日本における収監中の死刑囚の一覧

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日本における収監中の死刑囚の一覧は、2018年現在、日本国内で収監されている死刑囚の一覧である。

本項では現時点で死刑判決を受け上訴中の被告人についても記載する(上訴審で破棄されたり、上訴中に死亡した者を除く)。

概要[編集]

下記の表は、参考文献[1]新聞報道などを元に死刑判決確定順に作成したものである。事件名は基本的にウィキペディア日本語版の項目名に合わせているが、記事がないものについては犯罪状況から便宜的につけたものであり、実名表記を避けるために一般の報道名と異なる場合もあることを留意されたい。また事件名の後の死刑囚名であるが、同じくウィキペディアの項目に実名記載があるもののみ記載しており、それ以外は全てイニシャルとしている。

下記にある「判決確定日」であるが、最高裁ないし下級審の場合には死刑判決が言い渡された判決公判が開かれた年月日が記入されている。地方裁判所の判決を不服として控訴、もしくは高等裁判所の判決を不服として上告する場合、いずれも判決公判から14日以内とされている(刑事訴訟法第373条、第414条)。そのため、第一審・控訴審の死刑判決が控訴・上告せずに実際に確定するのは2週間後(14日後)である。また控訴・上告取下げの場合は、取下げにより原判決が確定した日である。

上告審の法的性格は法律審であるとの性格から、原則として証拠調べを行うことはない。ただし、控訴審での死刑判決の上告で口頭弁論公判が開かれる慣行があるが、死刑判決の見直しが行われ、死刑が破棄された事例は現時点で11例(10件・15人)と少なく、その大半の8例は逆転無罪となった冤罪事件(部分有罪だが、死刑相当の罪状では無罪となったものを含む)であるため、死刑求刑事案で有罪となったものの、無期懲役以下に減軽された事例は4件しかない。最高裁判決の場合、10日以内に判決に誤りがあることを被告人などの当事者が発見した時には、申し出で訂正することができる(刑事訴訟法415条)とあるため、実際に最高裁判決に確定するのは10日後である(刑事訴訟法418条)。ただし現実に最高裁判決が誤りがあるとして死刑判決が訂正されたことはない[2]

長期拘置中の死刑囚(20世紀後半に確定)[編集]

20世紀(2000年まで)に死刑が確定し15年以上拘置されている死刑囚の一覧である。

事件名 仮名もしくは本名 現在の年齢 逮捕後拘置年数 死刑確定日 事件発生年月日 確定後
拘置年数
拘置場所
1970年死刑確定
1 川端町事件 O 71 51 11月12日 1966年12月5日 47 福岡
1977年死刑確定
2 ピアノ騒音殺人事件 O 88 43 4月16日 1974年8月28日 40 東京
1987年死刑確定
3 連続企業爆破事件 益永利明 69 52 3月24日 1971年12月-1975年5月 30 東京
1988年死刑確定
4 大阪連続4人殺人事件 W 69 42 6月2日 1967年4月-1973年3月 29 大阪
1989年死刑確定
5 「殺し屋」連続殺人事件 F 75 42 10月13日 1970年2月-1973年4月 28 東京
1990年死刑確定
6 熊本主婦殺人事件 K 67 38 4月3日 1979年9月11日 27 福岡
1992年死刑確定
7 市原両親殺害事件 S 65 43 1月30日 1974年10月30日 25 東京
1993年死刑確定
8 連合赤軍事件 坂口弘 71 45 2月19日 1971年-1972年2月 24 東京
1994年死刑確定
9 北海道庁爆破事件 大森勝久 68 41 7月15日 1976年3月2日 23 札幌
1995年死刑確定
10 山中湖連続殺人事件 I 68 31 7月3日 1984年10月 22 東京
1996年死刑確定
11 大阪不動産会社連続殺人事件 Y 79 34 10月27日 1982年2月-3月 21 大阪
1997年死刑確定
12 福岡内妻一家4人殺害事件 O 75 41 9月11日 1976年6月13日 20 福岡
13 警察庁広域重要指定115号事件 J 74 33 12月19日 1984年9月4日 20 大阪
1998年死刑確定
14 警察庁広域重要指定111号事件 M 71 37 9月4日 1980年2月-3月 19 名古屋
15 中村橋派出所警官殺害事件 S 48 28 9月17日 1989年5月16日 19 東京
16 宮代事件 M 61 37 10月8日 1980年3月21日 19 東京
17 妙義山麓連続殺人事件 S 52 26 12月1日 1990年12月、1991年7月 19 東京
1999年死刑確定
18 埼玉友人3人殺人事件 T 85 42 2月25日 1972年2月、1974年2月 18 東京
2000年死刑確定
19 京都・滋賀連続強盗殺人事件 M 66 26 4月4日 1990年9月-1991年9月 17 大阪

