時空警察ヴェッカー デッドリーナイトシェード

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時空警察ヴェッカー
デッドリーナイトシェード
監督 畑澤和也
脚本 畑澤和也
製作 時空警察ヴェッカー デッドリーナイトシェード製作委員会
出演者 中塚智実松橋ほなみ小坂真郷山沖勇輝
音楽 BROADSOLUTION INC.
主題歌 「HOME」西内麻衣
「Love In Motion」西条美咲
撮影 山崎大輔
編集 武田峻彦
公開 日本の旗 2012年10月10日
上映時間 95分
製作国 日本
言語 日本語
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時空警察ヴェッカー デッドリーナイトシェード』(じくうけいさつヴェッカー デッドリーナイトシェード)は、日本特撮映画2012年10月10日に公開。『時空警察ヴェッカーシリーズ』10周年記念作品。シリーズ共通の骨子である時間と歴史を守る未来の刑事時空刑事」の活躍を描く作品である。2012年時点でのシリーズ最新作だが、世界観の上ではシリーズ第1作『時空警察ヴェッカー』以前の時間軸に位置しており[1]、すべてのヴェッカーの歴史に繋がる物語として[2]、「時空刑事」の任務を最初に与えられた少女たちの物語として製作されている。略称は『時空警察ヴェッカーDNS』。

ストーリー[編集]

西暦2100年代の未来。時間移動技術が確立されたものの、この技術の危険性はまだ未知のものであったため、時間移動の実験体として「DOLL(ドール)」と呼ばれるバイオロイド(人工生命体)が作り出された。しかしこのDOLLたちが突如、2011年の世界へ逃亡した。歴史を変えかねないこの事態に際し、2131年、時空刑事レンとシオンの2人の少女が、人類史上初めて過去の世界へと派遣され、DOLLたちを追う。

キャスト[編集]

双葉 蓮(ふたば れん) / 時空刑事レン - 中塚智実スーツアクター日野由佳[3]
22世紀の未来から現代へ派遣された時空刑事。屈託のない明るい性格だが、過去に母をDOLLに殺されていることから、DOLLを強く憎んでいる。17歳[4]
一条 紫苑(いちじょう しおん) / 時空刑事シオン - 松橋ほなみ(スーツアクター:大口与枝[3]
22世紀の未来から現代へ派遣された時空刑事。蓮とは対照的に無口で、冷徹に任務を遂行する。夢に時折現れる母(演:かとうみゆき友情出演〉)の姿を唯一の安らぎとしている。19歳[4]
エンジュ - 小坂真郷
時空刑事のサポートおよび監視用の青年型アンドロイド。戦闘用ではなく、DOLLの捜索、時空警察からの伝令などで蓮たちを助力する。
北島 隼人(きたじま はやと) - 山沖勇輝
2011年の現代世界に生きる大学生。刑事部長である父(演:村野武範〈友情出演〉)に反発し、父と距離を置いた生活を送っているが、シオンとの出逢いを機に、自分の使命へ立ち向かってゆく。23歳[4]
沢口 慎也(さわぐち しんや) - 河合龍之介
隼人の大学の先輩にして悪友。現職の刑事でありながら盗撮が趣味という一面を持つ。先輩刑事の島田守(演:渡洋史)らと共に難事件に挑んでいる。30歳[4]
木崎 薫(きざき かおる) - 葉山レイコ
ガールズバー「ベラドンナ」を経営する謎の女性。DOLLたちを現代に逃亡させた張本人で、多くのDOLLを店員に雇い、追っ手から守っている。実はDOLL開発者・木崎信一郎(演:伴大介〈友情出演〉)の娘。37歳[4]
カトレア - 西条美咲
22世紀の未来から現代へ脱走してきたバイオロイド「DOLL」の1人。同様に脱走してきたDOLLたち(演:齊藤夢愛亜矢乃栞菜坂口佳澄、他)のリーダー格であり、ベラドンナでの薫の右腕的存在[4]

製作[編集]

『時空警察ヴェッカーシリーズ』10周年記念作品として、一連のシリーズ作品の制作を手がけてきたプロデューサー畑澤和也の監督と脚本のもとに制作された。製作は2009年に開始されており[1]、本来はほかの記念作品『時空警察ヴェッカーサイト』などと同じく、10周年にあたる2011年公開を念頭に置かれていたが、同年発生した東日本大震災の影響などで制作が遅れ、翌2012年公開の運びとなった[1][5]。同シリーズでの映画作品としては2009年に『時空警察ハイペリオン』が公開されているが、これは外伝作品にあたり、『時空警察ヴェッカー』のタイトルでの映画作品は本作が初となった[6]

映画製作にあたっては、オリジナルのヒーローや怪獣のコスチューム製作を手掛ける神戸芸術工科大学の特殊造形サークルが、「東日本大震災の被災地の子供たちの心を支えたい」との思いで、主人公たちのコスチュームや小道具の製作を担当した[5]。また、この大学は撮影にも用いられた[5][7]

人気女性アイドルグループAKB48中塚智実が映画初出演にして主演を務めることや[8][9]、カリスマ装蹄師の西内荘の長女・西内麻衣の本作主題歌による歌手デビュー[9][10]、特撮テレビドラマ『人造人間キカイダー』で知られる伴大介友情出演なども話題となった[9]

封切り[編集]

2012年7月、本作のコスチュームのデザインを担当した造形師・香西伸介の特集による「昭和のヒーロー展」と連動し、徳島県徳島市ufotable CINEMAで先行上映[11]。同年10月10日、東京都渋谷区渋谷アップリンクで上映された。同月20日からは、日本全国のコロナワールドグループで上映された[12]

DVDリリース・派生作品[編集]

2013年6月28日DVD版が全国発売。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 映画パンフレットより。
  2. ^ DVDパッケージより。
  3. ^ a b SUNS ENTERTAINMENT NEWS”. サンズエンタテインメント (2012年). 2012年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e f キャスト”. 時空警察ヴェッカー デッドリーナイトシェード (2012年). 2015年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月4日閲覧。
  5. ^ a b c 堀内達成 (2011年5月7日). “神戸芸工大学生ら 特撮映画で 被災地元気に マスク製作や大学で撮影 全国で今秋上映”. 神戸新聞 夕刊 (神戸新聞社): p. 9 
  6. ^ 中塚智実(AKB48)主演作品『時空警察ヴェッカー・デッドリーナイトシェード』上映会”. アップリンク (2012年). 2016年2月4日閲覧。
  7. ^ オープンキャンパス2011 Vol.1”. 神戸芸術工科大学 (2011年3月13日). 2017年12月19日閲覧。
  8. ^ 森田真帆 (2012年10月14日). “AKB中塚智実、女優としても活躍している大島優子が憧れ! 最近やっとメルアド交換”. シネマトゥデイ. 2012年10月15日閲覧。
  9. ^ a b c 中塚智実(AKB48) / ヴェッカー10周年記念作、上映開始”. ステレオサウンド (2012年10月10日). 2012年10月16日閲覧。
  10. ^ 夢かなった! カリスマ装蹄師の長女、歌手デビュー”. スポーツニッポン (2012年10月10日). 2012年10月11日閲覧。
  11. ^ 7月22日(日)、『時空警察ヴェッカーDNS』感謝上映会開催”. ufotable CINEMA (2012年). 2012年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月30日閲覧。
  12. ^ 中塚智美 他 映画『時空警察ヴェッカーDNS』公開情報”. アイドル誕生! TV. ぶんか社 (2012年10月). 2012年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月1日閲覧。

外部リンク[編集]