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有本香

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有本 香
ありもと かおり
生誕 1962年8月(62歳)
日本の旗 奈良県奈良市
国籍 日本の旗 日本
教育 東京外国語大学卒業
職業 ジャーナリスト
編集プロダクション代表
活動期間 2000年 -
肩書き ジャーナリスト
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有本 香(ありもと かおり、1962年昭和37年〉8月3日[1] - )は、日本ジャーナリスト編集プロダクション代表[2]日本保守党事務総長。

東京外国語大学出身[3]。近年は特に中国に関する諸問題、チベット問題インド等での取材に注力している[3]

来歴

奈良県奈良市生まれ[4][5]小学校入学前からは静岡県伊豆(現在の沼津市戸田)で育つ[6]

静岡県立三島北高等学校出身[7]。1987年3月、東京外国語大学インドパーキスターン語学科・ヒンディー語専攻)卒業。

旅行雑誌の編集長を10年、上場企業の広報担当を3年経験したのち独立し、編集プロダクション(社名不明)を設立[8][9]

編集・企画プロダクションを経営する傍ら、チベット問題、中国インドの社会問題、国際関係、日本国内の政治等のテーマを中心に取材し執筆活動を行っている[10]

2019年の「あいちトリエンナーレ2019」で開催された「表現の不自由展」をめぐり、芸術監督を務めたジャーナリストの津田大介について夕刊紙のコラムで補助金詐欺の疑いがあると主張し、Twitterにも投稿した。津田は名誉を傷つけられたとして、有本に300万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。2023年10月18日に東京地裁は有本が「何ら調査せず、客観的な根拠や裏付けがないのに補助金詐欺の疑いと断じた。真実と認められない」として有本に30万円の支払いを命じる判決を出した[11]

2023年6月、百田尚樹とともに「保守新党結党宣言」を行い、9月13日に新党の名前を日本保守党とすることを公表、同年10月17日に正式結党予定とした[12]。当日の結成記者会見では、自身は事務総長に、百田が代表に、減税日本河村たかしを共同代表、減税日本副代表の広沢一郎を事務局次長にすることとともに、政治団体減税日本との特別友党関係を締結したことを発表した[13]

2024年10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙に日本保守党から比例東京ブロック単独1位で立候補したが、日本保守党は同ブロックで議席を確保できず落選した[14]

主な役職

  • 2011年12月19日から2012年3月21日まで、国土交通省海洋政策懇談会[2]及び航空政策懇談会[15]の委員。
  • 2012年10月17日から2014年9月21日まで内閣府死因究明等推進会議の委員[16]

出演番組

現在

ラジオ

レギュラー

過去出演番組

テレビ

不定期

インターネット映像配信

ラジオ

著書

単著

  • 『中国茶 香りの万華鏡』小学館、2003年3月1日。ISBN 978-4-094182712 
  • 『中国茶・台湾茶 - お茶の愉楽』池田書店、2003年12月。ISBN 978-4262128504
  • 『シンガポール美的亜細亜食堂(ダイニング)』小学館、2005年6月1日。ISBN 978-4-093875752 
  • 『こころとカラダにおいしい茶葉料理76』インフォレスト、2007年5月。ISBN 978-4898146965
  • 『中国はチベットからパンダを盗んだ』講談社、2008年9月19日。ISBN 978-4-062725231 
  • 『なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか』祥伝社、2009年1月30日。ISBN 978-4-396111441 
  • 『中国の「日本買収」計画』ワック・マガジンズ、2011年3月22日。ISBN 978-4-898316412 
  • 『「小池劇場」が日本を滅ぼす』幻冬舎、2017年6月9日。ISBN 978-4344031289  
  • 『「小池劇場」の真実』幻冬舎、2017年11月15日。ISBN 978-4344426894  

共著

訳書

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 62 比例東京ブロック 日本保守党 ーー票 ーー 19 / 1/0

脚注

注釈

  1. ^ 火曜レギュラーコメンテーター(隔週)
  2. ^ 2012年10月9日からの出演で準レギュラー時は主に火曜日の出演。月曜、青山の代役の水曜※前曜日の鈴木と一緒に出演、森田の代役の金曜に単独若しくは萱野orサニーとの出演歴有り
  3. ^ 2014年4月1日から火曜のレギュラーコメンテーター
  4. ^ 同日放送分の『みんなのニュース』でも同じVTRを放送
  5. ^ 2015年6月19日に単発出演後、レギュラーコメンテーターに昇格
  6. ^ 2016年8月2日放送分から隔週レギュラー
  7. ^ 木曜コメンテーターの青山の代理

出典

  1. ^ 中国の「日本買収」計画 著者略歴
  2. ^ a b 国土交通省海洋政策懇談会 委員名簿
  3. ^ a b DHCテレビ”. DHCテレビ. 2022年9月12日閲覧。
  4. ^ 映画『風の馬』公式サイト”. web.archive.org (2021年4月15日). 2024年11月19日閲覧。
  5. ^ 【「炎上」列島】四島返還に影響を及ぼすロシア背後の膨大な国々 「果実を得る」粘り強い交渉を”. ZAKZAK. 2024年11月19日閲覧。
  6. ^ 生まれは奈良、小学校に上がる前から伊豆で育ちました。 有本香・公式Twitter(2016年4月11日)
  7. ^ 私も三島の高校へ行きました。三島北高校という当時は女子高だった学校です。 有本香・公式Twitter(2010年12月4日)
  8. ^ 「プロの流儀」 - ゴー宣ネット道場”. archive.is (2015年7月31日). 2024年11月19日閲覧。
  9. ^ 原子力文化2017年11月号 インタビュー(抜粋).一般財団法人日本原子力文化財団. 2021年12月28日閲覧
  10. ^ コメンテーター 有本香|ザ・ボイス そこまで言うか!”. www.1242.com. 2021年8月18日閲覧。
  11. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年10月18日). “有本香氏に30万円賠償命令 津田大介氏巡る記事”. 産経ニュース. 2023年10月19日閲覧。
  12. ^ 百田新党「10月17日結党」ネット番組で発表 トリガー条項で「岸田政権は財務省の言うがまま」 著名人からエールも”. zakzak:夕刊フジ公式サイト. 産経デジタル (2023年9月1日). 2023年10月1日閲覧。
  13. ^ “河村たかし市長、「日本保守党」の共同代表に 百田尚樹氏の政治団体”. 朝日新聞. (2023年10月17日). https://www.asahi.com/articles/ASRBK678QRBKOIPE00M.html 2023年10月17日閲覧。 
  14. ^ 日本放送協会. “日本保守党 東京ブロック 比例代表候補者 衆議院選挙2024 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月19日閲覧。
  15. ^ 航空政策懇談会 委員名簿
  16. ^ 人事、内閣府”. 日本経済新聞 (2012年10月17日). 2024年11月19日閲覧。
  17. ^ 岡安譲のsweetsのススメ[リンク切れ]
  18. ^ 月刊カンテレ批評2013年11月号 報道局報道番組部の見解[リンク切れ]
  19. ^ arimoto_kaoriのツイート(664592769650966528)

外部リンク