未執行死刑囚一覧(21世紀に確定)[編集]

この表では、2001年以降に死刑が確定した死刑囚の一覧である。※は裁判員裁判による確定死刑囚

確定順 事件名 仮名もしくは本名 死刑確定日 確定裁判所 事件発生年月日 拘置場所
2002年死刑確定囚(3人)
20 多摩市パチンコ店強盗殺人事件 C 6月11日 最高裁 1992年5月30日 東京
21 多摩市パチンコ店強盗殺人事件 H 6月11日 最高裁 1992年5月30日 東京
22 川口バラバラ殺人事件 Y 10月24日 上告取下げ 1999年1月9日 東京
2004年死刑確定囚(5人)
23 警察庁広域重要指定121号事件 W 4月19日 最高裁 1993年10月-12月 東京
24 コスモ・リサーチ事件 O 9月13日 最高裁 1988年1月9日 大阪
25 コスモ・リサーチ事件 S 9月13日 最高裁 1988年1月9日 大阪
26 福岡連続強盗殺人事件 K 12月2日 最高裁 1995年4月18日 福岡
27 フィリピン人2女性殺人事件 M 12月14日 最高裁 1998年12月25日 名古屋
2005年死刑確定囚(6人)
28 同級生連続殺人事件 M 1月27日 最高裁 1989年8月-9月 東京
29 群馬パチンコ店員連続殺人事件 T 7月13日 控訴取下げ 2003年2月23日、4月1日 東京
30 警察庁広域重要指定121号事件 M 9月16日 最高裁 1993年10月-12月 東京
31 仙台老夫婦強盗殺人事件 H 9月26日 最高裁 1986年2月20日 仙台
32 警察庁広域重要指定120号事件 U 12月15日 最高裁 1992年-1993年 大阪
2006年死刑確定囚(8人)
33 右翼幹部ら2人殺人事件 K 2月14日 最高裁 1992年-1994年 大阪
34 古美術商ら2人殺人事件 Y 2月21日 最高裁 1994年3月-1995年3月 名古屋
35 愛知・静岡2女性殺害事件 T 3月2日 最高裁 1996年8月-1997年9月 名古屋
36 鶴見事件 高橋和利 3月28日 最高裁 1988年6月20日 東京
37 堺夫婦殺人事件 E 9月7日 最高裁 1997年10日 大阪
38 宮崎2女性殺人事件 I 9月21日 最高裁 1994年6月、1996年8月 福岡
39 栃木・妻と知人殺人事件 N 10月12日 最高裁 1988年、1989年 東京
40 医師ら生き埋め殺人事件 T 10月26日 最高裁 1992年7月 東京
2007年死刑確定囚(9人)
41 マニラ連続保険金殺人事件 M 1月30日 最高裁 1994年12月-1996年6月 名古屋
42 マニラ連続保険金殺人事件 S 1月30日 最高裁 1994年12月-1996年6月 大阪
43 福山市女性強盗殺人事件 N 4月10日 最高裁 1992年3月29日 広島
44 池袋通り魔殺人事件 Z 4月19日 最高裁 1999年9月8日 東京
45 太州会内部抗争連続殺人事件 N 6月12日 最高裁 1997年10月 福岡
46 春日部中国人夫婦殺人事件 S 6月19日 最高裁 2000年9月22日 東京
47 三重連続射殺事件 H 7月18日 最高裁 1994年7月-11月 名古屋
48 宇都宮監禁殺人事件 G 9月28日 最高裁 2000年7月-8月 東京
49 大和連続主婦強盗殺人事件 S 11月6日 最高裁 2001年8月-9月 東京
2008年死刑確定囚(4人)
50 長崎・佐賀連続保険金殺人事件 S 1月31日 最高裁 1992年9月-1998年10月 福岡
51 宇都宮実弟殺害事件 H 3月17日 上告取下げ 2005年5月 東京
