村上憲郎

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村上 憲郎(むらかみ のりお、1947年 - )は、日本実業家システムエンジニア豊の国かぼす特命大使。

経歴[編集]

大分県佐伯市出身。大分県立佐伯鶴城高等学校京都大学工学部資源工学科卒業。

日立電子DECを経て、Northern Telecom Japan代表取締役2001年ドーセントの日本法人を立ち上げる。

2003年4月1日より、Google米国本社副社長兼Google日本法人代表取締役に就任。2008年12月31日に退任し、2009年1月1日より同社名誉会長。現在は同社の経営からは退き、村上憲郎事務所代表を務めている。

2014年4月 東京工業大学学長アドバイザリーボード委員、大阪工業大学情報科学部客員教授に就任。

2014年12月19日 エナリスの代表取締役に就任。

2017年2月22日 エナリスの代表取締役会長を退任。

2017年10月 再生医療関連事業を展開するセルソースの取締役に就任。

2018年4月 大阪市立大学大学院 都市経営研究科 都市経営専攻(修士課程)教授に就任。[1]

著作[編集]

単著[編集]

  • 『知識ベースシステム入門 やさしい人工知能 インフォメーションサイエンス』 1986年 ISBN 487189004X
  • 『村上式シンプル英語勉強法—使える英語を、本気で身につける』 ダイヤモンド社 2008年 ISBN 447800580X
  • 『村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則』ダイヤモンド社(2009/10/2)
  • 『一生食べられる働き方』PHP新書 (2012/3/15)

共著[編集]

  • 共著者:Tehu『スーパー高校生"Tehu"と考える 想像力のつくり方』角川書店 (2013/3/9)

主張[編集]

  • 英語で不自由なくコミュニケーションをとれない人は、21世紀を生き残ることはできない
2010年11月6日、おおいた佐伯鶴城同窓会において[2]
  • 村上流 できる大人の話し方
    • 〔1〕どんなときでも相手の立場に立ってみる
    • 〔2〕文章の構造、骨組みに気を使う
    • 〔3〕自分を大きくみせようとしない[3]
  • 米国エリートは日本人が持たない「絶対的」な価値軸を持つ。それがあるから彼らは強い[4]
  • 日本人よ! もっとたくさん本を読め![5]

脚注[編集]

  1. ^ https://www.gsum.osaka-cu.ac.jp/staff/busi-murakami.html
  2. ^ 大分合同新聞 グーグル名誉会長講演 「英語教育が重要」
  3. ^ 村上憲郎・元グーグル日本法人社長の 「営業・商談」でのモノの言い方 | PHPオンライン 衆知|PHP研究所
  4. ^ [Vol. 20 「自分が持つ目標に向けて、ただがむしゃらに努力を重ねた。その努力がツキをも呼び寄せる」 « ICCリサーチ・プロジェクト http://global.waseda-icc.jp/archives/1523#]
  5. ^ [日本人よ! もっとたくさん本を読め!|BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷 https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/028]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]