手嶋豊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

手嶋 豊(てじま ゆたか、1959年 - )は、日本の法学者神戸大学教授

人物[編集]

専門は民法医事法

民法の分野で公表された研究成果は、不法行為法に関する判例評釈と、教科書の分担執筆に限られており、今後の積極的研究を志向している。

医事法の分野では、損害賠償と関連した判例評釈、主として読者層を医療関係者と想定した一般啓蒙的な書籍や教科書を執筆してきた。医事法では、その時点における法状況に関する情報を、簡潔かつ横断的に読者に示す入門書が十分に用意されていないという問題点が指摘されており、その空白状態を改善し、かつ自らの研究成果を社会に還元するためであった。もっとも、医療制度改革法案が公にされ、医療事故を予防する制度が構築される動きもあり、さらに、生殖補助医療を事実上規制していた周辺事情にも変化がみられること、医療過誤に関する新たな判例がその後も続いていることなど、執筆時点での社会状況が変化しつつあることを踏まえ、継続的改訂の必要性を認識している[1]

略歴[編集]

[2]

所属学会[編集]

[1]

著作[編集]

[1]

単著[編集]

  • 『医事法入門』(有斐閣,初版2005年、第2版2008年、第3版2011年)

共著[編集]

公的活動[編集]

[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 神戸大学研究者紹介システム・手嶋豊
  2. ^ a b http://www.law.kobe-u.ac.jp/staff/tejima.html

外部リンク[編集]