明智駅 (岐阜県可児市)

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明智駅
Meitetsu Akechi Station ac.jpg
駅舎(2019年12月)
あけち
AKECHI
HM06 新可児 (3.5 km)
(1.6 km) 顔戸 HM08
所在地 岐阜県可児市平貝戸26番地4
北緯35度25分59.5秒 東経137度5分14.8秒 / 北緯35.433194度 東経137.087444度 / 35.433194; 137.087444座標: 北緯35度25分59.5秒 東経137度5分14.8秒 / 北緯35.433194度 東経137.087444度 / 35.433194; 137.087444
駅番号 HM  07 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 広見線
キロ程 18.4 km(犬山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
455人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
913人/日
-2019年-
開業年月日 1920年大正9年)8月21日
備考 無人駅
駅集中管理システム非導入

(2.3km) 兼山口


キロ程:0.0km(明智起点)
廃止年月日:2001年平成13年)10月1日
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明智駅(あけちえき)は、岐阜県可児市平貝戸川田にある名古屋鉄道広見線である。駅番号はHM07

概要[編集]

名鉄広見線の単線区間で唯一交換設備を有する駅である。ここから御嵩方面は交換設備がなく、終点の御嵩駅も1線のみのため、1列車しか入線できない。

可児市の外れにあるが、可児川の対岸にある可児郡御嵩町伏見の玄関口でもある。また駅前より八百津線の代替である可児市兼山町加茂郡八百津町方面へ向かうバス(YAOバス)が毎時1本程度発車している。

2001年平成13年)までは八百津線が当駅で分岐していた。廃止時点で八百津線にも交換設備がなく、当駅からは1列車しか入線できなかった。

2005年(平成17年)までは新可児駅との間に学校前駅があり、日中は新可児 - 御嵩間の折り返し列車のみが停車していた。

なお、当駅ではmanacaが使用できない。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅舎は三角屋根の木造で開業当初のもの[3]。出札窓口と待合室を有する。

駅舎側から島式1面(1・2番線)、単式1面(3番線)の2面3線ホームを有する地上駅。木造平屋の駅舎とホームは構内踏切で繋がっている。ホームは全て4両編成に対応しているが通常は2両編成のみ入線し、ホーム新可児寄りに停車する。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 HM 広見線(新可児〜御嵩)[4] -   通常は使用されない
2 下り 御嵩ゆき[5] 新可児方面からの全列車、新可児方面からの回送列車の折り返しにも使用
3 上り 新可児ゆき[5] 御嵩方面からの全列車

朝の通勤通学時間帯は2本の列車が使用され、うち1本はワンマン運転非対応の3100系・3150系・9100系が使用されている。この区間の運用を終えた後新可児駅から当駅まで回送され、1番線に入線し、1分ほど停車した後すぐに回送列車として折り返し、新可児駅2番線に入り、普通犬山行きとして使用される。これが1日1回だけ1番線が使用される機会である(2番線で折り返す場合もある)。2011年(平成23年)5月15日の「かも1グランプリin御嵩」開催に伴い臨時増発された際も終了後は1番線に入線し、回送列車として折り返していた。

2008年(平成20年)6月29日のダイヤ改正まで、最終とその1本前の御嵩行きは、御嵩駅到着後この駅まで回送されて留置された。そのため、駅舎は乗務員の宿泊所を兼ねていた。翌日、この2本は御嵩駅へ回送され始発と次の列車になった。現在は最終とその前に2本存在する御嵩駅からの折り返し回送列車は当駅止まりではなく、新可児駅まで回送されている。

駅集中管理システム非導入の終日無人駅。切符は新設された自動券売機(1台、タッチパネル式で片道普通乗車券のみ購入可能。manaca非対応。故障時などに使うインターホンは犬山駅につながる)で購入する。普通乗車券以外(manaca・定期券など)を利用して犬山方面へ向かう乗客のために、乗車駅証明書も無料で発行できる。ワンマン運転に際して、御嵩駅などと同様なバックミラーや乗車位置の案内も最近設置された。無人駅なので、乗車券・ICカード精算済証は列車を下車する際に運転士に手渡し、1両目の最前扉から下車することになっているが、特に御嵩行きの場合、駅の出口が後方になるためか1両目の後ろのドアから下車する旅客も多い。そのため、駅舎には乗車券回収箱を備え付けている。

