撫養町木津

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撫養町木津
高松自動車道
撫養町木津の位置(徳島県内)
撫養町木津
撫養町木津
撫養町木津の位置
北緯34度10分50秒 東経134度34分59秒 / 北緯34.18056度 東経134.58306度 / 34.18056; 134.58306
日本の旗 日本
都道府県 徳島県の旗 徳島県
市町村 鳴門市
地区 撫養地区
人口
2022年(令和4年)7月31日現在)[1]
 • 合計 2,681人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
772-0004[2]
市外局番 0885[3]
ナンバープレート 徳島

撫養町木津(むやちょうきづ)は、徳島県鳴門市大字郵便番号は772-0004。

地理[編集]

鳴門市の東部、旧吉野川の北方に位置。東は撫養町南浜撫養町斎田撫養町黒崎に、西は大津町大代に、南は新池川を隔てて大津町木津野大津町備前島に、北は中山を経て北灘町櫛木瀬戸町明神に接する。

地内中央を国道11号吉野川バイパス・旧明神大津線)が南北に通じる。南端をJR鳴門線が通り、金比羅前駅教会前駅の2つの駅がある。鳴門インターチェンジの完成により園は大きく減少する。また、近年の当地内南部の住宅開発は著しい。

金刀比羅神社・春日神社・八幡神社・長谷寺といった寺社のほかに、天理教撫養大教会がある。

古くから阿波の玄関口として利用されてきた。古くは「こづ」ともいい、木津神とも称した。

後拾遺和歌集」雑5には、藤原基房の「阿波守になりて又おなじくににかへりなりてくだりけるに、こづかみのうらといふところになみのたつをみてよみ侍りける」という詞書に続いて「こづかみのうらにとしへてよるなみもおなじところにかへるなりけり」の1首がある[4]。なお、江戸期の「阿波志」には、板野郡の郷名として「津屋 木津・大津等恐是」と見える。

河川[編集]

小字[編集]

  • 芦谷
  • 伊賀山
  • 池の内
  • イヤケ谷
  • 居屋敷
  • 内田
  • 嬉谷
  • 江田
  • 大林
  • 奥中山
  • 春日山
  • 萱谷
  • 川瀬
  • 北谷
  • 口小屋ケ谷
  • 口中山
  • 栗木谷
  • 小屋ケ谷
  • 小山
  • 坂ノ内
  • 下川屋
  • 城山
  • 炭屋谷
  • 丹次郎林
  • 西小沖
  • 西谷口
  • 西谷
  • 延谷
  • 原畑
  • 原見谷
  • 原山
  • 東小沖
  • 船山
  • 防崎
  • 前川屋
  • 前山
  • 孫右ヱ門山
  • 町ノ南
  • 松塚
  • 見城
  • 見山
  • 山崎
  • 山畑
  • 餘庄須

歴史[編集]

江戸期から明治22年にかけては板東郡および板野郡の村であった。寛文4年より板野郡に属す。明治22年に同郡撫養町の大字となった。昭和22年3月には鳴南市、同年5月より現在の鳴門市の字名となる。

世帯数と人口[編集]

2022年(令和4年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
撫養町木津 1,245世帯 2,681人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

番地 小学校 中学校
全域 鳴門市立第一小学校 鳴門市立第一中学校

施設[編集]

かつて存在した施設[編集]

交通[編集]

金比羅前駅
教会前駅
鳴門インターチェンジ

鉄道[編集]

道路[編集]

高速道路
国道
都道府県道

路線バス[編集]

徳島バス
  • 金比羅前
  • 教会前

脚注[編集]

  1. ^ a b 鳴門市世帯数・人口月報”. 鳴門市 (2021年7月31日). 2022年8月21日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月21日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月21日閲覧。
  4. ^ 新編国歌大観勅撰集
  5. ^ 鳴門市立幼稚園、小学校及び中学校の通園及び通学区域に関する規則”. 鳴門市. 2022年8月21日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]