李青曇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
李青曇
1927年に万州四川省の国民革命軍将軍楊森の住居での李青曇
プロフィール
出生: 1677年2月26日または1736年
死去: 1933年5月6日(256歳または197歳没)
出身地: 四川省
職業: 漢方医
各種表記
繁体字 李青曇
簡体字 李青曇
拼音 Lĭ Qīngyūn
ラテン字 Li Ching-Yuen
和名表記: り せいどん
テンプレートを表示

李 青曇(り せいどん、リー・チンユン)は、中国漢方医で、256歳まで生きていたとされる人物(255-256歳、数え257歳)。ギネス非公認記録で、実在したという証拠(写真など)がある人物としては、世界一長生きした人物であるとされる。1736年生まれの197歳という説や、実在しなかったという説もある。一生のうちに23回結婚し、200人を超える子どもを儲けたといわれる[1]

概要[編集]

1677年に四川綦江県(現重慶市綦江自治区)に宮大工の家に生まれ10歳で漢方医となる。日々山中を歩きまわり薬草集めに勤しむうち、彼は自らが採取する薬草に長寿の効能があると確信する。霊芝クコの実、朝鮮人参ツルドクダミツボクサ米酒だけを口にする生活を40年以上にわたり継続[2]。1749年、71歳の時には武道の師範として軍隊に招かれる、又身長は200cm以上だったという説がある。1933年に老衰により死去。

知られるきっかけ[編集]

李青曇の存在が一躍注目されたのは、1930年の米紙「ニューヨーク・タイムズ」の記事だったとされている。当時中国に派遣されていた特派員の報告によると、成都大学の教員胡忠謙が発見した清朝時代の公文書に「1827年、李青曇が150歳の誕生日を祝った。1877年には200歳の誕生日を祝った」と記述されていたという、さらに、取材を進めた特派員は、1930年当時、1677年生まれの李青曇が存命しているとの情報を得たといわれる[3]

1933年5月15日、アメリカのニューヨークタイムズは1篇《亀-スズメ-犬》(Tortoise-Pigeon-Dog) にその詳細を載せている。

李青曇の戸籍は疑問視されている[4]。その理由としては、1928年、ニューヨーク・タイムズ記者が、李青曇の近所に住んでいる人たちに取材をしており「周辺地域の住民の数代前の先祖が李青曇に会っていた」などという証言もあったとされているが、これらが公開されたり精査されたりしたことがない。

関連項目[編集]

  • 長寿
  • ジャンヌ・カルマン - 現在の公式の場で、最も長生きをしたと認められている人物。
  • 木村次郎右衛門 - 現在の公式の場で、最も長生きをしたと認められている男性。
  • 仙人 - 「列仙伝」などにある中国の仙人譚には「薬草を服用し数百歳生きた」「先祖が彼に会ったことがある」といった話はよく見られる。

脚注[編集]

  1. ^ 長寿世界一は256歳だった!? 中国の李清雲さんが語る長寿の秘訣とは?”. 健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS. 2020年10月17日閲覧。
  2. ^ 256歳まで長生き! その秘訣は?”. 大紀元日本. 2020年10月17日閲覧。
  3. ^ “CHINA: Tortoise-Pigeon-Dog” (英語). Time. (1933年5月15日). ISSN 0040-781X. http://content.time.com/time/magazine/article/0,9171,745510,00.html 2020年10月17日閲覧。 
  4. ^ 日本の最長寿者は110歳代? わが中国には256歳まで生きた人がいるぞ!?=中国メディア (2019年1月9日)”. エキサイトニュース. 2020年10月17日閲覧。