技術士総合技術監理部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

技術士 総合技術監理部門(ぎじゅつし そうごうぎじゅつかんりぶもん)は、技術士国家資格のうちの1つ。文部科学省管轄。 この資格を得るには、まず認定教育機関を修了するか、技術士一次試験を受験して合格し(部門は何でも良い)、修習技術者となる必要がある(技術士補登録を行う必要はない)。 その後、実務経験を7年(もしくは10年、ただし、大学院修了者は2年間短縮)を行った後で技術士2次試験を総合技術監理部門で受験し、合格して、技術士 (総合技術監理部門)の登録を行う。 国家試験は年1回実施する。実施は日本技術士会

試験科目[編集]

二次試験[編集]

筆記試験
  • 必須科目
  1. 総合技術監理一般
  • 選択科目
  1. 機械 - 機械設計
  2. 機械 - 材料力学
  3. 機械 - 機械力学制御
  4. 機械 - 動力エネルギー
  5. 機械 - 熱工学
  6. 機械 - 流体工学
  7. 機械 - 加工ファクトリーオートメーション及び産業機械
  8. 機械 - 交通・物流機械及び建設機械
  9. 機械 - ロボット
  10. 機械 - 情報・精密機器
  11. 船舶・海洋 - 船舶
  12. 船舶・海洋 - 海洋空間利用
  13. 船舶・海洋 - 舶用機器
  14. 航空・宇宙 - 機体システム
  15. 航空・宇宙 - 航行援助施設
  16. 航空・宇宙 - 宇宙環境利用
  17. 電気電子 - 発送配変電
  18. 電気電子 - 電気応用
  19. 電気電子 - 電子応用
  20. 電気電子 - 情報通信
  21. 電気電子 - 電気設備
  22. 化学 - セラミックス及び無機化学製品
  23. 化学 - 有機化学製品
  24. 化学 - 燃料及び潤滑油
  25. 化学 - 高分子製品
  26. 化学 - 化学装置及び設備
  27. 繊維 - 紡糸加工糸の方法及び設備
  28. 繊維 - 紡績及び製布
  29. 繊維 - 繊維加工
  30. 繊維 - 繊維二次製品の製造及び評価
  31. 金属 - 鉄鋼生産システム
  32. 金属 - 非鉄生産システム
  33. 金属 - 金属材料
  34. 金属 - 表面技術
  35. 金属 - 金属加工
  36. 資源工学 - 固定資源の開発及び生産
  37. 資源工学 - 流体資源の開発及び生産
  38. 資源工学 - 資源循環及び環境
  39. 建設 - 土質及び基礎
  40. 建設 - 鋼構造及びコンクリート
  41. 建設 - 都市及び地方計画
  42. 建設 - 河川砂防及び海岸海洋
  43. 建設 - 港湾及び空港
  44. 建設 - 電力土木
  45. 建設 - 道路
  46. 建設 - 鉄道
  47. 建設 - トンネル
  48. 建設 - 施工計画
  49. 建設 - 施工設備及び積算
  50. 建設 - 建設環境
  51. 上下水道 - 上水道及び工業用水道
  52. 上下水道 - 下水道
  53. 上下水道 - 水道環境
  54. 衛生工学 - 大気管理
  55. 衛生工学 - 水質管理
  56. 衛生工学 - 廃棄物管理
  57. 衛生工学 - 空気調和
  58. 衛生工学 - 建築環境
  59. 農業 - 畜産
  60. 農業 - 農芸化学
  61. 農業 - 農業土木
  62. 農業 - 農業及び蚕糸
  63. 農業 - 農村地域計画
  64. 農業 - 農村環境
  65. 農業 - 植物保護
  66. 森林 - 林業
  67. 森林 - 森林土木
  68. 森林 - 林産
  69. 森林 - 森林環境
  70. 水産 - 漁業及び増養殖
  71. 水産 - 水産加工
  72. 水産 - 水産土木
  73. 水産 - 水産水域環境
  74. 経営工学 - 生産マネジメント
  75. 経営工学 - サービスマネジメント
  76. 経営工学 - ロジスティクス
  77. 経営工学 - 数理情報
  78. 経営工学 - 金融工学
  79. 情報工学 - コンピュータ工学
  80. 情報工学 - ソフトウェア工学
  81. 情報工学 - 情報システム・データ工学
  82. 情報工学 - 情報ネットワーク
  83. 応用理学 - 物理及び化学
  84. 応用理学 - 地球物理及び地球化学
  85. 応用理学 - 地質
  86. 生物工学 - 細胞遺伝子工学
  87. 生物工学 - 生物化学工学
  88. 生物工学 - 生物環境工学
  89. 環境 - 環境保全計画
  90. 環境 - 環境測定
  91. 環境 - 自然環境保全
  92. 環境 - 環境影響評価
  93. 原子力放射線 - 原子炉システムの設計及び建設
  94. 原子力・放射線 - 原子炉システムの運転及び保守
  95. 原子力・放射線 - 核燃料サイクルの技術
  96. 原子力・放射線 - 放射線利用
  97. 原子力・放射線 - 放射線防護
口述試験

必須科目の内容[編集]

一般論[編集]

特定の要素技術を表しているわけではないという点で総合技術監理部門は他の部門と性格が異なる。総合技術監理部門は、「科学技術の高度化・複雑化に伴い、専門を横断して総合的な技術監理を行う技術者が必要である」という技術士審議会の答申に基づいて平成12年に新設された。

総合技術監理部門はこのような性格のものであるため、他の部門に比べてより長い業務経験年数を要求している。 これに対しては

  • 技術士は技術者最高の資格であるはずなのに、それよりもさらに上位の資格を作るとはどういうことなのか。このような技術者が必要ならば技術士すべてにその能力を要求するべきであって、わざわざ資格を作るということは、他の部門の技術士は技術者最高の資格ではなくなるいうことなのか。
  • 専門職管理職よりも下位であるという思想の現れではないか。
  • 総合技術監理部門の業務内容には「科学技術に関する」ものとは言えないものが含まれており、技術士法違反ではないか。

といった指摘もある。

技術士試験における総合技術監理部門の技術体系[編集]

1. 総合技術監理の要求内容と技術体系[編集]

2. 経済性管理[編集]

3. 人的資源管理[編集]

4. 情報管理[編集]

5. 安全管理[編集]

6. 社会環境管理[編集]

7. 総合技術監理と国際動向[編集]

技術士資格の特典[編集]

建設部門の技術士の配置が求められる業務、および業務上の特典は技術士#資格への評価を参照。

建設業法に基づいて建設業を営む場合、 土木一式工事業とび・土工・コンクリート工事業舗装工事業は、選択科目が建設部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限られ、 さく井工事業では選択科目を「上水道及び工業用水道」とするものに限られ、 管工事業では選択科目が旧技術士法施行規則による「流体機械」又は「暖冷房及び冷凍機械」も含み「熱工学」又は「流体工学」とするものに限られ、 機械器具設置工事業では選択科目を機械部門に係るものとするものに限られるが、 営業所ごとに置く専任技術者になることができる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]