早春の港

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早春の港
南沙織シングル
初出アルバム『傷つく世代
B面 魚たちはどこへ
リリース
規格 シングル
ジャンル J-POPアイドル歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 作詞: 有馬三恵子
作曲: 筒美京平
プロデュース 酒井政利
チャート最高順位
  • 週間11位(オリコン
  • 1973年度年間79位(オリコン)
南沙織 シングル 年表
哀愁のページ
1972年
早春の港 
1973年
傷つく世代
(1973年)
収録アルバム傷つく世代
遠い海
(5)
早春の港
(アルバム・バージョン)
(6)
カリフォルニアの青い空
(7)
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早春の港」(そうしゅんのみなと)は、南沙織の通算6枚目のシングル。1973年1月21日発売。発売元はCBS・ソニー

解説[編集]

タイトルどおり、春先を舞台としている楽曲。前年暮れ(1972年12月21日)発売のアルバム『早春のハーモニー』に収録されていた「ふるさとのように」という原曲が存在する。シングル化にあたって改題され、アレンジ歌詞に手が加えられた。メロディは概ね同じであるが、歌詞の文字数の関係で多少異なる箇所もある。冒頭部分や間奏に挿入される波音SEスティール・ギターの音をはじめ、筒美京平によるアレンジは曲全体に早春の雰囲気を出すことに成功している。

本シングル発売当時、人気絶頂だったフォーク歌手・よしだたくろうは、ラジオから流れてきたこの曲に感動し、アンサーソング[1]として「シンシア」を発表したとされる(『よしだたくろう・かまやつひろし』名義)。また「早春の港」は、シンシア・ファンを公言する歌手・岩崎宏美[2]がアルバム『Dear Friends II』(2003年11月26日)でカヴァーした。

1974年11月12日放送のフジテレビ系の音楽番組『ミュージックフェア』では、かまやつ・よしだ・南の3人が共演し、南沙織を挟んで「シンシア」が歌われた。この映像は、近年の総集編でもオンエアされることがある。なお、この放送が南沙織の『ミュージックフェア』初出演でもあった。

B面曲の「魚たちはどこへ」は南自身も気に入っているナンバーで、1978年10月に行われたさよならコンサートでも歌われた。この曲も元々『早春のハーモニー』に収録されていた楽曲で、手を加えられずシングルカットされた。春になり散った故郷の学友たちと、春になり息づく魚たちを掛けた歌詞となっている。

収録曲[編集]

両楽曲とも、作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平

  1. 早春の港(2:53)
  2. 魚たちはどこへ(2:24)

収録作品(LP・CD)[編集]

カバー[編集]

早春の港

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「ふるさと」と「懐かしい人や場所」・「ふるさともたない」と「帰る場所もない」と、それぞれ対になるような言葉が登場する。
  2. ^ カヴァー・アルバム『Dear Friends II』の歌詞カードに記載された岩崎宏美自身によるライナーノーツで、シンシアへの思いが綴られている。
  3. ^ 真心ブラザーズ、聖子&明菜ら昭和の女性アイドルカバー「歌うの楽C」”. ORICON (2015年7月10日). 2015年7月10日閲覧。