日本分子生物学会

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にほんぶんしせいぶつがくかい
日本分子生物学会
英語名称 The Molecular Biology Society of Japan
略称 MBSJ
法人格 特定非営利活動法人
専門分野 生物学
設立 1978年
会長 大隅典子
事務局 日本の旗 日本
〒102-0072
東京都千代田区飯田橋2-11-5 人材開発ビル4
会員数 13473人[1]
刊行物 『Genes to Cells』
ウェブサイト 公式ウェブサイト
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特定非営利活動法人日本分子生物学会(にほんぶんしせいぶつがっかい、: The Molecular Biology Society of Japan)は、分子生物学の研究・教育の推進を目的とする日本学会

概要[編集]

1978年、初代会長渡邊格らを中心として会員約600人で設立された。従来の細胞学生化学等と異なり、生体分子の物理化学的性質に基づいて生命の原理を明らかにすることを目的として設立されたが、1990年代に生物学医学農学等の様々な分野に分子生物学的方法論が浸透したため会員は急増し、現在は会員数1万人を超える大規模学会となっている。

特に日本生化学会とは研究分野および会員に関して重なる部分が多いことから、しばしば合同大会を開催している。その他隣接分野の学会としては、日本生物物理学会日本生物工学会日本細胞生物学会日本植物細胞分子生物学会日本遺伝学会日本農芸化学会日本薬学会などがある。

出版物[編集]

学会誌として英文学術誌「Genes to Cells」を発行している。浮世絵風の絵柄で生物学に関連した要素が表現された特徴的な表紙を採用しており、公式サイトのギャラリーページで閲覧できる。

論文捏造問題への対応[編集]

大阪大学生命機能研究科の論文捏造事件で内部告発者が自殺したのを受け[2][3]、論文捏造問題の解消を目指した若手教育シンポジウムを年会で2007年から5年間開催した[4]

しかしながら、その若手教育を担当していた東京大学教授の研究室から、捏造が疑われる不自然な酷似画像を含む論文が20報以上見つかることが2012年の元日頃に匿名掲示板において発覚し、東京大学教授は東京大学を引責辞職した[5]。理事は深刻な捏造問題の当事者に若手教育を行なわせていたことを2012年年末の学会において謝罪した[6]。なお、この謝罪した理事の論文2報についても匿名Aによる論文大量不正疑義事件において指摘がなされた。また、ノーベル賞を受賞した他の若手教育担当者の論文についても2013年3月に匿名掲示板で酷似画像が指摘され、2014年に謝罪会見が行われた[7]

2013年年末の年会では、文部科学省職員やNature編集部およびマスメディアも招いた研究倫理問題のシンポジウムが三日間に渡り行なわれた[8]

2014年2月上旬に発覚し社会な大ニュースとなったSTAP細胞の論文不正事件については、理事会が声明を何度も発表した[9]。分子生物学会が笹井芳樹の自殺原因となった可能性について理事長は否定した[10]

2015年の匿名Aによる論文大量不正疑義事件や2016年のOrdinary_researchersによる論文大量不正指摘事案については何も対応を行っていない。2015年からの第19期理事会は、過去の分子生物学会の研究倫理問題についての取り組みの正当性について疑問を呈したとされている[11]Ordinary_researchersからの告発文を受理したことは認めている[12]

公式キャラクター[編集]

公式キャラクターとして投票の結果、『ブンピー』と『ニラセン』が選ばれた[13][14]

会費[編集]

年会費 6500円(学生会員 3000円、シニア会員3000円、次世代教育会員6500円、賛助会員一口40000円(一口以上))[1]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 日本分子生物学会
  2. ^ [阪大教授らの論文に「疑問」 共同執筆者の1人が自殺] 朝日新聞 2006年09月08日 2017年2月21日閲覧
  3. ^ 論文調査WGによる報告 日本分子生物学会 2008年 2017年2月21日閲覧
  4. ^ 若手教育シンポジウム 日本分子生物学会 2017年2月21日閲覧
  5. ^ 特集 不正の構図 医療タイムス No.2123 pp.7 2013年9月2日 2017年2月21日閲覧
  6. ^ 緊急フォーラム「研究不正を考える -PIの立場から、若手の立場から-」全文記録 分子生物学会(2012.12.11)(PDF 330KB) 2017年2月21日閲覧
  7. ^ [1] NHK 2014年04月28日  2016年12月9日閲覧
  8. ^ 理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」6セッション全文記録公開日本分子生物学会 2013.12.3~5 2017年2月21日閲覧
  9. ^ 捏造の科学者 STAP細胞事件 須田桃子 文藝春秋 2015-01-07 2016年12月6日閲覧
  10. ^ http://www.mbsj.jp/admins/messages/18th_osumi_201408.html
  11. ^ https://disqus.com/home/discussion/scienceinjapan/thread_62/
  12. ^ [2]日本分子生物学会 理事会記録 2017年2月21日閲覧
  13. ^ 日本分子生物学会キャラクターデザイン決定のお知らせ
  14. ^ 学会公式キャラクター

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]