拡張式寒冷地被服システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

拡張式寒冷地被服システムECWCS: Extended Cold Weather Clothing System)は、マサチューセッツ州にあるアメリカ陸軍ネイティック研究・開発・技術・センター(: the U.S. Army Natick Research, Development and Engineering Center)によって1980年代に開発された保護服システムである。

第1世代[編集]

華氏40度(摂氏4.4度)から華氏-60度(摂氏-51.1度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。

23種類の被服を、薄手のものから順番に重ね着する。

第2世代[編集]

華氏40度(摂氏4.4度)から華氏-40度(摂氏-40度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。

  • 薄手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下を追加
  • パイル織物のシャツとオーバーオールをフリースのジャケットとオーバーオールに変更

第3世代[編集]

華氏45度(摂氏7.2度)から華氏-50度(摂氏-45.6度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。

第1世代と第2世代は、薄手のものから順番に重ね着することで対応していたが、第3世代は拡張式気候戦場戦士被服システム(: Extended Climate Warfighter Clothing System)を参考にし、上半身7種類(アンダーシャツ2種、ジャケット4種、コート1種)・下半身5種類(ズボン下2種、ズボン3種)を組み合わせたシステムとなっている。

  • 薄手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
  • やや厚手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
  • フリースジャケット
  • ウインドジャケット
  • 撥水生地のジャケットとズボン
  • 防水透湿生地のジャケットとズボン
  • 中綿入りコートとズボン