抱きしめてTONIGHT
ナビゲーションに移動
検索に移動
「抱きしめてTONIGHT」 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
田原俊彦 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『Dancin'』 | ||||||||||
A面 | 抱きしめてTONIGHT | |||||||||
B面 | がんばれよナ先生 | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | EPレコード、8センチCDシングル、カセットシングル | |||||||||
録音 | 1988年 | |||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||||||||
作詞・作曲 |
森浩美(作詞) 筒美京平(作曲) | |||||||||
プロデュース | ジャニー喜多川 | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
田原俊彦 シングル 年表 | ||||||||||
| ||||||||||
|
「抱きしめてTONIGHT」(だきしめてトゥナイト)は、1988年4月にリリースした田原俊彦の32作目のシングル。
概要[編集]
- 田原の作品として初めて8センチCDシングルが発売され、このシングル以降の5作品は3形態(EPレコード、8センチCDシングル、カセットシングル)が同時に発売された。
- デビューから前作までのジャケットデザインは、松田聖子や堀ちえみなど多くのアイドルアーティストの作品を手がけた山田充が担当していたが、本作から三ツ井正澄が担当した。
- バックダンサーは、元ジャPAニーズの乃生佳之と当時CHA-CHAのメンバーでもあった木野正人が務めた。「ザ・ベストテン」などのテレビの音楽番組では田原と一緒に出演していた。乃生はジャニー喜多川から電話でオファーを受けた際に難色を示していたが、振付を担当していたボビー吉野の指名により翻意したという逸話がある[1]。
評価[編集]
オリコンシングルチャートでは最高3位にランクインしたが、音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)『歌のトップテン』(日本テレビ系)では1位にランクイン。両番組の年間チャートでは、ジャニーズ及びレコード会社の後輩であった光GENJIの「パラダイス銀河」を抑えて1位となった[2][3]。『ザ・ベストテン』における本作の登場週数は14回である[2]。
同曲のヒットで、当初1988年大晦日の「第39回紅白歌合戦」[注 1]に2年ぶりの復帰出場が決まっていた。だが、前年の「第38回紅白歌合戦」に落選した事もあって、田原自ら紅白歌合戦からの「卒業」を宣言し、敢えて紅白出演を辞退した(田原の代替出演は当時同じジャニーズ事務所所属だった男闘呼組)。その後も田原は一度も紅白に出場していない。なお、1988年度の日本有線大賞でも最優秀ヒット賞に選ばれたが[注 2]、会場での披露を固辞するメッセージが流された。
収録曲[編集]
- 抱きしめてTONIGHT(演奏時間 4:13)
- 自身が主演したフジテレビ系テレビドラマ『教師びんびん物語』の主題歌として使用された。
- 同局系列で放送されていたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、この曲を利用した「抱きしめてTONIGHTものまねメドレー選手権」というコーナーがあった。
- アルバム『Dancin'』では1曲目にロングヴァージョンとしてリミックスされている。
- 前奏部分が、横浜FCの三浦知良のチャントに使用されている。
- がんばれよナ先生(演奏時間 4:04)
参加ミュージシャン[編集]
- 岡本郭男(Drums)
- 長岡道夫(E.Bass)
- 今剛(E.Guitar)
- 矢島マキ(Keyboards)
- 数原晋(Trumpet)
- 西山健治(Trombone)
- ジェイク・H・コンセプション(Sax)
- 友田啓明グループ(Violin)
- ミュージッククリエイション(子供コーラス)
- 助川宏(Synth.Operator)
販売形態[編集]
規格 | 発売日 | リリース | 品番 | 収録トラック |
---|---|---|---|---|
EP | 1988年4月21日 | ポニーキャニオン | 7A 0843 | A面:抱きしめてTONIGHT B面:がんばれよナ先生 |
CT | 10P 13222 | A面:「抱きしめてTONIGHT」「がんばれよナ先生」 B面:上記2曲のオリジナルカラオケ | ||
CD | S10A 0022 | 1:抱きしめてTONIGHT 2:がんばれよナ先生 |
カバー[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 『第39回NHK紅白歌合戦』1988年12月31日放送、NHK総合テレビジョン
- ^ 『第21回日本有線大賞』1988年12月2日放送、TBSテレビ[4]。この日は金曜日のため、19:00の『クイズこれはウマい!』と19:30の『野生の王国』(MBS制作)、20:00の『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』の3番組が休止となった。
出典[編集]
- ^ 岡野誠 (2019年9月4日). “ジャニー喜多川氏、名曲を生んだプロデュース秘話 突然の電話が運命を変える(1)”. bizSPA!フレッシュ. 扶桑社. 2019年9月11日閲覧。
- ^ a b c 岡野誠 (2019年9月4日). “ジャニー喜多川氏、名曲を生んだプロデュース秘話 突然の電話が運命を変える(2)”. bizSPA!フレッシュ. 扶桑社. 2019年9月11日閲覧。
- ^ a b “田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」B面扱いの予定だった”. NEWSポストセブン. 小学館 (2012年3月28日). 2019年9月11日閲覧。
- ^ “HISTORY 日本有線大賞 第21回(1988年)”. キャンシステム株式会社. 2019年9月11日閲覧。
|
|
|