日本熱帯果樹協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本熱帯果樹協会(にほんねったいかじゅきょうかい)は2012年平成24年)4月に設立された熱帯果樹に関する専門家及び実務家から構成された集団。拠点は鹿児島。英文名称は『Japan Tropical Fruit Association』。特定の大学や学閥にとらわれることなく、熱帯果樹に興味を持つ愛好家が集う会を設立のコンセプトにしている。

構成員[編集]

役員[編集]

会員[編集]

会員は日本全国の熱帯果樹研究者を始め、経済栽培を行う農業従事者や会社経営者など多岐にわたっている。2017年末時点での会員数は約500名(法人会員を含む)。

活動[編集]

コンセプト[編集]

マンゴーやレイシ、アボカド、チェリモヤなど、熱帯果樹のさまざまな種類や品種には、それぞれの形、色、味わいがあります。米国のフロリダやハワイ、そしてタイやフィリピンなどの東南アジアの人たちが、熱帯果樹を生活に身近なものとして楽しんでいるように、日本でも楽しむことができるようにしたいものです。熱帯果樹に関する様々な情報の収集や発信、海外の愛好家との交流、品種の収集・保存などを通して熱帯果樹の楽しみを広げていきます。 — 百果是真味(ひゃっかこれしんみ)

講演会・交流会[編集]

沖縄本島や石垣島を中心にして、年間を通じて講演会や交流会を開催している。

会報・ニュースレター[編集]

会員向けに熱帯果樹研究レポートや実際の栽培体験記等の記事を掲載した会報を発行している。また、イベントの告知や活動報告などをニュースレターを通じて情報提供している。

脚注[編集]

  1. ^ 鹿児島大学名誉教授。熱帯果樹研究科。パパイヤに関する研究論文が多数ある。
  2. ^ 熱帯果樹栽培の権威。カリフォルニア州立ポリテクニック大学パモナ校卒業。日本における熱帯果樹栽培の普及を目指し、多くの著書がある。
  3. ^ 南九州大学准教授。農学博士。熱帯果樹類の遺伝資源の収集・保存、地域特産果樹の探索などが主な研究テーマである。

出典[編集]

外部リンク[編集]