春場ねぎ

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春場 ねぎ
生誕 (1991-07-27) 1991年7月27日(29歳)
日本の旗 日本愛知県知多市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2013年 -
ジャンル 少年漫画
代表作 五等分の花嫁
受賞 第89回週刊少年マガジン新人漫画賞 入選(「カワードクロスワールド」)
第21回電撃コミック大賞 金賞(「裏世界コミュニケーション」)
第43回講談社漫画賞 少年部門(『五等分の花嫁』)
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春場 ねぎ(はるば ねぎ、1991年7月27日[1] - )は、日本の男性漫画家愛知県知多市出身[2]愛知県立常滑高等学校[3]トライデントデザイン専門学校マンガ学科卒業[4]血液型はO型[1]。既婚者で[1][注釈 1]、一子の父[注釈 2]。なお、「春場ねぎ」という名前はペンネームである[2]

2013年に「カワードクロスワールド」で商業誌デビューし、以来、主に『週刊少年マガジン』(講談社)で作品を発表している。代表作に『五等分の花嫁』があり、2019年に同作で講談社漫画賞を受賞している。

経歴[編集]

本人が語ったところによると幼いころより周囲から「絵が上手い」と目される存在だったといい、保育園時代は周りから頼まれてポケットモンスターの絵を描いていた[7]。小学校入学後、漫画を描き始めるが、漫画家という職業の苦しさを知って一度は漫画家を諦める[8]。その後、高校1年生のとき、友人が作った漫画を読んで創作意欲を刺激され、再び漫画を描くようになる[8]

2010年、トライデントデザイン専門学校に進学する[3]2012年、「カワードクロスワールド」で第89回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選する[9][4]2013年、同作が『マガジンSPECIAL』(講談社)に掲載され、商業誌デビューする[10][1]。同年、専門学校を卒業する[4]

2014年、「裏世界コミュニケーション」で第21回電撃コミック大賞の金賞を受賞する[11]。同年、『週刊少年マガジン』にて、廣瀬俊の原作付きで『煉獄のカルマ』の連載を開始し、翌2015年まで連載する[4]

その後、2017年から2020年にかけて、『週刊少年マガジン』で『五等分の花嫁』を連載する[12]。同作はヒット作となり[7]、2019年にはテレビアニメ化もされた。また、同じく2019年には、同作が第43回講談社漫画賞の少年部門の受賞作に選出されている[13]

この他、漫画以外の活動として、2020年に知多市のふるさと観光大使に就任している[14]

作風[編集]

ラブコメディを得意としている[7]。ただし、はじめのうちは能力バトルものを志向していたといい[7]、実際に高校1年生のころは『灼眼のシャナ』のような作品を描いていた[8]。しかし、能力バトルものでは思うように想像を広げることができず、そんな折、恋愛がテーマなら身近だし想像しやすいと考えたことが、ラブコメディを描くきっかけになったという[7]

キャラクターを作る際は、複数のキャラクターの個性を掛け合わせるという手法を用いている[15]。一例として、『五等分の花嫁』のヒロインである五つ子を創造した際は、あらかじめ15人のキャラクターを用意し、彼女たちの個性を組み合わせていって5人に絞り込んだという[7]

作品リスト[編集]

連載[編集]

単行本は全て講談社コミックスから発売されている。

読み切り[編集]

  • カワードクロスワールド(『マガジンSPECIAL』2013年4号[4]) - 商業誌デビュー作。
  • 裏世界コミュニケーション(『月刊コミック電撃大王』2014年9月号[16]
  • ヴァンパイアキラー(『週刊少年マガジン』2016年2・3合併号)
  • 五等分の花嫁(『週刊少年マガジン』2017年8号[17]) - 連載版のプロトタイプ。テレビアニメ『五等分の花嫁』BD・DVD第1巻の特典コミックスに収録されている[18]

関連人物[編集]

