杉山一夫

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杉山一夫(すぎやま かずお、1950年- )は、日本の銅版画家、パチンコ研究家。

人物・来歴[編集]

横須賀市生まれ。1974年、同市在住の造形作家、若江漢字・治子夫妻に銅版画の手ほどきを受ける。以後独学で内外の国際展に出品。アンダーワールドの女達を描き、1982年、日本版画協会奨励賞受賞。1985年、日本版画協会準会員賞受賞。1991年、ルブリン国際反戦芸術トリエンナーレ(ポーランド)準大賞受賞。大英博物館他に作品収蔵。日本版画協会委員、かながわ版画振興会事務局長を経て、1993年よりパチンコのルーツ解明に挑む。2020年6月、パチンコ誕生博物館をオープンする。日本美術家連盟会員[1]

著書[編集]

  • 『パチンコ誕生 シネマの世紀の大衆娯楽』創元社, 2008.8
  • 『塚山公園と按針祭とパンパンと美空ひばり』めい出版, 2018.1
  • 『パチンコ』ものと人間の文化史 法政大学出版局, 2021. 6
  • 『玉ころがし』ものと人間の文化史 法政大学出版局, 2022. 7
  • 『パチンコ四部作完結編 コリントゲーム史』めい出版, 2023.7

脚注[編集]

  1. ^ 『パチンコ』ものと人間の文化史