村田靖子

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村田 靖子(むらた やすこ、1945年7月 - )は、日本のヘブライ語、ヨーロッパ文学の研究社、翻訳家東邦大学教授。 専門は英文学、現代ヘブライ語文学。

来歴[編集]

1968年東京女子大学哲学科卒業、東京都立大学 (1949-2011)大学院ヨーロッパ語文学修士課程修了、同英文学博士課程中退、小池滋、Amorey Gethinに学ぶ。86年弘前大学教養部助教授、91年東邦大学薬学部教授(英語)、2001-02年オックスフォード・ヘブライ・ユダヤ学センター特別研究員。

ノーベル文学賞候補とされるアモス・オズを研究・翻訳するほか、英文学、推理ものなど多数の翻訳がある。 

共著[編集]

翻訳[編集]

アモス・オズ[編集]

  • 『わたしのミハエル』(アモス・オズ、角川書店) 1977
  • 『ブラックボックス』(アモス・オズ、筑摩書房) 1994.3
  • 『スムヒの大冒険』(アモス・オズ、未知谷) 1997.8
  • 『地下室のパンサー 』(アモス・オズ、未知谷) 1998.11
  • 『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』(アモス・オズ、大月書店) 2010.3