赤松健
漫画家。学生時代、赤松が描いた『魔法先生ネギま!』を読んで大きな影響を受ける[7]。なお、「春場ねぎ」というペンネームは、『魔法先生ネギま!』の主人公、ネギ・スプリングフィールドの名前を捩ったものである[19]
色原みたび
漫画家。デビュー前から親交があり、色原によると、春場とは漫画家デビューを目指して切磋琢磨する間柄だったという[20]
藤村緋二
漫画家。春場はかつて藤村のアシスタントを務めており、藤村が作画を担当した『神さまの言うとおり弐』が完結した際、色紙を贈っている[21]
内海八重
漫画家。『煉獄のカルマ』の開始から完結まで、春場のアシスタントを務めた[22]
内藤マーシー
漫画家。『五等分の花嫁』の連載時、アシスタントの1人として支えた。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 2015年11月23日、自身のTwitterで挙式の報告をしている[5]
  2. ^ 2019年5月29日に娘が生まれている[6]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 春場ねぎ (2019年9月17日). 5分の4の読者に嫌われる覚悟で。『五等分の花嫁』春場ねぎが語る、ヒロイン創作秘話. インタビュアー:川俣綾加. livedoor ニュース.. オリジナルの2019-09-17時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190917054200/https://news.livedoor.com/article/detail/17065762/ 2019年9月17日閲覧。 
  2. ^ a b 知多市ふるさと観光大使”. 知多市ホームページ. 2020年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 漫画家(マガジンにて活動中)”. スタディサプリ進路. リクルートマーケティングパートナーズ. 2019年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e 春場ねぎ(漫画家)”. トライデントデザイン専門学校公式サイト (2016年7月28日). 2019年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  5. ^ negi_harubaの2015年11月23日21時29分のツイート2019年6月17日閲覧。
  6. ^ negi_harubaの2019年5月29日21時29分のツイート2019年6月17日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 塚越淳一「人と話したくなるような漫画にしたかった 原作者 春場ねぎ」『ANIME Bros.』第4号、東京ニュース通信社、2019年4月7日、 50-55頁。
  8. ^ a b c 第21回「電撃大賞」贈呈式が行われました!”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. p. 3 (2014年11月14日). 2015年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  9. ^ negi_harubaの2012年11月28日14時02分のツイート2019年5月22日閲覧。
  10. ^ negi_harubaの2013年3月19日01時03分のツイート2019年9月17日閲覧。
  11. ^ 第21回「電撃大賞」が決定、小説部門では3年連続大賞W受賞”. ITmedia ebook USER. アイティメディア (2014年10月10日). 2019年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  12. ^ 五等分の花嫁:マガジンの人気ラブコメが2年半の連載に幕”. MANTANWEB. MANTAN (2020年2月19日). 2020年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月17日閲覧。
  13. ^ 講談社漫画賞は五等分の花嫁、不滅のあなたへ、パーフェクトワールド、きのう何食べた?”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年5月10日). 2019年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  14. ^ “「知多市ふるさと観光大使」に 俳優・阿部亮平さん 漫画家・春場ねぎさん /愛知”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2020年8月9日). オリジナルの2020年8月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200811010836/https://mainichi.jp/articles/20200809/ddl/k23/040/138000c 2020年8月11日閲覧。 
  15. ^ 「漫画家への花道 『五等分の花嫁』春場ねぎ先生」『週刊少年マガジン』第61巻第13号、講談社、2019年3月27日、 238-240頁。
  16. ^ 電撃大王2014年9月号は7月26日発売!!”. 月刊コミック電撃大王公式サイト. news blog. KADOKAWA (2014年7月24日). 2019年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  17. ^ 「週刊少年マガジン」8号に掲載された読み切り『五等分の花嫁』が話題「こんなに続きが気になる読み切り初めて! 是非連載してくれ」”. ダ・ヴィンチニュース (2017年1月28日). 2017年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  18. ^ 「五等分の花嫁」BD&DVD第1巻に連載前の読み切り“第0巻”、イベント申込券も”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年1月11日). 2019年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  19. ^ negi_harubaの2012年11月28日21時48分のツイート2019年5月22日閲覧。
  20. ^ 色原みたび. Drawing With Wacom/色原みたび. インタビュアー:村上裕一. ワコムタブレットサイト.. オリジナルの2017-09-24時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170924115156/https://tablet.wacom.co.jp/article/drawing-with-wacom64 2019年5月22日閲覧。 
  21. ^ 「神さまの言うとおり弐」完結! 映画主演の福士蒼汰、同期の諫山創らが祝福”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年12月28日). 2017年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
  22. ^ 春場ねぎ×内海八重の師弟対談がマガジンに、ラブコメとサスペンスの意外な共通点”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年4月15日). 2020年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月17日閲覧。

外部リンク[編集]