探偵が早すぎる

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探偵が早すぎる
著者 井上真偽
イラスト uki
発行日 上巻:2017年5月19日
下巻:2017年7月21日
発行元 講談社
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫判
ページ数 上巻:288
下巻:304
公式サイト 上巻:『探偵が早すぎる(上)』:講談社BOOK倶楽部
下巻:『探偵が早すぎる(下)』:講談社BOOK倶楽部
コード 上巻:ISBN 978-4-06-294071-9
下巻:ISBN 978-4-06-294080-1
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探偵が早すぎる』(たんていがはやすぎる)は、日本作家である井上真偽による推理小説

講談社講談社タイガ〉より、2017年5月19日に上巻が、7月21日に下巻が、書き下ろしで刊行された[1]。発売後約10日で、重版が決定している[2]。同年9月時点で、上巻は4刷、下巻は3刷を記録している[3]。カバーイラストはukiが手がけ、カバーデザインは坂野公一(welle design)が担当している[4][5]

2018年、読売テレビの制作により、日本テレビ系でテレビドラマ化される[6]

あらすじ[編集]

高校生の一華は、父・瑛の死に伴って、5兆円という莫大な資産を相続する。一華は、その資産を狙う父の兄弟姉妹から命を狙われる身となる。

麻百合は、朱鳥の命令を受け、七友商事に勤める鏑木秀英に、一華を殺すための犯罪計画を立ててもらうことにする。やがて、計画が実行されることになる。製薬会社で営業をしていた若竹友成は、六強に依頼されて、シドニージョウゴグモという毒グモを使った暗殺計画を実行する。透と乃亜は、児童養護施設から逃げ出してきて、線路下の歩道トンネルの中に身を隠していた。そこで2人は、白いコートを着た女の人と会う。

親戚が集まり、四十九日の法要が始まる。様々な思わくがうずまく中で、壬流古の婚約者が何らかの合図と思われるアクションをとる。牟太は、大学の後輩である佐野修平が発案したトリック墓地に仕掛ける。一方で、紗霧はまた別のトリックを仕掛けていた。大日本インペリアルステートホテルで、会食が行われる。そこでも数々のトリックが一華を待ち受けていた。

登場人物[編集]

大陀羅(だいだら)家の人々
勝光(かつみつ)
98歳。
亜謄蛇(あとうだ)
勝光の長男。
亮司(りょうじ)
亜謄蛇の長男。
紗霧(さぎり)
亜謄蛇の長女。
朱鳥(あけどり)
勝光の長女。
麻百合(マユリ)
朱鳥の長女。
壬流古(ミルコ)
朱鳥の長男。
牟太(ムタ)
朱鳥の次男。
芽瑠璃(メルリ)
朱鳥の次女。
瑛(あきら)
勝光の隠し子。
一華(いちか)
瑛の娘。
六強(りくごう)
勝光の次男。
陣香(じんか)
勝光の次女。
竜精(りゅうせい)
勝光の三男。
貴人(たかひと)
勝光の四男。
天后(あまご)
勝光の三女。

書評[編集]

推理作家辻真先は、「探偵も作者も、犯人や読者相手に肉を斬らせて骨を断つ意気込み。前作とは違った形の挑戦に敬服する」と評している[7]。ライターの立花ももは、「こんなにトリッキーで面白い探偵小説を読むのは久しぶりである」と評している[8]読売新聞では、「事故死に見せるための〈完全犯罪〉の仕掛けは奇想天外で、些末な端緒からそれを見抜く探偵との駆け引きは興味深い」という書評を掲載している[9]

テレビドラマ[編集]

探偵が早すぎる
ジャンル テレビドラマ
放送時間 木曜 23:59 - 翌0:54(55分)
放送期間 2018年7月19日 - (予定)
放送国 日本の旗 日本
制作局 読売テレビ
監督 湯浅弘章
瑠東東一郎
原作 井上真偽
『探偵が早すぎる』
脚本 宇田学
プロデューサー 前西和成(CP
中山喬詞
白石裕菜
河野美里
出演者 滝藤賢一
広瀬アリス
水野美紀
外部リンク 公式サイト
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2018年7月19日から、読売テレビの制作により日本テレビ系『木曜ドラマF』にて放送される予定である。主演は滝藤賢一広瀬アリス[6]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

千曲川光(ちくまがわ ひかる)
演 - 滝藤賢一
探偵。
十川一華(そがわ いちか)〈21〉
演 - 広瀬アリス
女子大生。父・瑛の遺産5兆円を相続することになる。
橋田政子(はしだ まさこ)
演 - 水野美紀
一華の母親変わりの家政婦。

大陀羅一族[編集]

大陀羅朱鳥(だいだら あけどり)〈56〉
演 - 片平なぎさ[10]
大陀羅家の長女。
大陀羅麻百合(だいだら まゆり)〈28〉
演 - 結城モエ
朱鳥の娘。
大陀羅壬流古(だいだら みるこ)〈33〉
演 - 桐山漣
朱鳥の息子。
大陀羅亜謄蛇(だいだら あとうだ)〈52〉
演 - 神保悟志
大陀羅家の長男。

一華の大学[編集]

城之内翼(じょうのうち つばさ)〈21〉
演 - 佐藤寛太
一華と同じ大学に通う大学生。一華が恋心を持っている。
山崎未夏(やまざき みか)〈21〉
演 - 南乃彩希
一華の親友。
阿部律音(あべ りつね)〈21〉
演 - 水島麻理奈
一華の親友。

その他[編集]

十川純華(そがわ すみか)
演 - 新山千春
一華の亡き母。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 井上真偽『探偵が早すぎる』(講談社タイガ刊)
  • 脚本 - 宇田学
  • 監督 - 湯浅弘章瑠東東一郎
  • 音楽 - イケガミキヨシ
  • チーフプロデューサー - 前西和成
  • プロデューサー - 中山喬詞、白石裕菜(ホリプロ)、河野美里(ホリプロ)
  • 制作協力 - ホリプロ
  • 制作著作 - 読売テレビ

脚注[編集]

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外部リンク[編集]

読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜ドラマF
前番組 番組名 次番組
探偵が早すぎる
(2018年7月19日 - )
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