日立教育訓練用原子炉

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日立教育訓練用原子炉(ひたちきょういくくんれんようげんしろ、: Hitachi Training Reactor、略称:HTR)は、川崎市麻生区王禅寺地区にあった研究用原子炉日立製作所原子炉設計技術の確立、原子力技術者の育成等を目的として建設した。原子炉の開発研究、放射化分析放射性同位元素製造、材料照射および医療照射に利用された。民間初の国産原子炉建設であり、先に建設が開始されていた国産1号炉であるJRR-31962年9月初臨界)よりも先に初臨界を達成したため、国産零号炉とも呼ばれた。[1]

年表[編集]

  • 1960年5月13日 原子炉設置承認[2]
  • 1961年12月25日 初臨界[2]
  • 1962年6月25日 定格出力100kW到達
  • 1968年8月 医療照射開始
  • 1975年2月 運転停止
  • 1975年10月 解体作業開始
  • 1976年4月 解体作業終了
  • 2005年10月 保管していたすべての使用済燃料を搬出

仕様[編集]

燃料要素61本
定常運転用:直径9.8mm 有効長395mm[2]
パルス運転用:直径7.8mm 有効長400mm[2]
反射体要素85本

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 日本原子力学会誌2011年1月号
  2. ^ a b c d 日立教育訓練用原子炉(HTR)の概要 (PDF) :原子力委員会(2003年3月18日)資料
  3. ^ a b 日立教育訓練用原子炉(HTR) (PDF) 日立評論

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度35分1.4秒 東経139度31分38.3秒