東京温泉
東京温泉(とうきょうおんせん)とは、かつて東京都中央区銀座6丁目に存在していた企業で、運営していた入浴施設名。
東京温泉株式会社[編集]
- 商号:東京温泉株式会社
- 本店所在地:
- 東京都中央区銀座6丁目13-16
- 東京都中央区銀座8丁目12-13(2007年4月19日に移転)
- 東京都港区海岸2丁目1-18(2007年10月31日、東京温泉(株)に会社分割、2007年11月15日、株主総会決議で解散)
- 東京都港区海岸2丁目1-18(会社分割した東京温泉(株))
- 東京都港区麻布十番3丁目1-5(2011年5月15日に移転・株主総会決議で解散)
- 設立:1951年
- 代表者:
- 資本金:4500万円
- 大株主:
- 主な事業の内容:サウナ浴場事業、飲食事業、ビル賃貸事業
- 従業員数:236名
(以上は2005年(平成17年)1月31日現在のデータ)
バブル期の株式・不動産投資やゴルフ場開発の失敗で経営が行き詰まり、2004年(平成16年)10月28日に民事再生法の適用を申請。
東京温泉(銀座6丁目)[編集]
許斐氏利が開業した日本初のサウナ施設。1951年(昭和26年)から1993年(平成5年)まで運営されていた入浴レジャー施設であり、蒸し風呂やミルク風呂などのほか、キャバレー、ホール、麻雀クラブ、食堂酒場と娯楽施設を備え、はとバスのコースになったこともあったという。また木村毅によるコラム『東京案内記』(黄土社、昭和26年刊)にも記され、また映画では成瀬巳喜男監督の「銀座化粧」やヤコペッティを一躍有名にしたモンド映画「世界残酷物語」の日本でのロケ地にも使われていた。
閉店後は銀座ウォール・ビルディング(通称ウォールビル)という名称の13階建て多目的ビルへと建て替え(1989年竣工)、主なテナントではフカヒレを売り物とし人気を得た中華料理の福臨門酒家(ビル所有者の交代に伴う賃上げのため2006年に5丁目の並木通り沿いへ移転)や英会話学校のラド・インターナショナルカレッジ日本校の銀座校、カラオケのパセラリゾーツ銀座店などが入居、なおビル上層部は賃貸住宅である銀座ウォールビルレジデンスとして営業している。
温泉内容
- トルコ風呂(注: 日本において性的サービスを目的としたいわゆる特殊浴場を指す隠語としてこの語が使われる原因となったのが当温泉におけるこの名称であるが、当初はハンマームのようなあかすりやマッサージを提供する場として始めたものであった。性的サービスの「元祖」とされる場合もある。)
- 千人風呂
- 砂風呂
- 坊主地獄
東京温泉ステーションプラザ 東京クーア[編集]
同じく東京温泉株式会社による入浴施設で、JR東京駅八重洲口地下にあった店舗。男性専用。早朝6時から営業しており、寝台列車等で東京駅に到着したビジネスマンや旅行者などにも重宝されていた。東名ハイウェイバスのドリーム号利用者にも割引券が提供されていた。2007年(平成19年)3月29日、東京駅再開発工事のため閉店。
関連書籍[編集]
- 書籍「カストリ時代 レンズが見た昭和20年代」(林忠彦著、朝日文庫)
関連項目[編集]
- トルコ風呂 (性風俗)
- 許斐氏利
- 許斐建樹(元専務)
- 映画『世界残酷物語』
- 映画『金環蝕』
- 京橋グランシャトービル