技術高等学校 全日制”. www.metro.ed.jp. 2022年7月31日閲覧。
  4. ^ 制服・校章・校歌 | 東京都立科学技術高等学校 全日制”. www.metro.ed.jp. 2022年7月31日閲覧。
  5. ^ アクセスマップ | 東京都立科学技術高等学校 全日制”. www.metro.ed.jp. 2022年7月31日閲覧。
  6. ^ 学校行事 | 東京都立科学技術高等学校 全日制”. www.metro.ed.jp. 2022年7月31日閲覧。
  7. ^ 学校施設 | 東京都立科学技術高等学校 全日制”. www.metro.ed.jp. 2022年7月31日閲覧。
  8. ^ 令和3年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2021年4月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]