朝7時に湯治場で二流のオーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲

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朝7時に湯治場で二流のオーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲』(あさしちじにとうじばでにりゅうのオーケストラによってしょけんでえんそうされた「さまよえるオランダじん」じょきょく、Ouvertüre zum "Fliegenden Holländer"、wie sie eine schlechte Kurkapelle morgens um sieben am Brunnen vom Blatt spielt)は、パウル・ヒンデミットが作曲した室内楽曲

概要[編集]

原題は冒頭のとおり『Ouvertüre zum "Fliegenden Holländer", wie sie eine schlechte Kurkapelle morgens um sieben am Brunnen vom Blatt spielt』であり、日本語訳は訳者によって多少異なる(この記事名で用いられている名称も定訳ではない)。

1925年頃に作曲された。編成は弦楽四重奏

題名の通り、リヒャルト・ワーグナーの歌劇『さまよえるオランダ人』序曲を下敷きとし、変容させた楽曲である。ヒンデミットの作品群の中で異色を放っているとともに、原曲に親しんでいる人からはジョーク音楽として評価されている。また、面白い題名を持つ曲としてもしばしば言及される。曲の終わり頃には、ワルトトイフェルの『スケーターズ・ワルツ』も引用されている。

ヒンデミットの作品のうち、これと同様の趣向を持つものに弦楽四重奏のための「ミニマックス」がある。