52 伊勢原母娘強盜殺人事件 K 6月5日 最高裁 2001年8月4日 東京
53 本庄保険金殺人事件 Y 7月17日 最高裁 1995年6月3日-1999年5月30日 東京
2009年死刑確定囚(7人)
54 和歌山毒物カレー事件 稲垣(林)
眞須美
4月21日 最高裁 1998年7月25日 大阪
55 埼玉愛犬家連続殺人事件 K 6月5日 最高裁 1993年4月20日-1993年8月26日 東京
56 群馬パチンコ店員連続殺人事件 O 6月9日 最高裁 2003年2月23日、4月1日 東京
57 仙台市暴力団幹部による強盗殺人事件 T 6月23日 最高裁 2001年1月8日、2月3日 仙台
58 前橋スナック乱射事件 K 7月10日 最高裁 2003年1月25日 東京
59 北見市資産家夫婦殺人事件 K 12月4日 最高裁 1988年10月21日 札幌
60 架空建設計画取引による連続殺人事件 S 12月11日 最高裁 1996年6月8日、11月19日 福岡
2010年死刑確定囚(5人)
61 大阪・岐阜連続女性強盗殺人事件 O 1月29日 最高裁 2005年4月27日、2005年5月11日 大阪
62 館山市一家4人放火殺人事件 T 9月16日 最高裁 1998年-2003年 東京
63 鉾田町独居高齢者連続強盗殺人事件 F 10月14日 最高裁 2005年1月 東京
64 大分替え玉保険金殺人事件 O 11月8日 最高裁 2002年1月 福岡
65 大分替え玉保険金殺人事件 H 11月8日 最高裁 2002年1月 福岡
2011年死刑確定囚(17人)
66 福岡3女性連続強盗殺人事件 S 3月8日 最高裁 2004年12月-2005年1月 福岡
67 大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 KM 3月10日 最高裁 1994年9月28日-10月7日 東京
68 大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 KA 3月10日 最高裁 1994年9月28日-10月7日 名古屋
69 大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 HM 3月10日 最高裁 1994年9月28日-10月7日 名古屋
70 東大阪集団暴行殺人事件 K 3月26日[3] 最高裁 2006年6月19日 大阪
71 静岡同僚・妻連続殺人事件 T 4月11日[4] 最高裁 2004年、2005年 東京
72 宮崎の口封じ連続殺人事件 F 4月19日[5] 最高裁 1999年 福岡
73 広島連続保険金殺人事件 O 6月7日 最高裁 1998年-2000年 広島
74 横浜港バラバラ殺人事件 I 6月18日 控訴取下げ 2009年6月18日-19日 東京
75 大牟田4人殺害事件 M 10月3日 最高裁 2004年9月16日 福岡
76 大牟田4人殺害事件 T 10月3日 最高裁 2004年9月16日 福岡
77 大牟田4人殺害事件 J 10月17日 最高裁 2004年9月16日 広島
78 大牟田4人殺害事件 T 10月17日 最高裁 2004年9月16日 大阪
79 福岡一家4人殺害事件 G 10月20日 最高裁 2003年6月20日 福岡
80 マブチモーター社長宅殺人放火事件 M 11月22日 最高裁 2002年8月 東京
81 愛知交際2女性殺害事件 K 11月29日 最高裁 1999年8月15日、2003年5月25日 名古屋
