星野敦
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星野 敦(ほしの あつし、Atsushi Hoshino、1953年6月7日 -)は日本の彫刻家・芸術家。
経歴
[編集]日蓮宗の総本山、山梨県身延山久遠寺御用達仏師 である、五代目池上秀昇(星野忠雄)の三男として、1953年(昭和28年)6月7日、山梨県甲府市に生まれる。幼少時より木彫り・極彩色・漆・金箔などの技術を父より学ぶ。山梨県立甲府南高等学校卒業。
彫刻の素材はブロンズに留まらず、鉄やコールテン鋼、自然木、ガラスなど多様であり、素材に捕らわれない。 30代半ばから、炸裂する情熱やエネルギーを表現した「情熱発電所」(名前の由来は西武百貨店キャッチコピー 1985 糸井重里)シリーズの制作を開始し、ドローイング、他芸術とのコラボレーションによるパフォーミングアート、即興芸術の活動も行い、「エネルギーの塊と炸裂する情熱[1]」と評される作品だけではなく、パブリックコレクションには癒しを表現した「ヒューマン」シリーズの作品も多い[2]。漆や蒔絵を施した彫刻、レリーフ、ドローイング、絵画、版画、モザイク、絵皿なども手がけ、近年、山梨県産の素材にこだわった作品も発表している。
また、創作活動だけでなく「情熱発電所と造形の秘密」「造形のおもしろさ」などをテーマにした講演活動も行っている。
主な活動
[編集]- 1995年
- 1997年
- 1998年
- 2000年 第4回「国際野外金属彫刻大会」に招待制作・高さ7メートルの作品を設置(ドイツ、アイゼンヒュッテンシュタット市)
- 2005年 2005年日本国際博覧会(愛知万博)において、ヴァイオリニスト佐藤陽子とライブパフォーマンス
- 2007年 第1回アジア・アート・フェスティバルに 「出展」、中国古筝の姜小青とライブパフォーマンス(横浜赤レンガ倉庫)
- 2009年 アトリエを山梨県富士吉田市に新設、38年ぶりに活動拠点を故郷山梨とする。
個展
[編集]- TEPCO銀座館プラスマイナスギャラリー(1989年)
- ホンダウエルカムプラザ青山(1989年)
- 電通アドギャラリー(1989年、築地)
- アトリエ西宮(1992年、兵庫県)
- 三越(1993年、新宿)
- 光と緑の美術館(1997年、神奈川)
受賞歴
[編集]作品集
[編集]脚注
[編集]- ^ 山口秦二(2008)「現代彫塑の息吹 星野敦」『花美術館』vol.8pp.50.蒼海出版
- ^ 山梨県立中央病院ロビー「情熱発電所ー湧出音形」(山梨県甲府市)、市立甲府病院「虹の架け橋」(山梨県甲府市)、茨城町庁舎前「泉」(茨城県)、相模原市立青野原小学校「森のハーモニー」(神奈川県)、「ふれあい」「語らい」「掛け橋」(神奈川県立総合療育相談センター)など。
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- OFFICIAL WEB SITE 情熱発電所 PASSOIN POWER STATION