朝の読書運動

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朝の読書運動(あさのどくしょうんどう)は、高等学校において、読書を習慣づける目的で始業時間前に読書の時間を設ける運動。

概説[編集]

個々の学校や担任単位で1970年代から各地で行われてきたものであるが、1988年の船橋学園女子高校・現東葉高等学校で林公・大塚笑子両教諭の提唱・活動をきっかけに日本全国に広まった。とくに小学校で盛んである。

読書時間は10分から15分程度である。生徒が持参した、あるいは学級文庫の中から選んだ本を読む。とくに小学生を対象として、読書教材を少ないページ数でまとめて短時間で読めるように編集された読み物シリーズなどを刊行する出版社がある。

朝の読書の4原則[編集]

  1. みんなでやる
  2. 毎日やる
  3. 好きな本でよい
  4. ただ読むだけ

行政の支援[編集]

文部科学省が、2001年を「教育新生元年」と位置づけ、「21世紀教育新生プラン」と銘打って、あいさつのできる子、正しい姿勢と合わせて、朝の読書運動を3つの柱のひとつとして取り上げてから盛んになった。文部科学省は5年計画で1,000億円を図書購入の費用として支援する。

効果[編集]

ゲーム依存の強い子どもたちに、読書する楽しみや喜びを体験させることは、一斉に読書というかたちであれ、益するところがあるのではないかと考えられている。

関連文献[編集]

  • 船橋学園読書教育研究会編著「朝の読書が奇跡を生んだ」高文研 1993年 ISBN 978-4874981443
  • 吉田法子『先生、いっしょに本を読もうよ』メディアパル 2004年 ISBN 978-4896100617

関連項目[編集]

外部リンク[編集]