82 北九州監禁殺人事件 M 12月12日 最高裁 1996年2月-1998年6月 福岡
2012年死刑確定囚(5人)
83 光市母子殺害事件 O 2月20日 最高裁 1999年4月14日 広島
84 本庄夫婦強盗殺人事件 I 3月2日 最高裁 2007年2月21日 東京
85 品川製麺所夫婦強盗殺人事件 S 10月19日 最高裁 2002年8月31日 東京
86 都留市従業員連続殺人事件 A 12月11日 最高裁 1997年3月-2000年5月 東京
87 お台場フィリピン人バラバラ殺人事件 N 12月14日 最高裁 1999年4月-2008年4月 東京
2013年死刑確定囚(5人)
88 架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 S 1月29日 最高裁 2004年10月 東京
89 架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 W 1月29日 最高裁 2004年10月 東京
90 架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 I 2月28日 最高裁 2004年10月 東京
91 前橋スナック乱射事件 Y 6月7日 最高裁 2003年1月25日 東京
92 姫路2女性殺害事件 T 11月25日 最高裁 2005年1月9日 大阪
2014年死刑確定囚(6人)
93 大阪個室ビデオ店放火事件 O 3月6日 最高裁 2008年10月1日 大阪
94 日医大事件・前橋スナック乱射事件 Y 3月14日 最高裁 2003年1月25日 東京
95 元厚生事務次官宅連続襲撃事件 K 6月13日 最高裁 2008年11月17日-18日 東京
96 長野市一家3人殺害事件 M 9月2日 最高裁 2010年3月24日-25日 東京
97 宮崎家族3人殺害事件 O 10月16日 最高裁 2010年3月1日 福岡
98 静岡2女性殺害事件 K 12月2日 最高裁 2005年10月、2010年2月23日 東京
2015年死刑確定囚(3人)
99 秋葉原通り魔事件 加藤智大 2月2日 最高裁 2008年6月8日 東京
100 加古川7人殺害事件 F 5月25日 最高裁 2004年8月2日 大阪
101 横浜深谷連続殺人事件 A 12月4日 最高裁 2008年3月13日/2009年8月7日 東京
2016年死刑確定囚(6人)
102 大阪此花区パチンコ店放火殺人事件 T 2月23日 最高裁 2009年7月5日 大阪
103 ※福島会津美里夫婦強盗殺人事件 T 3月8日 最高裁 2012年7月26日 仙台
104 長野市一家3人殺害事件 I 4月26日 最高裁 2010年3月24日-25日 東京
105 ※山形・東京連続放火殺人事件 A 6月13日 最高裁 2010年10月-2011年11月 東京
106 石巻3人殺傷事件 C 6月16日 最高裁 2010年2月10日 仙台
107 長崎ストーカー殺人事件 T 7月21日 最高裁 2011年12月16日 福岡
2017年死刑確定囚(3人)
108 首都圏連続不審死事件 木嶋佳苗 4月14日 最高裁 2008年9月 - 2009年9月 東京
109 鳥取連続不審死事件 U 7月27日 最高裁 2004年5月 - 2009年10月 広島
110 大阪府和泉市元社長夫婦殺害事件 S 12月8日 最高裁 2004年12月3日 大阪
2018年死刑確定囚(1人)
111 愛知県蟹江町母子3人殺傷事件 L 9月6日 最高裁 2009年5月1日 - 5月2日 名古屋

