高島田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文金高島田から転送)
移動先: 案内検索
高島田

高島田(たかしまだ)は、根元を高く仕立てた島田髷の一種。奴島田とも。また高髷島田(たかまげしまだ)や単に高髷(たかまげ)とも[1]

島田の変形のうちでは比較的早くに誕生し最も格の高いもので、基本的に特に根が高いものは武家の女性に結われたが、町娘や京阪では芸妓遊女にも好んで結われた。現在でも最も根が高い文金高島田花嫁に結われる。。

高島田いろいろ[編集]

普通、高島田は髷の根に巻く丈長の幅の広さで分類する。

  1. 文金高島田:最も根が高く上品な形。現在も花嫁が結う。
  2. 高島田:上流武家の女性が結ったもの。正式な儀式の場には必ずと言っていいほどこれを結う。
  3. 中高島田:やや髷も小ぶりで高島田よりも少し身分の低い未婚の女性が結う。京阪では中流以下の女性にも広く結われた。
  4. 芸妓島田:根元に丈長を巻かないもの。京都の芸妓が改まった場で結う。

髪飾りによって判別するものもある。

  • 結綿:高島田に鹿の子を巻きつけたもの。高島田より可憐な感じ。
  • 禿島田禿(かむろ)の髪型。
  • 奴島田:京風の高島田。

出典[編集]

  1. ^ 女髪結 新橋板新道 清水つね(談) (1902). “「當世髪の結ぶり」”. 都新聞 五千三百七十七號附録 『都の華』 (第六十號): 1-8 (p.2).