東京南部小包集中局

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東京南部小包集中局
基本情報
所在地 中央区銀座8丁目20-26
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東京南部小包集中局(とうきょうなんぶこづつみしゅうちゅうきょく)とは、東京都中央区銀座にかつて存在した郵便局である。

概要[編集]

1960年代以降、東京地区の郵便物の激増に伴い、小包郵便物等を効率よく専門に処理する集中局として設置された。

沿革[編集]

取扱内容[編集]

  • 東京都区および島嶼内各局引受の西日本(郵便番号の上2桁が41 - 93)あて非速達小包の集中差立事務
  • 西日本から東京都にあてる非速達小包の分配事務
  • 料金別後納及び書籍小包の大量差出の引受事務
  • 超特急郵便及び即日配達郵便(23区内全域)の集配業務(廃局後は東京中央郵便局、後に銀座郵便局へと移管されたが業務は一貫して当地で継続された。)

風景印[編集]

風景印(風景入通信日付印)が配備されていた。現在は廃止。

過去の風景印[編集]

形は円形の普通印である。

図案は『局社』・『浜離宮庭園』・『築地本願寺

使用期間は1982年(昭和57年)6月1日 - 1990年(平成2年)8月5日 、廃局に伴い廃止。

脚注[編集]

  1. ^ 郵便事業研究会 『郵便事業'92』 ぎょうせい、1992年、p.146-p.147

関連項目[編集]