死刑判決を受け上訴中の被告人一覧[編集]

以下の情報は2018年9月6日時点で、第一審・控訴審にて死刑判決を受け、控訴上告中の被告人についての情報を記載する。なお、控訴審・上告審の日程は未定の場合、特に記載しない。

上訴審で死刑判決が破棄され、無期懲役以下に減軽・もしくは無罪判決が出たか、審理が差し戻された場合、上訴中に被告人が死亡して公訴棄却となった場合はこの表からは除外される。最高裁で上告が棄却されるか、被告人自ら上訴を取り下げて死刑が確定した場合は日本における死刑囚の一覧に転記する。

※は第一審裁判員裁判による被告人。

最高裁上告中の死刑判決事件被告人一覧[編集]

事件名(被告人名) 第一審判決日・
裁判所名
控訴審判決日・
裁判所名
上告審日程 事件発生日 収監先 備考
※銀座資産家夫婦強盗殺人事件(W) 2014年9月19日
東京地裁 死刑判決
2016年3月16日
東京高裁 被告人側控訴棄却
2018年12月3日
最高裁第二小法廷
口頭弁論[6]
2012年12月7日 東京拘置所 スイス在住で東京都中央区銀座に一時帰国していた資産家でファンドマネージャーの男性夫妻を絞殺し、遺体を埼玉県久喜市内の空き地に埋めて遺棄した。
被害者男性とは事件1年ほど前から付き合いがあったが、2013年に逮捕された当時は「被害者男性から勧められた投資で数億円の損をさせられた」と虚偽の供述をしていた。
山口連続殺人放火事件(H) 2015年7月28日
山口地裁 死刑判決
2016年9月13日
広島高裁 被告人側控訴棄却
最高裁上告中 2013年7月21日、22日 広島拘置所 帰郷した山口県周南市の地元集落に馴染めず、近隣住民とのトラブルが多発していた。
近隣住民らへの恨みから5人を殺害し、被害者宅を放火した。
無罪を主張。
堺市連続強盗殺人事件(N) 2014年3月10日
大阪地裁堺支部 死刑判決
2016年9月14日
大阪高裁 被告人側控訴棄却
2019年1月22日

最高裁

口頭弁論

2011年11月5日、12月1日 大阪拘置所 保険金詐欺目的で自宅に放火した罪で逮捕、有罪判決を受け服役していた。
仮出所後に幼少期から親交があった象印マホービンの元副社長ら2人を、顔に食品用ラップを巻き付けて窒息死させ、うち1人の遺体をドラム缶で焼却した。
碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件
名古屋市守山区高齢女性強盗殺人未遂事件(H)
2015年12月15日
名古屋地裁 死刑判決
2016年11月8日
名古屋高裁 被告人側控訴棄却
最高裁上告中 1998年6月28日、2006年7月20日 名古屋拘置所 本件起訴容疑の2事件を起こした後、2007年に闇サイト殺人事件に実行犯として関与し逮捕されたが、この時点では夫婦殺害事件や強盗殺人未遂事件については発覚しなかった。
闇サイト事件の第一審では2015年に死刑執行された死刑囚と同様死刑判決を受けるも、控訴審で破棄・無期懲役に減軽され上告審で確定した。
その直後、夫婦殺害事件で当時仕事仲間だった共犯の男2人(闇サイト事件とは無関係)とともに逮捕・起訴された。翌年には強盗殺人未遂事件で、夫婦殺害事件の共犯の1人とともに再逮捕・起訴された。
本事件の裁判では一部無罪を主張。本事件での共犯2人は共に無期懲役判決を受け確定。
本事件の裁判では一事不再理の原則に抵触するため、闇サイト事件については審理されない。
※前橋市連続強盗殺傷事件(T) 2016年7月20日
前橋地裁 死刑判決
2018年2月14日
東京高裁 被告人側控訴棄却
最高裁上告中 2014年11月10日、11月16日 東京拘置所 携帯電話ソーシャルゲームへの課金のための浪費が原因で消費者金融に約120万円の借金があり、携帯電話・電気・ガスを料金滞納で止められていた。
群馬県前橋市内で高齢者を次々と襲い2人を殺害、1人に重傷を負わせた。
翌2015年2月5日までに強盗殺人容疑などで逮捕された。
※伊東市干物店強盗殺人事件(H) 2016年11月24日
静岡地裁沼津支部
死刑判決[7]
2018年7月30日
東京高裁 被告人側控訴棄却[8][9]
最高裁上告中[10] 2012年12月18日 東京拘置所 かつて働いていた干物店に押し入って社長の女性と常務の男性を刺し、業務用冷蔵庫に押し込んで殺害。
殺害された社長に「解雇したことにしてほしい」と迫りトラブルになっていたことがあった。
2013年に失業保険金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕され、同年6月3日に有罪判決を受け、その翌日に強盗殺人容疑で逮捕された。
無罪を主張。

