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村上政俊

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村上 政俊
むらかみ まさとし
生年月日 (1983-07-07) 1983年7月7日(41歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員外務省
現職 皇學館大学准教授
所属政党日本維新の会[注 1]→)
維新の党[注 1]→)
無所属
称号 法学士(東京大学)

選挙区 大阪4区
当選回数 1回
在任期間 2012年12月17日[2] - 2014年11月21日
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村上 政俊(むらかみ まさとし、1983年昭和58年〉7月7日 - )は、日本国際政治研究者、元外交官、元政治家皇學館大学現代日本社会学部准教授航空自衛隊幹部学校客員研究員、中曽根康弘世界平和研究所客員研究員[3]。元衆議院議員(1期)。

略歴

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大阪市中之島の住友病院で生誕。父親(住友商事勤務)の仕事の関係で幼少期をオーストラリアパースで過ごし、スコッチ・カレッジに通う。帰国後は大阪市阿倍野区北畠で育ち、帝塚山学院小学校灘中学校・高等学校を卒業。東京大学法学部在学中は北岡伸一久保文明中谷和弘平野聡らの指導を受ける[4]

2008年平成20年)、外務省に入省。総合外交政策局総務課(局長は河相周夫のちに別所浩郎、課長は兼原信克のちに森健良)、国際情報統括官組織第三国際情報官室、在中国日本国大使館外交官補(北京大学国際関係学院留学)、在英国日本国大使館外交官補(ロンドン大学LSE留学)などを務める[4]2012年に退官。同年の第46回衆議院議員総選挙では、恩師の北岡伸一の推薦をきっかけにして、大阪4区から日本維新の会公認で出馬し初当選。衆議院外務委員、日本ユネスコ国内委員会委員などを歴任。2014年の総選挙では、立候補を見送った[5]。その後、要請に基づいて自由民主党の地方議会選挙の候補者の応援に訪れる機会もあったが[6][7]、自身は政界活動から退いた。

学界に転じ、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、桜美林大学総合研究機構客員研究員、同志社大学ロースクール嘱託講師、同志社大学南シナ海研究センター嘱託研究員等を歴任し、国際政治の研究教育に従事。東京財団政策研究所「2020年アメリカ大統領選挙と日米経済関係」プロジェクトメンバーを久保文明リーダー、中林美恵子前嶋和弘らとともに務めた[8]。21世紀日本フォーラム(吉田和男顧問)では、副代表幹事に就いている。加えてSouth China Morning Post[9], NewsX[10]等の海外メディアにもコメントしている。

2020年1月には中華民国外交部の招聘を受けて、台湾大学国家発展研究所 にて訪問学者(客員研究員)として在外研究にあたった[11]2021年4月より、皇學館大学現代日本社会学部准教授を務める[12]。現在他に、中曽根平和研究所と航空自衛隊幹部学校で客員研究員を務める。

人物

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著作

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  • 『フィンランドの覚悟』(扶桑社新書、2023年9月)ISBN 978-4594094263

共著

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  • 石平と『最後は孤立して自壊する中国 2017年 習近平の中国』(ワック 新書判、2016年)
  • 『アメリカ大統領の権限とその限界―トランプ大統領はどこまでできるか』(日本評論社、2018年)
「第11章 大統領権限と制裁――対東アジア(中国、北朝鮮)を中心に」(東京財団政策研究所監修、久保文明阿川尚之・梅川健編)
  • 『トランプ政権の分析――分極化と政策的収斂との間で』 (日本評論社、2021年)
「第8章 トランプ政権下の米中関係――ワシントンにおける政策的収斂と太平洋を挟んだイデオロギー的分極化」(東京財団政策研究所 監修、久保文明 編)

