木浦市

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座標: 北緯34度46分 東経126度21分 / 北緯34.767度 東経126.350度 / 34.767; 126.350

Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:市庁の建物の外観の画像提供をお願いします。2013年4月
全羅南道 木浦市
Korea-Mokpo Gatbawi 11-01721.JPG
栄山江河口にある笠岩
位置
木浦市の地図
各種表記
ハングル: 목포시
漢字: 木浦市
片仮名転写: モクポ=シ
ローマ字転写 (RR): Mokpo-si
統計
面積: 47.23 km²
総人口: 245,666人(2002年) 人
行政
国: 韓国の旗 大韓民国
上位自治体: 全羅南道
下位行政区画: 26洞
行政区域分類コード: 36010
木浦市の木: ビワ
木浦市の花: ハクモクレン
木浦市の鳥: ツル
自治体公式サイト: 木浦市

木浦市(モクポし、モッポし)は韓国全羅南道西南部の市。

概要[編集]

日本語読みも同じく「もっぽ」である。
李氏朝鮮時代末期に開港場となり発展した港町であり、かつて日本人の街であった[1]旧市街地では日本統治時代の和風建築や近代建築が多数残っている。

木浦市は湖南線の終着点であり日本本土や中国との交易で栄え、植民地時代には朝鮮半島有数の大都市だったが、1970年代以降は沈滞した。

戦後日本との経済的関係が途絶えてから、ソウル~釜山の軸を中心に経済成長を図る韓国政府の政策によって経済成長から取り残されて衰退の一途を辿っていた木浦市であったが、1990年代以降から旧市街地の東側を中心としてニュータウンが形成されてからこうした状況は徐々に改善されている。
ただし、後述のような旧市街地とニュータウンとの格差が問題になっている。

地理[編集]

朝鮮半島最西南端に位置する港町で、北から東にかけては務安郡、南は霊岩郡に接する。西は黄海に面し、海上に浮かぶ島嶼のほとんどは新安郡に属する(一部、木浦市や務安郡など)。有名な新安沖沈没船が引き上げられたのはこのあたりである。

ニュータウンと旧市街[編集]

1990年初頭の頃、従来の市街地の東側に下塘(ハダン)ニュータウンが建設され、同じ頃に木浦市の南側に栄山江を挟んで隣接している霊岩郡の三湖邑に大仏国家産業団地が造成されながら同時期にそれまで仁川広域市に所在していた旧漢拏重工業(現在の現代三湖重工業)が移転し、2005年頃に光州広域市から下塘ニュータウンのさらに東側の務安郡域に移転した全羅南道庁を中心に、両市郡を跨って南岳ニュータウンが形成された。
これらの新市街を中心に、木浦市は隣接する務安郡の地域に所在している全羅南道庁およびその附属機関、霊岩郡域に立地した工業地帯のベッドタウンとしても機能している。

しかしその一方、木浦駅・儒達山を中心としている従来の市街地は2008年度に旧市街地活性化条例が制定されたにも関わらず、長い間沈滞から抜け出せない状態のままであった。
最近は狭い木浦漁業協同組合の敷地を別の場所に移転してその跡地を再開発したり[2]、廃れつつある下町を芸術の街として作り変える[3]など、旧市街を観光都市として再生しようとする動きもある。

気候[編集]

  • 最高気温極値37.0℃(1994年7月24日)
  • 最低気温極値-14.2℃(1915年1月13日)
  • 過去最深積雪56.1cm(1946年12月10日)
木浦市の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 6.5
(43.7)
7.6
(45.7)
11.9
(53.4)
17.9
(64.2)
22.2
(72)
25.5
(77.9)
28.4
(83.1)
30.1
(86.2)
26.7
(80.1)
22.1
(71.8)
15.4
(59.7)
9.3
(48.7)
18.6
(65.5)
日平均気温 °C (°F) 1.8
(35.2)
2.6
(36.7)
6.5
(43.7)
12.3
(54.1)
17.0
(62.6)
21.1
(70)
24.8
(76.6)
25.4
(77.7)
22.0
(71.6)
16.6
(61.9)
10.2
(50.4)
4.4
(39.9)
13.73
(56.7)
平均最低気温 °C (°F) −1.4
(29.5)
−0.8
(30.6)
2.7
(36.9)
8.1
(46.6)
13.1
(55.6)
17.9
(64.2)
22.2
(72)
23.1
(73.6)
18.6
(65.5)
12.5
(54.5)
6.4
(43.5)
0.9
(33.6)
10.3
(50.5)
降水量 mm (inch) 33.7
(1.327)
44.5
(1.752)
60.8
(2.394)
79.1
(3.114)
86.6
(3.409)
172.5
(6.791)
214.1
(8.429)
174.3
(6.862)
130.9
(5.154)
51.0
(2.008)
49.6
(1.953)
27.9
(1.098)
1,125.1
(44.295)
出典: 韓国気象庁[4]

歴史[編集]

