日本大学生産工学部・大学院生産工学研究科

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日本大学生産工学部(にほんだいがくせいさんこうがくぶ、College of Industrial Technology.Nihon University 略称CIT)は、生産工学教育研究する大学の学部であり、生産工学研究科(せいさんこうがくけんきゅうか)は、生産工学の理論および応用を教育・研究する大学院の研究科である。いずれも工学系である。

津田沼キャンパス
実籾キャンパス

概要[編集]

日本大学生産工学部生産工学研究所では、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(地域連携研究プロジェクト)「地域生活に安全・安心を与えるための建造物の高耐震化・再生化技術とヘルスモニタリング技術の応用に関する研究」が行われている[1]

学部生全員が必修科目としてインターンシップを履修、土木工学科、応用分子化学科、数理情報工学科、電気電子工学科に日本技術者教育認定機構JABEE)対応のコースを設置するなど、産業、技術社会への対応を考えたカリキュラムが組まれている[2]。津田沼校舎の隣地には東邦大学理学部薬学部が所在し、両大学間で単位互換が可能である[3]。また、1999年(平成11年)からアメリカケント州立大学学術交流協定を結んでいる[4]

自動車工学リサーチ・センター[編集]

ものづくりを産業界との繋がりで、45年以上、企業などの生産実習(インターンシップ)や企業などからの技術相談・技術指導、委託研究、共同研究などにより産学連携を推進している。そのなかでも自動車工学に関係する産学連携を推進するために2010年に発足したのが自動車工学リサーチセンターである。

近年の自動車は多数のセンサーや通信、情報処理装置などが整備された移動装置となっており、同センターは人と環境に優しい未来の自動車作りを目指し、同学部の技術・研究の強みを活かした総合力で国内最大級の産学連携・自動車CAE(Computer Aided Engineering)フォーラムを開催している[5]

※賛助会員制

沿革[編集]

略歴[編集]

1965年に日本大学工学部(現・理工学部)工業経営学科を発展させる形で、日本大学第一工学部として設置された。

工学部工業経営学科→理工学部工業経営学科→理工学部経営工学科→第一工学部→生産工学部と改称してきた。

年表[編集]

  • 1928年(昭和3年) - 工学部(現日本大学理工学部)設置
  • 1952年(昭和27年) - 東京都神田駿河台に工学部工業経営学科新設
  • 1957年(昭和32年) - 千葉県習志野市に工学部工業経営学科を移転
  • 1957年(昭和33年) - 工学部を理工学部と名称変更し、工業経営学科2年次生を工経・土木・建築・機械・電気・工化の6コースの専攻別に組み分ける
  • 1961年(昭和36年) - 理工学部工業経営学科を経営工学科と改称
  • 1965年(昭和40年) - 第一工学部(機械・土木・建築・工業化学・管理の5学科)を設置し、津田沼校舎にて開講。理工学部経営工学科募集停止
  • 1966年(昭和41年) - 第一工学部を生産工学部と改称。同時に、電気・統計の2学科を増設し、機械・電気・土木・建築・工業化学・管理・統計の7学科となり、独立学部となる
  • 1970年(昭和45年) - 修士課程設置
  • 1972年(昭和47年) - 博士課程設置
  • 1974年(昭和49年) - 統計学科を数理工学科と名称変更
  • 1975年(昭和50年) - 修士課程・博士課程を博士前期課程・博士後期課程と改組
  • 1980年(昭和55年) - 博士前期課程・博士後期課程に数理工学専攻を増設
  • 1982年(昭和57年) - 実籾校舎竣工
  • 1992年(平成4年) - 創設40周年を迎える
  • 1993年(平成5年) - 一般教育を教養・基礎科学系と名称変更
  • 1997年(平成9年) - 創設45周年を迎える
  • 2001年(平成13年) - 電気工学科を電気電子工学科、工業化学科を応用分子化学科、数理工学科を数理情報工学科に名称変更
  • 2002年(平成14年) - 創設50周年を迎える
  • 2005年(平成17年) - 博士前期課程・博士後期課程の電気工学専攻を電気電子工学専攻、工業化学専攻を応用分子化学専攻、数理工学専攻を数理情報工学専攻と名称変更
  • 2006年(平成18年) - 管理工学科をマネジメント工学科と名称変更
  • 2009年(平成21年) - 環境安全工学科と創生デザイン学科を新設

学科一覧[編集]

