時間湯

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Hot springs 001.svg時間湯
温泉情報
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)
泉温(摂氏 湯もみにより調節
pH 2.0
外部リンク 草津温泉の湯治 時間湯オフィシャルサイト
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時間湯(じかんゆ)は群馬県吾妻郡草津町にある、江戸時代から明治頃にかけて始められた伝統的な湯治療法。草津独自の入浴方法である「湯もみ」「かけ湯」「入湯」という工程を経て、3分間、1日上限4回で繰り返し入浴するもの。

現在では千代の湯地蔵の湯でのみ入湯が出来る。

入湯手順[編集]

  1. 神棚に参拝
  2. 湯もみ
  3. かぶり湯
  4. 3分間入浴
  5. 蒸しタオル
  6. 休憩

湯もみ[編集]

【観光ではない、本場の湯もみ!】草津温泉時間湯 - YouTube

  • 湯もみは大板、長板、小板を用いて湯に差し込み、草津節、草津小唄などにあわせて湯をもむ。温度は48℃以下に下げ、成分を均一化し、肌に当たるあたりを整える。
  • 湯もみで上がった湯気を肺に吸い込むことで、デトックス効果により血液を浄化する作用もある。また入浴前の準備運動も兼ねる。

かぶり湯[編集]

  • 足がけからはじまり、後頭部に湯をかけることで頭部の血管を開くと同時に、入湯時ののぼせや貧血になるのを防ぐ効果がある。湯の成分を取り入れるため上半身には湯を掛けない。

3分間入浴[編集]

  • 決められた時間ごとに掛け声を発し、入浴中は、背筋を伸ばし、目を軽く閉じて、腹式呼吸によって入る。そうすることで治癒力を高めるとされている。

蒸しタオル[編集]

  • 蒸したタオルを体にかけ、汗を出し切り、"浄化""排泄"を行う。

休憩[編集]

  • 更衣室に戻り、汗が引くまでバスタオルを巻いて静かに座る。

千代の湯[編集]

湯畑から徒歩1分、老舗の大阪屋と日新館の間にある千代の湯は1998年(平成10年)に建て替えられた施設。 時間湯の扉は奥にある。浴槽は昔からの伝統の作りで上段、下段に分かれている。

地蔵の湯[編集]

2005年の6月に改装工事が入り、2006年4月に現在の地蔵の湯が再開された。時間湯では長期湯治専門であり、体験入湯は行っていない。千代の湯にて体験を行いその後相談により湯治を行うかを決める。

泉質[編集]

  • 泉質 : 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 硫化水素型(旧 含硫化水素強酸性明礬緑礬泉)

湯もみを行う事で、含硫化水素強酸性明礬緑礬泉という成分が空気に触れ結晶化しコロイド状の湯の花になる。これが身体にまとわりつき、薄い皮膜ができる事で体感温度を低く感じる事ができる。このコロイドは光を通してみると白く見える特徴がある。


時間湯の教え[編集]

"治らぬ者の三知らず"[編集]

1.知らず

  • 恩知らず、世話になった人に礼を忘れ、仇で返す人

2.知りたがり

  • 相手の立場を考えず、要は欲求のまま知りたがる人

3.知ったかぶり

  • 三日入湯で全てを知ったつもりの人
  • 他人話を自慢気に語る人

修行としての時間湯[編集]

  • 湯上りは、正座、又は結脚不座にて半眼で静かに蒸す。
  • 人の話を黙して聞くも修行。

  • 入湯前、後の祈り、湯神への感謝の心。
  • 一入湯ごとに六魂を清める如く入るべし。

清浄

  • 人の見ぬ所でこそ心を込めて掃除する。
  • 一入湯ごとに六魂を清める如く入るべし。

入湯者の傾向[編集]

1981年の調査によると年間の入湯者数は約160名。症状は皮膚疾患が最も多く、次に多い整形外科的疾患、神経疾患と合わせて70%を超える。年齢は50~70才台が多いが、若年者から高齢者まで幅広く入湯している。[1]

脚注[編集]

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  1. ^ 草津温泉時間湯入湯者の実態調査 菅井芳郎・白倉卓夫 群馬大学地域論集 第3巻,1983年3月

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]