折り本

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折り本(おりほん)とは、横に長くつなぎ合わせたを一定間隔で折り畳んで作る製本方法(蛇腹)。または、そのような方法によって製本した本。折本(おりほん)と表記することもある[1]。先頭の部分と最後の部分に丈夫な表紙を取り付け、帖装本(じょうそうぼん)と呼ぶこともある。糸によって綴じる製本方法ではないので、この方法を用いると綴じ目がなくなる。

巻子本を一定間隔で折ると折り本となることから、巻子本の変形したものと言える[1]。巻子本は折り本に比べて扱いが難儀なため、常明寺大般若経のように巻子本を折り本に改装したものもある。

糸で綴じる製本方法に比べると簡易な製本方法で、主に本のおまけや、習字の手本、版経などに多い[1]

式辞の用紙も折り本式になっていることが多い。かつては預金通帳にもこの形式が使われた。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 春名好重 『古筆百話』 淡交社 1984 ISBN 447300872X pp.18-19.

関連項目[編集]