旦部幸博
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旦部幸博(たんべ ゆきひろ、1969年 - )は、日本の研究者。専門は微生物学、遺伝学。学位は医学博士。現在滋賀医科大学医学部 医学科 病理学講座 微生物感染症学部門 准教授。コーヒーの研究者としても有名である。
来歴[編集]
長崎県出身。京都大学、京都大学大学院出身で、1996年から滋賀医科大学助手、現在、滋賀医科大学 医学部 医学科 病理学講座 微生物感染症学部門 准教授。1996年頃、コーヒーの専門サイト『百珈苑』を開設、日本のコーヒーの専門サイトとしては最も古株のひとつである。
2014年カフェ・バッハの田口護との共著『コーヒー おいしさの方程式』を出版。2016年にコーヒーの理系に知識を網羅した『コーヒーの科学』、2017年にコーヒーの文系の知識を網羅した『珈琲の世界史』を出版。
人物[編集]
京都大学に入学してすぐに、何かひとつ趣味を作ろうと思い立ったことが、コーヒーの研究を始めたきっかけである。大学院では研究室のコーヒー係を担当する。大学院で生薬学を研究しており、植物の成分に非常に関心があったため、コーヒーも香りや味の成分に関心を持つようになった。そこから色々な文献を集めるようになり、今までに1000から2000を超える世界中の論文を読んでいる 。現在は大学での研究の知識を活かし、コーヒーを探求している[1]。カフェ・バッハの田口護、コーヒー研究者としては先輩に当たる辻静雄料理教育研究所所長の山内秀文、コーヒーマニアであり研究家の鳥目散帰山人と親しい[2]。
略歴[編集]
学歴[編集]
職歴[編集]
著書[編集]
単著[編集]
- 『コーヒーの科学』(講談社ブルーバックス、2016年2月 )
- 『珈琲の世界史』(講談社現代新書、2017年10月)
共著[編集]
- 『コーヒー おいしさの方程式』(NHK出版、2014年1月)
監修[編集]
- (マイケル・ワイスマン)『スペシャルティコーヒー物語』(楽工社、2018年2月)
受賞歴[編集]
- 辻静雄料理教育研究所 辻静雄食文化賞 珈琲の世界史(2018年5月)
- 滋賀医科大学 ベストティーチャー賞(2019年3月)