高裁控訴中の死刑判決事件被告人一覧[編集]

事件名(被告人名) 第一審判決日・
裁判所名
控訴審日程・
裁判所名
事件発生日 収監先 備考
淡路島5人殺害事件(H) 2017年3月22日
神戸地裁 死刑判決
控訴中
大阪高裁
2019年1月末まで精神鑑定実施[11]
2015年3月9日 大阪拘置所 近隣住民の男女5人を殺害した。公判では「本事件被害者らはサイコテロリストであり、自分は日本国政府などから電磁波攻撃を受けている」などと陰謀論を主張している。
心神喪失による無罪または心神耗弱による死刑回避を主張。神戸地検・神戸地裁が計2度にわたり精神鑑定を実施していたが、大阪高裁の職権により3度目の精神鑑定が実施されることとなった。
※マニラ連続保険金殺人事件(I) 2017年8月25日
甲府地裁 死刑判決
控訴中
東京高裁
2014年10月19日、2015年8月31日 - 9月1日 東京拘置所 高校の同級生だった男ら4人と共謀し、2件の連続保険金殺人事件を起こした主犯格とされる。
2014年10月19日、整骨院院長の男性(共犯の女の夫)の死亡保険金を詐取しようと、男性をフィリピンマニラ市内に誘い出して殺害した。
その後、仲違いした共犯者の1人である男に約5000万円の海外旅行保険をかけ、2015年8月31日にマニラ市内で殺害した。
その後、準主犯格だった男の自供により事件が発覚、逮捕・起訴された。
無罪を主張。
共犯者らは、準主犯格の無期懲役(求刑同)、整骨院院長殺害の実行犯を手配した男の懲役15年(求刑同)、整骨院院長殺害をほう助した整骨院院長の元妻である女の懲役6年(求刑懲役7年)の判決が確定した。
本事件で殺害された共犯者の1人は容疑者死亡で不起訴処分となった。
殺害実行犯とされるフィリピン人の男は2017年1月13日、フィリピン警察当局に逮捕されたが、捜査段階でも山梨県警甲府地検にも存在こそ把握されていたものの、日本の警察権はフィリピンに及ばないことから逮捕されず、日本とフィリピンの間には犯罪人引き渡し条約が結ばれていないことから、日本で刑事裁判を受ける可能性はまずない。
※関西連続青酸死事件(K) 2017年11月7日
京都地裁 死刑判決
控訴中
大阪高裁
2007年12月18日、2012年3月9日、2013年9月20日、2013年12月28日 大阪拘置所 京都、大阪、兵庫の3府県で、結婚相談所で知り合った夫や内縁関係の男性ら4人の遺産を取得しようと、青酸化合物を飲ませ殺害した(うち1人は街中で突然倒れて入院、1年半後に転院先で死亡)。
2014年11月19日に夫の殺害容疑で初逮捕、のちに3件の殺人罪と1件の強盗殺人未遂罪に問われた。
他に4人の男性の突然死事件については立件・追送検されたが、いずれも嫌疑不十分で不起訴となった。
認知症の影響で責任能力などがないとして無罪を主張。
※浜名湖連続殺人事件(K) 2018年2月23日
静岡地裁 死刑判決
控訴中
東京高裁
2016年1月29日、7月5日 東京拘置所 1月29日、静岡県浜松市西区のマンションで、元同僚の男性を殺害し、キャッシュカードなどを奪い、遺体を焼損して浜名湖周辺に遺棄した。
同年7月5日、同県磐田市のアパートで、知人男性を刃物で刺し殺害、遺体を切断し、浜名湖周辺に遺棄した。
無罪を主張。
熊谷連続殺人事件(N) 2018年3月9日
さいたま地裁 死刑判決
控訴中
東京高裁
2015年9月14日、9月16日 東京拘置所 ペルー国籍で、「ペルー史上最悪の殺人鬼」ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャの実弟。
事件前日、埼玉県警熊谷警察署に不審者として任意同行されたが、署から脱走後に熊谷市内の民家3軒に侵入して住民6人を相次いで刺殺、最初の事件の被害者が持っていた車を奪った。
警察に発見されると飛び降り自殺を図ったが失敗に終わり、回復後に逮捕・起訴された。
無罪を主張。
川崎老人ホーム連続殺人事件(I) 2018年3月22日
横浜地裁 死刑判決
控訴中
東京高裁
2014年11月4日、12月9日、12月31日 東京拘置所 職員として働いていた川崎市有料老人ホームの入居者3人を相次いで転落死させた。
入所者の財布を盗んで、窃盗罪の有罪判決を受けた後に本事件が発覚。
「健忘症により事件当時の記憶がない」として無罪を主張。

