政治過程論

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政治過程論(せいじかていろん)は政治学における主要な領域。現代政治学の中核として、統計学的・科学的な手法を用いて政治の過程を分析することを特徴とする。20世紀になって以降、研究が進んできた。

政治学といえば伝統的に、何が理想の政体かを考察する政治哲学政治思想を指すのが通例であった。しかし科学の発展とともに、自然科学の分野で洗練されてきた統計などの知見を、政治の世界を分析する装置として応用しようという風潮が生まれ、政治過程論が誕生した。その後は急速に拡大し、政治学における主流の方法論となった。現代では政治過程論のみを指して政治学という場合も多い。なお、一時は学界から駆逐された政治哲学・政治思想も、イーストンによる脱行動論の提唱やロールズの正義論の登場などによって復権を果たしている。

1920年代に活躍したグレーアム・ウォーラスアーサー・F・ベントリーが最初の政治過程論として知られる。戦後になるとアメリカ合衆国行動論主義の気運が高まり、その影響を受けて飛躍的に発展した。黎明期においては、ウォーラスらのほか、チャールズ・メリアムを中心とするシカゴ学派デイヴィッド・トルーマンハロルド・ラスウェル(ラズウェルとも)などが大きく貢献した。

政治過程論の領域と学説[編集]

関連文献[編集]

総論
各論

関連項目[編集]