手紙は憶えている

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手紙は憶えている
Remember
監督 アトム・エゴヤン
脚本 ベンジャミン・オーガスト英語版
製作 ロバート・ラントス英語版
アリ・ラントス
製作総指揮 マーク・マセルマン
アナント・シン
モイセス・コジオ
マイケル・ポーター
ジェフ・サガンスキー
D・マット・ゲラー
ローレンス・ガターマン
出演者 クリストファー・プラマー
ブルーノ・ガンツ
ユルゲン・プロホノフ
ハインツ・リーフェン英語版
ヘンリー・ツェニー
ディーン・ノリス
マーティン・ランドー
音楽 マイケル・ダナ
撮影 ポール・サロシー英語版
編集 クリストファー・ドナルドソン
配給 カナダの旗 エンターテインメント・ワン英語版
日本の旗 アスミック・エース
公開 2015年9月10日ベネチア国際映画祭
カナダの旗 2015年10月23日
ドイツの旗 2015年12月31日
日本の旗 2016年10月28日[1][2]
上映時間 95分
製作国 カナダの旗 カナダ
ドイツの旗 ドイツ[3]
言語 英語ドイツ語
製作費 CAD 13,000,000[4][5]
興行収入 世界の旗 $1,986,615[6]
日本の旗 4500万円[7]
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手紙は憶えている』(てがみはおぼえている、原題: Remember)は、2015年製作のカナダドイツ映画ホロコーストを題材にしたサスペンス映画アトム・エゴヤン監督。

あらすじ[編集]

ゼヴは今年90歳で、ニューヨークの介護施設で暮らしている。最近は認知症が進行し、最愛の妻、ルースが死んだことさえ忘れてしまうようになっていた。
ある日、ゼヴは友人のマックスから1通の手紙を託される。2人はアウシュビッツ収容所からの生還者で、ナチスに大切な家族を殺されていた。その手紙には2人の家族を殺したナチスの兵士に関する情報が記されていた。その兵士の名はオットー・ヴァリッシュといい、現在は"ルディ・コランダー"という偽名を使って暮らしているという。コランダーと名乗る人物は4人にまで絞り込まれていた。
体が不自由なマックスに代わりゼヴは復讐を決意、1通の手紙とかすかな記憶だけを頼りに、単身オットー・ヴァリッシュを探しに旅に出る。
手紙の指示通りに、まず鉄道でクリーブランドに向かう。
1人目のコランダーは戦時中ナチスではあったが、配属されたのは北アフリカで、アウシュビッツには関与していなかった。2人目は同性愛者であることを理由にアウシュビッツに収容されており、ゼヴと同じくナチスによる被害者であった。3人目はすでに他界しており、ゼヴは息子であるジョン・コランダーに父の友人であると嘘をつき、家に上げてもらう。彼の話では3人目のコランダーは開戦時はまだ10歳で、軍の調理人として働いていただけだった。無駄足とわかりゼヴは帰ろうとするが、腕の囚人番号からユダヤ人であることがばれてしまう。ナチ思想に傾倒していたジョンは怒り狂い、ゼヴを罵倒する。身の危険を感じたゼヴは、襲われたはずみでジョンと彼の飼い犬を撃ち殺してしまう。
その後、怪我をしたゼヴは病院へ搬送される。連絡を受けたゼヴの息子、チャールズが病院へ向かうもゼヴは病院から抜け出す。
そして4人目のコランダーの家に向かい、コランダーの娘と孫に出迎えられ、遂に"ルディ・コランダー"と対面する。コランダーの声を聞いたゼヴは、彼こそがオットー・ヴァリッシュであると確信する。コランダーに「家族に聞かれたくないから外で話そう」と促され、テラスへ移動する。その時、チャールズがコランダー家を訪れ、コランダーの娘と孫がテラスへ案内する。そこにはコランダーに銃を突きつけるゼヴがおり、3人は驚愕する。孫に銃を向けられたコランダーは、「自分は捕虜ではなくナチスであったこと、アウシュビッツのブロック長としてユダヤ人虐殺に加担したこと、ドイツ人としての本名はクニベルト・シュトルムであること」を打ち明ける。ゼヴが「ちがう、お前はオットー・ヴァリッシュだ」と問いただすもコランダーは「ゼヴこそがオットー・ヴァリッシュだ」と主張する。
話を聞けばコランダーとゼヴは2人ともアウシュビッツのブロック長であり、終戦の際、ユダヤ人であると偽ってアメリカへ渡った。腕の囚人番号もユダヤ人だと偽るために自分たちで彫ったものだという。その証拠にコランダーの左腕には、ゼヴの囚人番号より1つ若い番号が彫られていた。ゼヴは混乱し、詰め寄るコランダーを撃ってしまう。そしてチャールズの顔を見た後、頭を撃ち抜き自殺する。
後日、介護施設で老人たちがニュースを見ている。コランダー家で取り上げられている。そこへマックスが現れ、老人たちに「ゼヴの本名はオットー・ヴァリッシュであること、その正体はナチスでクニベルト・シュトルムと共にマックスの家族を殺したこと」を話す。すべてはマックスによって仕組まれた壮大な復讐だったのである。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

制作[編集]

脚本のベンジャミン・オーガスト英語版1979年生まれ)は、ニュージャージー州リビングストン出身のユダヤ人。近年、年配の俳優の作品が少ないと感じて、高齢者中心の脚本をカナダのプロデューサー、ロバート・ラントス英語版に送った。

2014年4月30日にアトム・エゴヤン監督と発表され、撮影は2014年7月14日に始まった。

脚注[編集]

外部リンク[編集]