映画:ブレードランナー

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映画:ブレードランナー』(えいが ブレードランナー、原題:Blade Runner (a movie))は、ウィリアム・バロウズの小説[注 1]。1979年の作品。日本語訳が1990年にトレヴィルから発行、リブロポートから発売された。日本語版発売時に表紙に記されたタイトルは単に「ブレードランナー」であるが、中表紙や訳者による後書きでは、より原題の直訳に近い『映画:ブレードランナー』となっている。その後、記事や評論などで本作が言及される際は、後述する同題の既成映画やナース作品と区別するために、後者の題が使われることが多い。

フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としたリドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』とは内容的には何の関係もないが、映画製作者サイドが、バロウズの本作やその原案となったアラン・E・ナースの『ザ・ブレードランナー』からタイトルを(合法的に)拝借したことは確かであり、エンドロールに両者への謝辞が表示されている[1]

あらすじ[編集]

舞台は2014年のニューヨーク。1980年以前からの高福祉高負担政策と過度の医療普及により、人口爆発と免疫力低下が起こっていた。また政府は個人医療を非合法化したため、医療のアングラ化が起こっていた。これらのアングラ医療組織からアングラ医師や患者たちへ非合法な医薬品を届ける運び屋をブレードランナーと呼んでいた。主人公のビルはホモのブレードランナー。ビルや恋人のロバーツは、加速癌の抗体となるB23ウイルスを撒布するためにニューヨークの街に繰り出した。目が覚めると、1914年に戻っていた。

用語解説[編集]

  • ヤサ:警察の隠語で「家宅」という意味
  • エングラム:無意識のうちに聞いた言葉によって生じるトラウマ

参考文献[編集]

『たかがバロウズ本。』山形浩生

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ リドリー・スコット監督『ブレードランナー』エンドロール

脚注[編集]

  1. ^ 日本語版の訳者山形浩生によると“小説と映画脚本の中間のようなもの”