脚注・引用[編集]

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  1. ^ 別冊宝島1525「日本タブー事件史3」宝島社27頁、インパクト出版社『年報・死刑廃止』シリーズ
  2. ^ ただし、1990年12月14日に最高裁第2小法廷が言い渡した死刑事件の上告棄却分判決文では、犯行間隔を1年間違えた誤記があったとして、判決の3日後に訂正判決を出した事例が存在する。
  3. ^ 朝日新聞2011年3月27日朝刊
  4. ^ 読売新聞2011年4月12日
  5. ^ 読売新聞2011年4月20日
  6. ^ 最高裁判所開廷期日情報”. 裁判所ウェブサイト (2018年10月5日). 2018年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月6日閲覧。
  7. ^ 垂水友里香 (2016年1月24日). “干物店強盗殺人:元従業員に死刑判決…静岡地裁支部”. 毎日新聞 (毎日新聞社). オリジナル2018年7月30日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20180730130244/https://mainichi.jp/articles/20161124/k00/00e/040/219000c 2018年7月30日閲覧。 
  8. ^ 服部陽 (2018年7月30日). “静岡2人殺害:2審も死刑 東京高裁、控訴を棄却”. 毎日新聞 (毎日新聞社). オリジナル2018年7月30日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20180730130125/http://mainichi.jp/articles/20180730/k00/00e/040/256000c 2018年7月30日閲覧。 
  9. ^ “干物店強盗殺人で2審も死刑判決”. NHK静岡 NEWS WEB (日本放送協会). (2018年7月30日). オリジナル2018年7月30日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20180730141505/http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033837981.html 2018年7月30日閲覧。 
  10. ^ “干物店強殺 2審も死刑判決”. 読売新聞(Niftyニュース掲載) (読売新聞社). (2018年7月30日). オリジナル2018年7月30日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20180730141710/https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-20180730-50046/ 2018年7月30日閲覧。 
  11. ^ “【大阪】精神鑑定 再び実施へ 5人殺害事件控訴審”. ABC朝日放送 (ANN). (2018年9月28日). オリジナル2018年9月28日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20180928122838/https://www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_010_20180928002.html 2018年9月28日閲覧。 

外部リンク [編集]