寄稿 

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  • 「英国のEU離脱はほんとうに誤りだったか」 「新潮45」2016年9月号
  • 「新しい時代の『天皇親政』」 「新潮45」2016年10月号
  • 「トランプ大統領なら世界はどうなる?」 「新潮45」2016年11月号
  • 「イギリスの離脱で沈むのはEUだ」 「2017年の論点100」(文藝春秋)
  • 「天皇の『政治』力」 「文藝春秋SPECIAL」2017年冬号
  • 「傍系継承なしに天皇家は存続しなかった」 「新潮45」2017年1月号
  • 「トランプの中国包囲網が導火線となりまさかの『米朝同盟』成立!」 「SAPIO」2017年2月号(小学館)
  • 「『忘れられた植民地』青島から中国の海洋進出を考える」 「新潮45」2017年3月号
  • 「徳川家康 『老獪な策士』は実は「験担ぎ大好き」だった」 「SAPIO」2017年4月号(小学館)
  • 「極めてまっとう トランプの『二国間』外交」 「新潮45」2017年4月号
  • 「女性皇族と海外王室の『縁談』を考えてみた」 「SAPIO」2017年5月号(小学館)
  • 「フランスはルペンが勝利する」 「新潮45」2017年5月号
  • 「天才『藤井聡太四段』の将棋は何が違うのか」 「新潮45」2017年7月号
  • 「古代と現在をつなぐ『天皇親政』」 「新潮45」2017年8月号
  • 「もし戊辰戦争で幕府軍が勝っていたら首都は大坂、共通語は大坂弁になっていた」 「SAPIO」2017年9月号(小学館)
  • 「女性皇族のお相手には外国王室を」 「新潮45」2017年9月号
  • 「安倍政権『官邸』の研究」 「新潮45」2017年10月号
  • 「外交官の私を誘ってきた『中国美人スパイ』」 「SAPIO」2017年12月号(小学館)
  • 「『米朝開戦』これだけの理由」 「新潮45」2017年12月号
  • 「『恋愛』でいいのか 皇族の結婚」 「新潮45」2018年4月号
  • 「憲法問題を『熟議』しないのはどっちだ」 「新潮45」2018年6月号
  • 「第2のカダフィ? 金正恩が朝鮮人民に殺される日」 「正論」2018年7月号
  • 「『女系』から見た今上天皇」 「新潮45」2018年8月号
  • 「和気清麻呂と道鏡事件の現代的教訓」 「正論」2019年4月号
  • 「中国に狙われる『南極』と『北極』」 「正論」2019年5月号
  • 「『エンペラー』は天皇陛下だけ 」 「Hanada」2019年6月号

政策・主張

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  • 女性宮家の創設に反対[18]
  • 2016年天皇譲位問題については、明治維新以来の天皇親政の連続性を重視する立場から、「明るい院政」の創出として積極的に賛成している[19]

出演番組

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 2013年8月以降[1]大阪維新の会との二重党籍

出典

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  1. ^ “地域政党「大阪維新」に国会議員の参加可能に 規約改正”. 日本経済新聞. (2013年8月19日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1902M_Z10C13A8PP8000/ 2023年5月29日閲覧。 
  2. ^ 平成24年12月17日大阪府選挙管理委員会告示第119号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の決定) : 『大阪府公報』 平成24年12月19日 第3768号
  3. ^ 米国政治外交研究会 | 研究会”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2022年4月11日閲覧。
  4. ^ a b プロフィール
  5. ^ “【衆院選】維新、大阪4区に市議擁立 前職を公認せず”. 産経新聞. (2014年11月22日). オリジナルの2014年11月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141125220047/https://www.sankei.com/west/news/141122/wst1411220074-n1.html 
  6. ^ 元衆議院議員村上政俊先生が激励に駆け付けて下さいました!ありがとうございます✨ - 西岡めぐみ(ニシオカメグミ) | 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2020年4月9日閲覧。
  7. ^ 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya Blog:2019年03月30日”. kawabatat2y.ikora.tv. 2020年4月9日閲覧。
  8. ^ 書籍『トランプ政権の分析――分極化と政策的収斂との間で』(日本評論社)が刊行されました | 研究活動”. 東京財団政策研究所. 2022年4月11日閲覧。
  9. ^ China ‘wants security relationship with Japan’ as it looks for friends” (英語). South China Morning Post (2019年6月27日). 2020年4月9日閲覧。
  10. ^ (日本語) World Calls Out UK's Vaccine Racism | Time For Quad Vaccine Bonhomie? | NewsX, https://www.youtube.com/watch?v=UivAwWDzT1c 2022年4月11日閲覧。 
  11. ^ 臺灣獎助金”. taiwanfellowship.ncl.edu.tw. 2020年4月9日閲覧。
  12. ^ 研究者詳細 - 村上 政俊”. uvdbwsrv.kogakkan-u.ac.jp. 2021年11月14日閲覧。
  13. ^ プロフィール|衆議院議員 村上政俊 official site
  14. ^ Takahiro Sagawa Web Site
  15. ^ 京都大学 教育研究活動データベース
  16. ^ 友人兼師弟 村山慈明”. 日本経済新聞 (2021年6月5日). 2022年4月11日閲覧。
  17. ^ 5月29日~6月2日”. www.bs11.jp. 2019年4月22日閲覧。
  18. ^ 毎日新聞 2012年衆院選アンケート
  19. ^ 新潮45 2016年10月号
  20. ^ そこまで言って委員会NP|読売テレビ”. 読売テレビ. 2019年4月22日閲覧。
  21. ^ 「会食や懇親の場で情報が流れるウェットな部分も」、元外務官僚が語る記者との距離感”. AbemaTIMES. 2020年4月9日閲覧。

外部リンク

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