配線図[編集]

明智駅 構内配線略図

新可児方面
明智駅 構内配線略図
御嵩方面
凡例
出典:[6]


八百津線現役時代(1993年)の明智駅 構内配線略図
↑ 八百津方面

新可児・犬山・
新名古屋方面
八百津線現役時代(1993年)の明智駅 構内配線略図
御嵩方面
凡例
出典:[7]


ダイヤ[編集]

始発営業列車が発車する前に御嵩行きの回送列車が2本当駅を通過する。それぞれ御嵩駅から始発とその次の新可児行きの列車として当駅を発着する。

朝ラッシュは始発とその次の列車に使われた2本の車両がそのまま使用されて1時間に3・4本運行され、2番線から御嵩行き、3番線から新可児行きがほぼ同時に発車する。ラッシュ終了後は新可児駅からの回送列車が当駅に1本、1番線または2番線に到着し、すぐに折り返していく。

日中は列車交換はなく、1本の列車が30分毎に2番線または3番線に発着する。1番線での列車留置は行われない。

夕方以降も基本的にそのままであるが、夜間20時台(当駅20:49発)に1度だけ列車交換が行われる。この際の新可児行きは新可児駅到着後、犬山方面へ回送され、入庫となる。

列車交換で御嵩行きとしてやってきた車両は終電まで運用に就く。その後は新可児行きの回送列車として2度当駅を通過する。

利用状況[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は924人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中233位、広見線(11駅)中8位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,219人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中164位、広見線・八百津線(16駅)中6位であった[9]

『岐阜県統計書』『可児市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期
1920(大正09)年度53[10]
1921(大正10)年度98[11]
1922(大正11)年度127[12]
1923(大正12)年度99[13]
1924(大正13)年度92[14]
1925(大正14)年度77[15]
1926(大正15)年度71期間は9月23日 - 翌年3月末[16]
1927(昭和02)年度86[17]
1928(昭和03)年度101[18]
1929(昭和04)年度78[19]
1930(昭和05)年度71[20]
1931(昭和06)年度57[21]
1932(昭和07)年度53[22]
1933(昭和08)年度64[23]
1934(昭和09)年度58[24]
1935(昭和10)年度61[25]
1936(昭和11)年度
1937(昭和12)年度
1938(昭和13)年度
1939(昭和14)年度
1940(昭和15)年度
1941(昭和16)年度
1942(昭和17)年度
1943(昭和18)年度
1944(昭和19)年度
1945(昭和20)年度
1946(昭和21)年度
1947(昭和22)年度
1948(昭和23)年度
1949(昭和24)年度
1950(昭和25)年度
1951(昭和26)年度
1952(昭和27)年度
1953(昭和28)年度
1954(昭和29)年度
1955(昭和30)年度674[26]
1956(昭和31)年度808[27]
1957(昭和32)年度830[28]
1958(昭和33)年度841[29]
1959(昭和34)年度844[30]
1960(昭和35)年度792[31]
1961(昭和36)年度768531[32]
1962(昭和37)年度780562[32]
1963(昭和38)年度771578[32]
1964(昭和39)年度775607[32]
1965(昭和40)年度824636[32]
1966(昭和41)年度827654[32]
1967(昭和42)年度848673[32]
1968(昭和43)年度831662[32]
1969(昭和44)年度828657[32]
1970(昭和45)年度836656[32]
1971(昭和46)年度800618[32]
1972(昭和47)年度801617[32]
1973(昭和48)年度896689[32]
1974(昭和49)年度1061858[32]
1975(昭和50)年度1155953[32]
1976(昭和51)年度1168981[32]
1977(昭和52)年度1124939[32]
1978(昭和53)年度1110928[32]
1979(昭和54)年度1085905[32]
1980(昭和55)年度1066883[32]
1981(昭和56)年度1033858[32]
1982(昭和57)年度956782[32]
1983(昭和58)年度857698[33]
1984(昭和59)年度843701[33]
1985(昭和60)年度960807[33]
1986(昭和61)年度951799[33]
1987(昭和62)年度959813[33]
1988(昭和63)年度1001839[34]
1989(平成元)年度1092923[34]
1990(平成02)年度1129957[34]
1991(平成03)年度1123949[34]
1992(平成04)年度1107930[34]
1993(平成05)年度1076902[35]
1994(平成06)年度1004831[35]
1995(平成07)年度971773[35]
1996(平成08)年度920745[35]
1997(平成09)年度884710[35]
1998(平成10)年度8216571642[36]
1999(平成11)年度7656211530[36]
2000(平成12)年度7005691405[36]
2001(平成13)年度8666951767[36]
2002(平成14)年度8336761677[36]
2003(平成15)年度7396021490[37]
2004(平成16)年度6885631382[37]
2005(平成17)年度6415271289[37]
2006(平成18)年度5994871201[37]
2007(平成19)年度6074991217[37]
2008(平成20)年度5904931185[38]
2009(平成21)年度5434611093[38]
2010(平成22)年度5004201006[38]
2011(平成23)年度471394946[39]
2012(平成24)年度483407968[39]
2013(平成25)年度460388924[39]
2014(平成26)年度417347837[39]
2015(平成27)年度425354853[39]
2016(平成28)年度428353860[40]
2017(平成29)年度447372897[40]
2018(平成30)年度467388937[40]
2019(令和元)年度455377913[40]
2020(令和02)年度333282667[40]