南岳ニュータウンのマンション群
戦前の木浦府の福山町(現在の旧市街地の一部)
儒達山から市街地を眺め
儒達山麓の古い住宅街
  • 百済の勿阿兮郡
  • 757年 - 務安郡設置
  • 1439年(世宗21年) - 木浦万戸鎮設置(『木浦市公式サイト』木浦市の歴史)
  • 1885年 - 務安郡に編入、鎮を廃止
  • 1897年 - 開港
  • 1910年 - 務安府から木浦府に改称[5]
  • 1914年1月11日 - 湖南線開通
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、木浦府府内面が新たな木浦府に昇格。木浦府の一部(金洞面・進礼面・佐村面・厳多面・新老面)が咸平郡に編入。木浦府の農村部(咸平郡編入区域は除く)と智島郡の大部分(古群山面・蝟島面・落月面を除く)・莞島郡の一部(八禽面)・珍島郡の一部(都草面)を務安郡として編成。
  • 1932年 - 務安郡二老面の一部(竹僑里および山亭里・龍塘里の各一部)を編入
  • 1949年8月15日 - 木浦府が木浦市に改称
  • 1963年1月1日 - 務安郡二老面の一部(山亭里・上里・龍塘里・達里・訥島里)を編入
  • 1973年7月1日 - 務安郡三郷面の一部(石峴里)を編入
  • 1987年1月1日 - 務安郡三郷面の一部(玉岩里・大陽里)を編入
  • 2004年 - KTX開業

行政[編集]

行政区域[編集]

行政洞 法定洞
龍塘1洞 龍塘洞、山亭洞
龍塘2洞 龍塘洞
蓮洞 山亭洞、湖南洞、龍塘洞
山亭洞 山亭洞、蓮山洞、龍塘洞
大成洞 大成洞、陽洞、山亭洞、湖南洞
木原洞 南橋洞、大成洞、大安洞、明倫洞、務安洞、北橋洞、常楽洞1街、常楽洞2街、陽洞、竹洞、竹橋洞、昌平洞、測候洞、湖南洞
東明洞 東明洞、湖南洞、山亭洞、光洞1街、光洞2街、光洞3街
三鶴洞 山亭洞
万戸洞 京洞1街、京洞2街、錦洞1街、錦洞2街、大義洞1街、大義洞2街、大義洞3街、宝光洞1街、宝光洞2街、宝光洞3街、万戸洞、福満洞、山亭洞、寿康洞1街、寿康洞2街、栄海洞1街、栄海洞2街、柳洞、中央洞1街、中央洞2街、中央洞3街、祝福洞1街、祝福洞2街、祝福洞3街、港洞、海岸洞1街、海岸洞2街、海岸洞3街、海岸洞4街、幸福洞1街、幸福洞2街、仲洞1街、仲洞2街
儒達洞 京洞1街、京洞2街、錦和洞、達洞、大義洞1街、大義洞2街、大義洞3街、西山洞、温錦洞、儒達洞、訥島洞、竹橋洞、中央洞1街、中央洞2街、中央洞3街
竹橋洞 竹橋洞、大成洞、山亭洞
二老洞 龍海洞
龍海洞
北港洞 山亭洞、竹橋洞
蓮山洞 山亭洞、蓮山洞
元山洞 山亭洞、蓮山洞
上洞 上洞、石峴洞
下塘洞 上洞、石峴洞
新興洞 上洞
三郷洞 大陽洞、石峴洞
玉岩洞 玉岩洞
復興洞
浮珠洞

警察[編集]

  • 木浦警察署
    • 下塘派出所
    • 駅前派出所
    • 蓮洞派出所
    • 山亭派出所
    • 上洞派出所
    • 二老派出所
    • 中央派出所
    • 竹橋派出所
    • 龍塘派出所
    • 三鶴派出所

消防[編集]

  • 木浦消防署
    • 湖南119安全センター
    • 京洞119安全センター
    • 三鶴119安全センター
    • 蓮山119安全センター

国の施設[編集]

  • 国立海洋博物館
  • 西海地方海洋警察庁
  • 木浦海洋警察署
  • 木浦地方海洋港湾庁
  • 光州地方法院の木浦支院
  • 光州地方検察庁の木浦支検

教育[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

木浦駅

バス[編集]

道路[編集]

  • 国道1号線は木浦市が起点となっている。正式には新義州市までの路線であるが、軍事境界線により分断されているため、実質は京畿道坡州市までの路線となっている。
  • かつては国道2号線も木浦市が起点であったが、新安郡の長山島を起点とし、島々を巡ってから木浦市を経由するルートに変更された。終点は釜山広域市
  • 西海岸高速道路の起点は木浦インターチェンジであり、インターチェンジ敷地にも市域が含まれるが、正式には務安郡に所在とされている。

[編集]

  • 済州島との間を結ぶフェリーのほか、木浦市域・新安郡の各島への船便が木浦港から発着している。
  • 中国上海との間を結ぶフェリーなど。

姉妹都市・友好都市[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 朝鮮半島西南端の港・木浦市と日本との関係(中) - 1913年(大正2年)時点で約3万人の木浦府の人口の中で5415人が内地人だった。
  2. ^ (朝鮮語)木浦市、「シーサイドシティ」造成へ 2016.4.20. 韓国日報
  3. ^ (朝鮮語)衰退しつつある木浦の旧市街、文化芸術で塗り替える 2016.10.17. 全南日報
  4. ^ 韓国気象庁”. -閲覧。...
  5. ^ 明治43年10月1日朝鮮総督府令第7号による。『朝鮮総督府官報』第29号p. 14(明治43年10月1日)を参照。

外部リンク[編集]