新潟ロシア村

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新潟ロシア村
閉園後の新潟ロシア村 中央の建物がスーズダリ教会(2013年5月撮影)
閉園後の新潟ロシア村 中央の建物がスーズダリ教会(2013年5月撮影)
施設情報
テーマ ロシア
事業主体 株式会社新潟ロシア村
管理運営 株式会社新潟ロシア村
面積 4000m2
開園 1993年9月1日
閉園 2004年4月
所在地 959-1918
新潟県阿賀野市笹岡1956-82
位置 北緯37度50分24秒 東経139度17分36秒 / 北緯37.84000度 東経139.29333度 / 37.84000; 139.29333座標: 北緯37度50分24秒 東経139度17分36秒 / 北緯37.84000度 東経139.29333度 / 37.84000; 139.29333
公式サイト 公式サイト - ウェイバックマシン(2004年2月2日アーカイブ分)
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新潟ロシア村(にいがたロシアむら)は、新潟県北蒲原郡笹神村(現:阿賀野市笹神地区)にかつて存在したテーマパークである。

概要[編集]

1993年ロシアとの文化交流を目的に県内初のテーマパークとして開園[1]新潟中央銀行頭取であった大森龍太郎が主導した3大融資プロジェクト・ゴールデンリング構想の一つ(他の2つは「柏崎トルコ文化村」と「富士ガリバー王国」)として、同行の実質的なファミリー企業である「株式会社新潟ロシア村」により開業した。

同一資本によるリゾート施設として、隣接する「笹神ケイマンゴルフパーク」[注 1]との連携が考慮されており、民族舞踊の実演や民芸品の販売、森の地ビールマンモス剥製(実物大の模型)や骨骼標本の展示、バイカルアザラシの飼育展示などで話題を呼んだが、1999年10月にメインバンクである新潟中央銀行が破綻して金融整理管財人である預金保険機構の管理下に置かれ、新規の融資が受けられなくなったことなどから資金繰りが悪化し、ハバロフスク地方政府などから物資の支援などを受けながら営業努力を続けるも、2003年11月には休業状態へ入り[2]、業績回復の見通しが立たないことから再度開園することなく2004年4月に閉園した[3][注 2]

開園当初は大きな話題となったが、入場者数は開園当初から伸び悩んでいた。客への訴求力が低く、リピーターを獲得できなかったことも大きい。新潟中央銀行からロシア村に対して30億円を超える融資が行われた件については、銀行の旧経営陣が商法特別背任容疑で起訴され、2003年、一審では旧経営陣に有罪の判決が下されている。

閉園以降、施設内外の引き払いの処理が行われなかったために敷地内には開園当時の展示物や備品が放置されたままとなり、周囲に人家等がないこともあって警備体制に不備が多く、敷地内に人が無断侵入して施設内を荒らす事件が相次ぎ、施設の荒廃が進んだ。年月が経つにつれ各施設は風雪による劣化が進んで廃墟と化してゆき、2009年には不審火によってホテル棟が全焼する火災が発生している[4]

火災発生後、園内の施設の撤去が進められ、随時、建造物の解体が行われた。2014年時点ではまだ多くの建物は残存していたが、2016年末の段階では教会棟とホテル棟以外の建物は残存しておらず[注 3]、施設内に放置されていた展示物等の撤去・処分も進められているが、シンボルランドマークであった教会棟「スーズダリ教会」は2016年末現在でも旧笹神村笹岡地区の山裾より眺めることができる。

敷地内は隣接する「笹神ケイマンゴルフパーク」の敷地と併せて管財人の管理下に置かれており、2004年の閉園後は部外者への公開は行われていないが、閉園後もテレビ番組などの取材で敷地内が撮影された例はいくつか存在している。

施設[編集]

