春江町

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はるえちょう
春江町
ゆりの里公園
春江町旗
春江町旗
春江町章
春江町章
春江町旗 春江町章
廃止日 2006年3月20日
廃止理由 新設合併
三国町丸岡町春江町坂井町坂井市
現在の自治体 坂井市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
坂井郡
市町村コード 18365-2
面積 24.47 km2
総人口 24,609[1]
[注釈 1]、2006年3月20日)
隣接自治体 坂井町丸岡町福井市
町の木 イチイ
町の花 ユリ
春江町役場
所在地 910-0492
福井県坂井郡春江町随応寺17号10番地
座標 北緯36度08分01秒 東経136度13分10秒 / 北緯36.13369度 東経136.2195度 / 36.13369; 136.2195座標: 北緯36度08分01秒 東経136度13分10秒 / 北緯36.13369度 東経136.2195度 / 36.13369; 136.2195
旧・春江町の位置
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旧春江町役場
(現在は坂井市役所春江総合支所)

春江町(はるえちょう)は、かつて福井県坂井郡にあった。2006年(平成18年)3月20日、坂井郡内3町との合併により坂井市となった。

福井県北部にあり、福井平野の中央に位置していた。古くから稲作繊維工業が盛んだった。近年には宅地造成が進んで福井市ベッドタウンとなり、人口増加率は福井県有数だった。2005年(平成17年)国勢調査による平均年齢は41.7歳であり、福井県の自治体ではもっとも若かった。

地理[編集]

福井平野に位置しているため全域が平地であり、山岳は存在しなかった。

地形[編集]

隣接していた市町村[編集]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、坂井郡境村、為国村、沖布目村、大針村、江留上村、江留下村、随応寺村、江留中村、藤鷲塚村、千歩寺村、中庄村、本堂村、西太郎丸村、東太郎丸村、針原村、田端村、高江村、松木村、金剛寺村及び安沢村の区域をもって、坂井郡春江村が発足する。
  • 1942年(昭和17年)4月3日 - 町制施行して、坂井郡春江町となる。
  • 1955年(昭和30年)3月30日 - 坂井郡磯部村の区域の内、大字中筋、大字定重、大字正蓮花(出垣内の区域を除く。) 及び大字寄安(出垣内の区域を除く。)の区域を編入する。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 坂井郡春江町及び大石村が合併して、改めて坂井郡春江町が発足する。
  • 1964年(昭和39年)5月1日 - 坂井郡坂井町及び春江町の区域の境界を変更する。
  • 1967年(昭和42年)8月1日 - 坂井郡春江町及び丸岡町の区域の境界を変更する。
  • 2006年(平成18年)3月20日 - 坂井郡坂井町、春江町、丸岡町及び三国町が合併して、坂井市が発足する。

行政[編集]

歴代町長[編集]

  • 合併時の町長 渡辺一成(2005年5月~2006年3月)

姉妹都市・提携都市[編集]

経済[編集]

総面積のほぼ半分が水田であり、稲作が盛んだった。幹線道路沿いには郊外型商業施設が建ち並んでいた。

産業人口[編集]

2005年国勢調査

  • 第1次産業 0502人
  • 第2次産業 5211人
  • 第3次産業 7172人

交通[編集]

空港[編集]

鉄道路線[編集]

中心となる駅 : 春江駅

JR西日本
北陸本線(現:ハピラインふくい線):春江駅
えちぜん鉄道
三国芦原線太郎丸駅 - 西春江駅 - 西長田駅

バス路線[編集]

京福バス
福井駅から町内への路線、町内を通り丸岡町、および坂井町の西端部を経て三国町へ向かう路線を運行

道路[編集]

高速道路
町内のインターチェンジ:なし(最寄のインターチェンジは北陸自動車道丸岡インターチェンジ
一般国道
なし
都道府県道
福井県道・石川県道5号福井加賀線
福井県道10号丸岡川西線
福井県道20号三国春江線
福井県道29号福井金津線
福井県道30号福井丸岡線
福井県道102号春江川西線
福井県道103号福井三国線
福井県道108号春江丸岡線
福井県道160号板倉高江線
福井県道163号高江針原線
福井県道234号福井空港線

教育[編集]

小学校[編集]

坂井市発足後には坂井市立春江東小学校が開校している。

中学校[編集]

高等学校[編集]

娯楽[編集]

  • 春江劇場 - 映画館

出身有名人[編集]

ゆかりのある人物[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 出典の坂井市の資料には「人口(外国人登録人口を含む人数)」と記されている。なお、後年分の資料では「住民基本台帳人口」と記載。

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]