李昇眞

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李 昇眞(イ・スンジン)
Lee Seung-Jin
斗山ベアーズ #55
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 京畿道水原市
生年月日 (1995-01-07) 1995年1月7日(29歳)
身長
体重
186 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 2次ドラフト7巡目
初出場 KBO/ 2018年5月1日
年俸 4700万ウォン(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
イ・スンジン
各種表記
ハングル 이승진
漢字 李 昇眞
発音: イ・スンジン
日本語読み: り しょうしん
英語表記: Lee Seung-Jin
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李 昇眞(イ・スンジン、韓国語:이 승진、1995年1月7日 - )は、大韓民国京畿道水原市出身のプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

アマチュア時代[編集]

高校2年生の時から本格的に試合に出場し始め、先発としての役割が多かった。

しかし3年生になると肘の故障に悩まされて多くのイニングを消化できず、2次7ラウンドでSKの指名を受けて入団した。

SK時代[編集]

2014年にSKワイバーンズに入団した[1]。しかし同年から2年間は怪我の影響で一軍出場はなかった。

2016年に兵役のため尚武と契約。2017年に除隊された。

2018年5月1日、三星ライオンズとの遠征第1戦で一軍初試合を迎えた。金周瀚からの継投として9回に登板し、1回1奪三振無失点投球を披露し、すっきりとしたピッチングでプロデビューを終えた。

同年6月23日にはKTウィズ戦でデビュー初先発投手として登板した。5イニングで合計60球を投げ、5安打2失点1奪三振と好投した。6回に金泰勳にマウンドを渡した。なお勝利投手の権限は持っていたが、リリーフした金泰勳らが炎上したため初勝利とはならなかった。

2019年は振るわず、17試合の出場にとどまった。

斗山時代[編集]

2020年5月29日、その日のSKの試合の真っ最中に李興練とのトレードが発表された[2]。移籍後の背番号はそれまで李興練がつけていた55。

6月3日のKTウィズ戦で移籍後初出場。3番手として登板し、四球1つだけ与え無失点で1イニングを防いだ[3]

9月24日の三星ライオンズ戦では崔源峻の継投を受けて7回から登板。2イニング無失点3奪三振の好投を見せると、直後に味方が金宰煥の適時打などで先制。チームがこのまま逃げ切ったことでプロ初勝利を記録した[4]。またこの試合では降板後にリリーフした李映河もプロ初セーブを挙げている。

2021年6月4日の対SSGランダース戦では負傷した金江栗の代役として9回裏2アウトの場面から登板。満塁のピンチを招くが崔廷をセカンドフライに抑えて自身初のセーブを記録した[5]

プレースタイル・人物[編集]

大きく割れるカーブが魅力的である。他にもストレートのほか、スライダー、チェンジアップも投げる。

2020年の間にチームメイトだった呉在一は同じ高校の遠い先輩に当たる。またトレード相手の李興練も同じ高校の出身。

金泰亨監督や鄭載勳投手コーチからはたびたび「頑張り屋」「練習を誰よりも熱心にする」と評価されており、実際に休憩時間でも宿泊しているホテルの廊下でシャドーピッチングをするなどの姿が目撃されている[6][7]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 死球 奪三振 失点 自責点
2018 SK 4.57 34 0 0 0 1 0 0 0.000 189 41.1 41 6 20 4 37 25 21
2019 8.05 17 0 0 0 0 0 1 - 89 19 21 3 12 1 14 17 17
2020 斗山 5.61 33 0 0 2 4 0 5 0.333 228 51.1 55 3 22 2 54 33 32
2021 3.91 47 0 0 1 4 1 13 0.200 210 48.3 41 3 31 2 28 24 21
2022 6.61 35 0 0 3 1 0 2 0.750 140 31⅓ 35 5 12 1 29 25 23
通算 5シーズン 5.36 166 0 0 6 10 2 21 0.375 716 191⅓ 193 20 97 11 162 124 114

背番号[編集]

  • 105 (2014年)
  • 58 (2015年)
  • 55 (2018年 - )

脚注[編集]