明神池 (松本市)
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概要
[編集]上高地の奥側にある穂高神社奥宮境内の神域であり、古くは「鏡池」とも呼ばれいた[1]。また、明神付近は古くから神聖な場所とされ、神合地、神垣内、神河内などとも呼ばれていた[1]。なお、「かみこうち(現在の漢字表記は「上高地」だが、本来は「神垣内」)」の地名は、穂高神社とその祭神である穂高見命(ほたかみのみこと)の地であることに由来する。交通拠点となる上高地バスターミナルから約2.8km(徒歩、約55分)かかる[2]。梓川右岸の標高約1,425 mに位置する。池はひょうたん型で一の池と二の池に分かれており、湖面へ映る木々が美しい。神秘的な感覚が味わえ、散策にはもってこいである。池ではイワナ、マガモ、オシドリなどが見られる[3]。明神岳で土砂崩れが起き、梓川支流の沢がふさがれてできた。かつては三の池もあったが、土砂災害により消えてしまった。神社境内の池のため、拝観料500円がかかる。毎年10月8日に例大祭である、御船神事が開催される。すぐ南には上條嘉門次のレリーフが設置されている。周辺には多数の宿泊施設がある[4]。
交通アクセス
[編集]- 上高地バスターミナルから梓川左岸道で距離約2.8km(徒歩で約55分)、梓川右岸コースで距離3.3km(徒歩で約65分)[2]
池の一帯(松本市安曇明神池)は日本郵便から交通困難地に指定されており、地外から郵便物を送ることは出来ない[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “明神池/上高地を知る”. 上高地観光旅館組合(上高地公式Website). 2020年11月24日閲覧。
- ^ a b “上高地を楽しむ/上高地”. 上高地観光旅館組合(上高地公式Website). 2020年11月24日閲覧。
- ^ 『槍ヶ岳・穂高岳 上高地』昭文社〈山と高原地図 2011年版〉、2011年3月。ISBN 9784398757777。
- ^ “上高地施設一覧(明神地区)”. 上高地公式Website. 2011年4月26日閲覧。
- ^ “別冊(内国郵便約款第79条及び第97条関係) 交通困難地・速達取扱地域外一覧” (pdf). 日本郵便 (2022年2月21日). 2022年5月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “明神池”. 上高地. 2015年9月23日閲覧。
座標: 北緯36度15分14.4秒 東経137度39分50.5秒 / 北緯36.254000度 東経137.664028度