新田佳浩

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新田 佳浩
名前
愛称 レジェンド・ニッタ
ラテン文字 Yoshihiro NITTA
基本情報
国籍 日本の旗 日本
種目 パラノルディックスキー
所属 日立ソリューションズ
生年月日 (1980-06-08) 1980年6月8日(38歳)
生誕地 岡山県英田郡西粟倉村
ワールドカップ戦歴
デビュー年 2003年
最高成績 2010年 バンクーバーパラリンピック優勝

新田 佳浩(にった よしひろ、1980年6月8日 - )は、日本の障害者ノルディックスキー選手。日立ソリューションズ「チームAURORA(アウローラ)」スキー部所属。種目はクロスカントリースキーバイアスロン。冬季パラリンピック4大会に連続出場。ニックネームは『レジェンド[1]

2003年世界選手権ドイツ大会で金メダル、2007年ワールドカップカナダ大会で優勝、2010年バンクーバーパラリンピックで金メダル2、2018年平昌パラリンピックで金メダルと銀メダルを各1を獲得した。

人物[編集]

3歳の時に祖父が運転したコンバインに巻き込まれて左前腕を負傷し、切断[2]するアクシデントに見舞われた。その翌年、4歳からスキーを始めた。

小学校3年からクロスカントリースキーを始め、岡山県代表として中学校2年で全国大会に出場する。その際荒井秀樹監督にスカウトされ、パラリンピックを目指す。岡山県立林野高等学校から筑波大学体育専門学群へ進学し、2003年世界選手権ドイツ大会ではクロスカントリースキー10kmで金メダルを獲得する。

2006年トリノパラリンピックでは日本選手団の旗手を務めた。2007年ワールドカップカナダ大会ではクロスカントリースキーで優勝を果たす。2008年ワールドカップクロスカントリースキーで世界総合3位。

2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団主将を務め、クラシカル10km及びスプリント1kmで金メダルを獲得する。

2012年ワールドカップアメリカ大会ではクロスカントリースキー ロング(20km クラシカル)で優勝を果たした[3]

2018年平昌パラリンピックでは、3月14日のクロスカントリースキー1.5kmクラシカル・スプリント立位で、4人によるゴール前の激しい接戦の中、1位と僅か0秒8差で銀メダルを獲得[4]。そして3月17日のクロスカントリースキー10kmクラシカル立位ではスタート直後に転倒するアクシデントを物ともせずに巻き返し、2位に8秒以上の差をつけてフィニッシュ、バンクーバー大会以来の金メダルを獲得した[5]

2018年春の褒章で紫綬褒章を受章[6]

主な競技成績[編集]

冬季パラリンピック[編集]

世界選手権[編集]

  • 2003年ドイツ大会
    • クロスカントリースキー フリー 5位
    • クロスカントリースキー 10kmクラシカル 金メダル
    • クロスカントリースキー 20kmクラシカル 4位
  • 2005年アメリカ大会
    • クロスカントリースキー 5kmクラシカル 銀メダル

ワールドカップ[編集]

  • 2007年 カナダ大会 クロスカントリースキー 20kmクラシカル - 優勝
  • 2008年 ドイツ大会 クロスカントリースキー クラシカル ミドル - 2位、ロング - 2位
  • 2008年 ノルウェー大会 クロスカントリースキー クラシカル ショート - 3位、バイアスロンパシュート - 2位
  • 2008年 クロスカントリースキー 世界総合3位
  • 2012年 アメリカ大会 クロスカントリースキー 20kmロングクラシカル - 優勝
  • 2013年 アメリカ大会 クロスカントリースキー 20kmロングクラシカル - 2位
  • 2014年 ドイツ大会 クロスカントリースキー 1.2kmスプリントフリー - 2位、10kmミドルクラシカル - 3位

脚注[編集]

  1. ^ “気力充実のレジェンド=新田佳、6大会連続の挑戦-距離スキー”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2018年3月13日). https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=news&k=2018031300194 2018年3月19日閲覧。 
  2. ^ 祖父にささげる金 スキー距離・新田選手 毎日新聞 2010年3月19日閲覧
  3. ^ 【大会結果】2012ワールドカップ アメリカ大会 新田佳浩選手金メダル! 日立ソリューションズ スキー部ブログ 2012年4月17日閲覧
  4. ^ “37歳・新田佳浩2大会ぶり銀 パラのレジェンド「みんなでつないだ形」”. 産経ニュース. 産業経済新聞社. (2018年3月14日). http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180314/pye1803140024-n1.html 2018年3月19日閲覧。 
  5. ^ “新田佳浩が涙の金「4年間やってきてよかった」”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年3月17日). https://www.nikkansports.com/olympic/paralympic/pyeongchang2018/news/201803170000415.html 2018年3月19日閲覧。 
  6. ^ 紫綬褒章受章者 時事ドットコム、2018年4月28日

関連項目[編集]

  • 葛西紀明 - 日本スキー界の『レジェンド』と呼ばれる選手。

外部リンク[編集]