月 (浜松市)

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—  大字  —
「月まで3km」の標識
座標: 北緯34度54分59.5秒 東経137度48分30.7秒 / 北緯34.916528度 東経137.808528度 / 34.916528; 137.808528
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 静岡県の旗 静岡県
市町村 浜松市
行政区 天竜区
地区 天竜地区
人口 (2017年2月1日)
 - 計 84[1]
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 431-3763
市外局番 053
ナンバープレート 浜松
 ※座標は月バス停留所付近

(つき)は静岡県浜松市天竜区の地名 (大字)。郵便番号は431-3763[2]。山間部に位置し、月の人口は80人程である (2017年2月1日現在、住民基本台帳調査による。浜松市調べ)[1]

地理[編集]

月橋
プレート
天竜川支流・谷沢川にかかる月橋
(「ここは浜松市月」と書かれている)

浜松市天竜区の中部に位置する。地域内には136から975までの番地が散在している[3]

天竜川船明ダム湖の一部がこの地域に属しており、湖に沿った形で国道152号線から分岐した静岡県道360号渡ヶ島横山線が敷設されている。この道路を通り船明伊砂から横山町へ通り抜けることができる。地名の珍しさから、「月旅行へ行ける」とされ、フジテレビ系列で2002年から2012年に放送されていた「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で、紹介されたことがある[4]

河川[編集]

湖沼[編集]

交通[編集]

道路[編集]

バス[編集]

歴史[編集]

「月」の由来が書かれた石碑(月の形をしている)

南北朝時代鈴木左京之進によって月と名付けられる[7]遠江国豊田郡 (静岡県)の一部として、江戸時代には幕府領月村であり、石高は幕府領内で121石であった[8]。その後、明治時代には月村は浜松県豊田郡に属し、1889年 (明治22年) 4月1日には、町村制の施行により横山村、西雲名村、大嶺村、戸倉村、谷山村、佐久村、相津村、山中村、小川村、東雲名村、伊砂村と合併して豊田郡龍川村の一部となる[9]1896年(明治29年)4月1日には、郡制の施行により所属郡が磐田郡に変更される[9]。その後は龍川村の合併とともに、1956年昭和31年)9月30日二俣町1958年(昭和33年)11月3日天竜市[9]2005年平成17年)7月1日に浜松市と所属を変え[10]2007年(平成19年)4月1日には浜松市政令指定都市への移行に伴い、旧村域はすべて天竜区に属した[11]

また、下流部に1972年(昭和47年)から船明ダムの建設がスタートし、1977年(昭和52年)に完成した[12]。ダム湖となった月の一部に、浜松市営天竜ボート場月艇庫が建設され、平成元年度の3月(平成2年3月)からは、全国高等学校選抜ボート大会が毎年開催されている[13]2003年 (平成15年)には第58回国民体育大会のボート競技が開催された[14]

地名の由来[編集]

楠木正成に仕えていた源氏の一族である鈴木左京之進が、南北朝時代に12名の家来をつれてこの地に落ち延びた。そのとき左京之進は「楠木正成の心の清らかさこそ中空にかかる月のようである。吾等の心の在り方を地名に残そう。」と考え、この地を「月」と命名した。また、別説では古詩にちなみ、「今は12名となってしまったが、やがて満月のように発展しよう」と願い「月」と名付けたともされる[7]。これらの説を地名の由来として、平成27年 (2015年) には天竜ボート場月艇庫付近(月光山海蔵寺前)に石碑が建立されている[7]

沿革[編集]

施設[編集]

天竜ボート場月艇庫

天竜ボート場の月艇庫がある。全国高等学校選抜ボート大会の会場として毎年使われており[15]2003年(平成15年)には第58回国民体育大会のボート競技会場にもなっている[14]

  • 天竜ボート場月艇庫
  • 天竜林業体育館
  • 湖畔の家
  • 浜松市消防団天竜第7分団
  • 八王子神社
  • 海蔵寺

脚注[編集]

  1. ^ a b 町字別・年齢別人口表”. 浜松市. 2017年2月11日閲覧。
  2. ^ 郵便番号検索”. 日本郵便. 2017年2月11日閲覧。
  3. ^ 静岡県浜松市天竜区月の地番一覧”. ZENRIN DataCom CO.,LTD.. 2017年2月11日閲覧。
  4. ^ 静岡県内で、「月旅行」に行ってきました”. 公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台. 2017年2月11日閲覧。
  5. ^ 遠鉄バス路線図”. 遠州鉄道. 2017年2月11日閲覧。
  6. ^ 全国高等学校選抜ボート大会のお知らせ”. 浜松市天竜区まちづくり推進課. 2017年2月11日閲覧。
  7. ^ a b c "月部落の由来",設置者:月島自治会、文責:月光山海蔵寺八世 灌峯文雄.(歴史節右部画像参照)
  8. ^ a b 旧高旧領取調帳データベース”. 国立歴史民俗博物館. 2017年2月12日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h 角川日本地名大辞典22 静岡県
  10. ^ a b 合併の経緯”. 浜松市. 2017年2月12日閲覧。
  11. ^ a b 地域自治区制度について”. 浜松市. 2017年2月12日閲覧。
  12. ^ 船明ダム”. 浜名湖国際頭脳センター. 2017年2月12日閲覧。
  13. ^ 全国高等学校選抜ボート大会”. 浜松市. 2017年2月11日閲覧。
  14. ^ a b 国民体育大会第58回大会(平成15年・2003年開催)”. 公益財団法人日本体育協会. 2017年2月11日閲覧。
  15. ^ 全国高等学校選抜ボート大会”. 浜松市. 2017年2月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]