旋毛虫症

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旋毛虫症(せんもうちゅうしょう、trichinosis)、またはトリヒナ症とは旋毛虫(Trichinella spiralisTrichinella britoviTrichinella nativaTrichinella nelsoniTrichinella pseudospilarisなど)の感染を原因とする人獣共通感染症

旋毛虫はほぼ全ての肉食および雑食動物が宿主となりうるが、ヒト以外では臨床上問題となる事は無いと考えられている。旋毛虫は同一宿主が終宿主であると同時に中間宿主であるという特徴的な生活環を有する。経口的に摂取された旋毛虫が小腸内で有性生殖を行い、その幼虫が横紋筋の筋線維内で被嚢を形成することにより旋毛虫症を引き起こす。主要な症状は顔面の浮腫筋肉痛である。

十分に加熱すれば殺虫されるが、冷凍や不十分な加熱などでは殺虫されない。[1][2][3][4][5]

感染した場合、ある程度殺虫効果があるのはメベンダゾールである。屠畜場法において感染食肉は全廃棄の対象となる。旋毛虫症以外での全廃棄の対象となる寄生虫病としてはピロプラズマ病トリパノソーマ病トキソプラズマ病有鉤嚢虫症がある。

旋毛虫は豚、猪などを宿主とするが、これまでの日本での人での発生例ではいずれも熊肉が原因である。

脚注[編集]

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  1. ^ 寄生虫による食中毒にご注意ください | 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する” (日本語). www.fsc.go.jp. 2018年7月4日閲覧。
  2. ^ “わが国における旋毛虫症” (ポーランド語). 国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2406-iasr/related-articles/related-articles-446/7215-446r06.html 2018年7月4日閲覧。 
  3. ^ 横浜市衛生研究所:旋毛虫感染症(トリヒナ症)について” (日本語). www.city.yokohama.lg.jp. 2018年7月4日閲覧。
  4. ^ 鳥取県庁広報課. “野生鳥獣肉(ジビエ)の衛生/生活環境部/とりネット/鳥取県公式サイト” (日本語). www.pref.tottori.lg.jp. 2018年7月4日閲覧。
  5. ^ Sendai, 仙台市役所 City of. “クマ肉による旋毛虫食中毒が発生しました” (日本語). 仙台市役所 City of Sendai. https://www.city.sendai.jp/sekatsuese-shokuhin/kinkyu/osirase/kuma.html 2018年7月4日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 石井敏雄 『獣医寄生虫学・寄生虫病学(2)蠕虫 他』 講談社サイエンティフィク 1998年 ISBN 4061537172

関連項目[編集]