約40,000平方メートルにわたる敷地は大きく2つに分かれており、駐車場とメインゲートがあり、シンボルランドマークである「スーズダリ教会」、「マールイ美術館」、宿泊及び飲食施設の「マールイホテル」、ショッピングモールである「スーベニアショップ ミーシャ」等によって構成される[注 4]第1期施設「教会のある美術の丘」と、南西方向に拡張されて建設された、「アルバート広場」を中心に「カジュアルレストラン カチューシャ」「ファーストフードショップ サリャンカ」「スーベニアショップ サラファン」といった飲食店・民芸品店が並ぶ第2ショッピングモールを中心に「ロシアンショーホール ロマノフ劇場」、「展望レストラン ダーチャ/サモワール」などのある[注 5]第2期施設「職人とにぎわいの森」、更に第2施設を南方に拡張して建設された、「マンモス イリュージョンスタジオ」「森のレストラン ダーチャ」「ふれあい動物公園」「きのこ園」等のある公園地区(第3期施設)により構成されていた。

1993年の開園当初は第1期施設のみで開業し、その後段階的に第2期施設、公園地区(第3期施設)と拡張されたが、公園地区の開業後程なく閉園となり、第3期施設には営業していた期間が僅かであるものも存在した。施設の拡張に従って店舗等の順次移転が行われていたため、時期により各施設の営業内容は異なっている。

映像作品・テレビ番組への登場[編集]

2015年には、自動車カスタム・中古車販売のLiberty Walk(リバティウォーク)と栄養ドリンクの世界的大手、モンスターエナジーがコラボレーションして製作されたPR動画、『BATTLEDRIFT – Vaughn vs.Daigo』の撮影に使用され、同年12月16日より動画が公開された。

2015年7月22日にTBS系列で放送された「世界の怖い夜! 夏休み猛暑もぶっ飛ぶ絶叫SP」において、「マールイホテル」の地下室を中心に、お笑いトリオのパンサーとモデルの今井華がロケを行っている。

2017年8月12日に放送されたフジテレビ系「映っちゃった映像GP」で、島田秀平中川翔子らによってここでロケが行われた[5]

2019年11月13日に放送されたフジテレビ系「世界の何だコレ!?ミステリー」で、ナダルによってここでロケが行われた[6]

所在地[編集]

(開業当時の住所は 新潟県北蒲原郡笹神村大字笹岡字葉山1956-82[注 6]

歴史[編集]

参照元[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本施設と同じくメインバンクの破綻によって資金繰りが悪化して休業・閉場し、施設は同様に廃墟となっている。
  2. ^ なお、飼育されていたバイカルアザラシは1999年12月に愛知県の南知多ビーチランドへ譲渡され、2016年4月現在も飼育展示されている。
  3. ^ グーグルマップによる空撮画像[1]
  4. ^ マールイ美術館とスーベニアショップは後に第2施設へ移転している。
  5. ^ 後に「マールイ美術館」が移転し、レストラン“ダーチャ”は公園地区に移転した。
  6. ^ 笹神村は2004年4月1日に安田町水原町京ヶ瀬村と合併して阿賀野市となった。

出典[編集]

  1. ^ a b c “新潟ロシア村 今日オープン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1993年9月1日) 
  2. ^ a b c “ “夢の跡”に朽ちる巨像関連レジャー施設 「ガリバー」手つかず 休業状態続くロシア村” 新潟日報 (新潟日報社): p26. (2004年6月30日 朝刊)
  3. ^ a b テーマパーク受難の時代に健闘する「箱根ガラスの森美術館」の魅力とは”. ダイヤモンド・オンライン (2013年7月11日). 2020年10月25日閲覧。
  4. ^ a b “阿賀野のロシア村 旧ホテルから出火 閉鎖中、不審火か” 新潟日報 (新潟日報社): p23. (2009年9月23日 朝刊)
  5. ^ 映っちゃった映像GP”. フジテレビ. 2017年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月25日閲覧。
  6. ^ 世界の何だコレ!?ミステリー - 過去の放送内容”. フジテレビ. 2020年10月25日閲覧。
  7. ^ “新潟中央銀行破たん 自力再建断念、再生委に申し出” 朝日新聞 (朝日新聞社): p2. (1999年10月2日 朝刊)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

動画
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