朱牟田夏雄

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朱牟田 夏雄(しゅむた なつお、1906年6月29日 - 1987年10月18日)は、日本の英文学者東京大学名誉教授

来歴[編集]

附属中の同級生には、西園寺公一(元参議院議員)、春山泰雄(元サッカー日本代表)などがいた。

研究[編集]

18世紀英国文学を中心に精力的に翻訳を行い、1967年、ローレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』の翻訳で読売文学賞受賞、1978年、ジョージ・メレディスの『エゴイスト』の訳業で日本翻訳文化賞を受賞した。サマセット・モームの研究紹介にも、中野好夫と共に大きな役割を果たした。 

著書[編集]

  • 「英米現代文演習 代表的文学作品の解釈と研究」 大阪教育図書 1954
  • 「フィールディング 新英米文学評伝叢書」 研究社出版、1956/新版1967
  • 「英文をいかに読むか」 文建書房、1959/新版1987
  • 「わが落書き帖」 吾妻書房、1974
  • 「翻訳の常識 読解力から翻訳力へ」 八潮出版社 1979
  • 「サマセット・モーム 20世紀英米文学案内〈19〉」(編著) 研究社出版、1966
  • 「十八世紀イギリス研究」(編著)、研究社出版 1971

主な翻訳[編集]

新月社「英米名著叢書」 上下 1948 / 中央公論社「世界の文学」 1966、新版1994 / 岩波文庫 全2巻 2009 
筑摩書房〈世界文学大系〉 1966 ほか/ 岩波文庫 全3巻、1969 改版2009
第5.6巻、1987-88 / ちくま学芸文庫 第4~6巻、1996
中野好夫の訳業を引き継いだ、朱牟田の没後は中野好之により完結。

記念論集[編集]

参考[編集]