明智藪 (堤防)

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明智藪
明智藪(堤防).jpg
明智藪
情報
座標 北緯35度17分59.0秒 東経135度7分48.0秒 / 北緯35.299722度 東経135.130000度 / 35.299722; 135.130000 (明智藪)座標: 北緯35度17分59.0秒 東経135度7分48.0秒 / 北緯35.299722度 東経135.130000度 / 35.299722; 135.130000 (明智藪)
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明智藪(あけちやぶ)は、京都府福知山市を流れる由良川に築かれた堤防のこと。長さは約500mで洪水対策のために明智光秀が築いたとされ、人工的に植林されたから構成される堤防である。

概要[編集]

明智藪(蛇ヶ端藪)は、京都府福知山市を流れる土師川由良川の合流地点に存在する,長洲状の地形のことである[1]天正7年に明智光秀丹波平定の際に城下町の整備を行った[1]。城は由良川と土師川の合流点にあり水害多発地点であった。そのため城の整備と並行して由良川の流路を変更、城下町と蛇ヶ端から鋳物師町までの1km以上にわたる堤防を築いた[2]。 明智藪は城の直下の堤防に突き当たる由良川の水勢を弱める役割を果たす。竹林のほか、樹齢数百年のエノキなどの大木が繁茂し防備林となっていた。江戸時代は藩有林として番人を置いて管理していたが、明治維新以降はの伐採や建築などによる土手改変などが横行し、明治29年の水害以降はその管理が問題となっていた[3]

歴史[編集]

洪水対策のために明智光秀が築いたとされている。

人工的に植林された竹で構成されているのが特徴。

脚注[編集]

  1. ^ a b 福知山市長 塩見精太郎『福知山市史 第2巻』福知山市、1978年、671-672頁
  2. ^ 柴裕之編著『図説明智光秀』戎光祥出版、2018年、90頁
  3. ^ 国土交通省近畿地方整備局福知山河川国道事務所『由良川風土記』2004年、24頁

参考文献[編集]

  • 福知山市『福知山市史 第2巻』福知山市、1978年
  • 柴裕之編著『図説明智光秀』戎光祥出版、2018年
  • 風土工学デザイン研究所、国土交通省『由良川風土記』国土交通省近畿地方整備局福知山河川国道事務所、2004年