駅周辺[編集]

周辺は住宅地である。駅から南に少し離れた国道21号可児御嵩バイパス)近辺に大型店舗がある。

バス路線[編集]

御嵩町コミュニティバス
  • ふれあい予約バス(ふしみ線)
    • 1時間間隔で1日9便運行。土曜・日曜(休日)・祝日運休。利用30分前までの予約が必要。
Kバス
YAOバス
  • 平日の通学時間帯のバスのみ八百津高校経由。八百津高校行は朝、八百津高校発は夕方のみの運行。
  • 明智駅 - 八百津高校・八百津町ファミリーセンター前

隣の駅[編集]

現存区間[編集]

名古屋鉄道
HM 広見線(新可児〜御嵩)
新可児駅 (HM06) - 明智駅 (HM07) - 顔戸駅 (HM08)

廃止区間[編集]

名古屋鉄道
八百津線
明智駅 - 兼山口駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  2. ^ 寺田裕一 『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ 名古屋鉄道株式会社(編) 『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、77頁。 
  4. ^ 明智駅 - 電車のご利用案内、2019年3月23日閲覧
  5. ^ a b 明智(HM07)(あけち) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』、小学館、1993年、ISBN 978-4093954112
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  10. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正9年』、岐阜県、1922年、20 交通及運輸
  11. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正10年』、岐阜県、1923年、20 交通及運輸
  12. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正11年』、岐阜県、1924年、20 交通及運輸
  13. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正12年』、岐阜県、1925年、5 交通及運輸
  14. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正13年』、岐阜県、1926年、5 交通及運輸
  15. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 大正14年』、岐阜県、1927年、5 交通及運輸
  16. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和元年』、岐阜県、1928年、5 交通及運輸
  17. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和2年』、岐阜県、1929年、5 交通及運輸
  18. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和3年』、岐阜県、1930年、5 交通及運輸
  19. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和4年』、岐阜県、1931年、5 交通及運輸
  20. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和5年』、岐阜県、1932年、5 交通及運輸
  21. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和6年』、岐阜県、1933年、5 交通及運輸
  22. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和7年』、岐阜県、1934年、5 交通及運輸
  23. ^ 岐阜県知事総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和8年』、岐阜県、1935年、5 交通及運輸
  24. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和9年』、岐阜県、1936年、5 交通及運輸
  25. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和10年』、岐阜県、1937年、5 交通及運輸
  26. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
  27. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
  28. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
  29. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
  30. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
  31. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
  32. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和58年版』、可児市、1984年、55頁
  33. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和63年版』、可児市、1989年、39頁
  34. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 平成5年度版』、可児市、1994年、39頁
  35. ^ a b c d e 可児市総務部企画調整課(編)『可児市の統計 平成10年版』、可児市、1999年、59頁
  36. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成15年版』、可児市、2004年、59頁
  37. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成20年版』、可児市、2009年、63頁
  38. ^ a b c 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成25年版』、可児市、2013年、52頁
  39. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成28年版』、可児市、2017年、51頁
  40. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 令和3年版』、可児市、2022年、49頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]