  • 土木工学科
    • 環境コース
    • 都市コース
    • マネジメントコース(JABEE対応)
  • 建築工学科
    • 建築工学コース
    • 建築・環境デザインコース
    • 居住空間デザインコース(女性のみ)
  • 機械工学科
    • 制御システムコース
    • 航空・自動車システムコース
    • 創造デザインコース
  • 電気電子工学科
    • エネルギーシステムコース
    • e-コミュニケーションコース
    • クリエイティブエンジニアリングコース(JABEE対応)
  • 応用分子化学科
    • 生命化学コース
    • 物質デザインコース
    • 国際化学技術者コース(JABEE対応)
  • マネジメント工学科
    • 企業マネジメントコース
    • 人間・情報システムコース
    • 知財経営コース
  • 数理情報工学科
    • 数理情報工学コース
    • 情報工学コース(JABEE対応)
  • 環境安全工学科
    • 環境安全コース
    • 環境エネルギーコース
  • 創生デザイン学科
    • プロダクトデザインコース
    • スペースデザインコース

上記のほかに、教養、基礎科学系に分類される教員が存在する。

大学院[編集]

  • 生産工学研究科
    • 土木工学専攻
    • 建築工学専攻
    • 機械工学専攻
    • 応用分子科学専攻(2005年3月までは工業化学専攻)
    • 電気電子工学専攻(2005年3月までは電気工学専攻)
    • 管理工学専攻
    • 数理情報工学専攻(2005年3月までは数理工学専攻)

所在地[編集]

校舎は習志野市の実籾校舎と、同市泉町の津田沼校舎の二箇所があり、1年生は実籾校舎、2年生からは津田沼校舎で授業を行う[注 1]

  • 津田沼キャンパス
  • 実籾キャンパス
    • 千葉県習志野市新栄 2-11-1

交通案内

  • JR津田沼駅 北口
    • 京成バス4番のり場
    • 京成バス5番のり場
  • JR津田沼駅 北口

展示作品[編集]

「次世代自動車産業展2011」

2011年6月に東京ビッグサイトで開催された「次世代自動車産業展2011」で、ユニークな形をした電気自動車EV)「Bash」を、日本大学生産工学部機械工学科邉研究室の学生が製作した[6]

「東京駅100年の記憶」

JR東京駅内の美術館・東京ステーションギャラリーで東京駅開業100周年を記念して「東京駅100年の記憶」が2014年12月13日から3月1日にかけて開催された。ここに日本大学生産工学部建築工学科の学生が作成した東京駅から丸の内までのジオラマ(立体模型)作品が展示された[7]

関係者[編集]

出身者
その他

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 津田沼校舎は習志野市と船橋市の境界線上にあり、校地のかなりの部分は船橋市三山である。

出典[編集]

  1. ^ 生産工学研究所. “大型研究プロジェクトの推進”. http://www.cit.nihon-u.ac.jp/laboratory/industrial-technology/kenkyu 2015年11月19日閲覧. "本研究プロジェクトでは、千葉県で主に事業活動を展開している企業および地方自治体と密接に連携して、地域生活に安全・安心を与えるための建造物 の高耐震化・再生化とヘルスモニタリング技術の応用に関する研究を推進し、その結果として「千葉5S(Safety , Security ,Stability,Save and Sensing) モデル」を確立し、それを全国に展開することを目指している。" 
  2. ^ “日本技術者教育認定機構”. http://www.cit.nihon-u.ac.jp/about/support/jabee 2015年11月19日閲覧. "この技術者教育プログラム認定の目的は、教育の質を高め、わが国の技術者教育の基準に関して国際的な基準との同等性を確保することにある。すなわち、JABEEの審査を受け、要求する基準を満たしていることが認定されれば、その教育プログラムは国際水準にあると認められる。いいかえれば、そのプログラム修了者は、国際的に通用する技術者に必要な基礎教育を完了したものと見なされる。" 
  3. ^ “他大学との単位互換”. http://www.cit.nihon-u.ac.jp/about/support/credit-transfer 2015年11月19日閲覧. "本学部と東邦大学理学部との間の単位互換制度により、東邦大学理学部で開講される単位互換科目を受講し、単位を修得することができる。" 
  4. ^ “海外提携校”. http://www.cit.nihon-u.ac.jp/about/support/overseas 2015年11月19日閲覧. "生産工学部は独自にアメリカのオハイオ州にあるケント州立大学との間で学術交流協定を結んでいる。" 
  5. ^ 自動車工学リサーチ・センター. “NU-CAR”. http://www.nu-car.cit.nihon-u.ac.jp/index.php/ja/ 2015年11月19日閲覧. "2010年4月に設立された組織で、企業からの委託研究・共同研究及び賛助会費制度によって運営している。" 
  6. ^ “[次世代自動車産業展11]GFRPだけでEVを制作”. (2011年6月20日). http://response.jp/article/2011/06/20/158275.html 2015年11月19日閲覧。 
  7. ^ “東京駅で開業100年祝う「東京駅100年の記憶」開催”. (2014年12月19日). http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/43940/ 2015年11月19日閲覧。 

関連項目[編集]

公式サイト[編集]